閉じる

閉じる

2019年の開花状況更新は終了しました。

両毛のお花見情報 見応えある花見スポットが集結

2019年6月24日更新

自然散策、グルメ、歴史探訪など魅力溢れる両毛エリア

両毛エリア 図

関東平野の北端となる群馬県の南東部と栃木県の南西部の一帯を指す。市でいうと、栃木県の足利・佐野と群馬県の館林・太田・桐生・みどり・伊勢崎など。

“両毛”と呼ばれる由来の歴史は4世紀末から5世紀前半ごろまでさかのぼる。かつて群馬県と栃木県は毛野国(けのくに)と呼ばれていたが、7世紀末ごろには上毛野国(かみつけのくに)と下毛野国(しもつけのくに)に分かれ、それが現在の2県の源となった。そしてこの、群馬県の上毛野と栃木県の下毛野にまたがる県境の地域を両毛と呼ぶようになった。

足尾山地の裾野に位置し、中央を渡良瀬川が、南端部を利根川が流れている。水と緑に恵まれ、花の名所など自然の景勝地が多く、季節ごとのイベントがたくさん行われるのも大きな特徴だ。
東京からは60〜100kmの距離で、東武鉄道の浅草駅からは約1時間で行ける。

定番から変わり種まで

両毛で見られる春の花

両毛エリアで見られる春の花から、13種類をスポットと一緒にご紹介。
見応えある花見スポットから寄り道しながら味わえるところまで。

  • 桜
  • つつじ
  • しだれ桜
  • 藤
  • バラ
  • チューリップ
  • 花桃
  • クマガイソウ
  • 芝桜
  • ボケ
  • ぼたん
  • 花しょうぶ
  • カタクリ
桜

種類が多く、花見時期の人気ナンバーワン

日本の国花であり、日本人がもっともその開花時期を気にする花。これほど満開が待ち望まれる花はほかにない。現代は「花見=桜=お酒とご馳走」となっているが、一斉に咲き誇りあっという間に散ってしまう様はかつて生と死を象徴しているともいわれた。きちんと花の美しさを愛でる心は忘れないようにしたい。開花時期は3月下旬から4月上旬。

見ごろの時期をカレンダーでチェック

桜が見られるスポット

  • 佐野市

    城山公園

    明治時代に開設された、駅近くにある文化財指定公園

    城山公園

    佐野城跡にあり、市の史跡および名勝として文化財に指定されている。開設は1889年(明治22年)。春は桜やつつじの名所として広く知られ、多くの花見客で溢れかえる。ソメイヨシノは約300本植栽。また、紅葉も楽しめるなど、1年を通して散策できる。園内には「万葉の里・城山記念館」があり、佐野城発掘調査による資料も見られる。

    Data

    • 住所:栃木県佐野市若松町504
    • 問い合わせ:0283-21-5111(佐野市観光協会)
    • アクセス:東武佐野線佐野駅より徒歩約1分
  • 佐野市

    佐柄見の桜

    遠景を撮影する人が多い田園風景のなかの桜

    佐柄見の桜

    “佐柄見の桜”として知られている。自然豊かな田園風景のなか、緑を背景に秋山川の河川敷にソメイヨシノが立ち並ぶ名所。遠方から見ても近くで見ても桜の魅力が楽しめるのが特徴の、のどかなスポット。菜の花なども咲き乱れ、桜のピンクとのコントラストが美しい。フォトスポットとしても人気で、カメラを持った人も多く訪れる。

    Data

    • 住所:栃木県佐野市牧町
    • 問い合わせ:0283-21-5111(佐野市観光協会)
    • アクセス:東武佐野線葛生駅より市営バスで約15分、上牧バス停下車徒歩約15分
  • 足利市

    足利公園

    歴史を感じられると同時に桜のお祭りも楽しめる

    足利公園

    栃木県足利市の中心市街地から西の丘陵地南にある公園で、市内や渡良瀬川が一望できる。円墳や前方後円墳といった貴重な古墳が10基あり、近くには八雲神社、福厳寺、草雲美術館などもある。1883年(明治16年)の開設当初から桜とつつじの名所としても知られ、約350本もの桜が咲き誇る様は圧巻。開花時期はイベントなども行われる。

    Data

    • 住所:栃木県足利市緑町1
    • 問い合わせ:0284-40-1787(公益財団法人足利市みどりと文化・スポーツ財団 花とみどりの課)
    • アクセス:東武伊勢崎線足利市駅より徒歩約30分
  • 足利市

    鑁阿寺

    「大日様」は春も秋も大きな木々が観賞できる

    鑁阿寺

    源姓足利氏2代目の足利義兼が鎌倉時代の1196年(建久7年)に建立した真言宗大日派の本山。3代目の足利義氏の時代に、足利一門の氏寺となった。現在も周囲に土塁と堀がめぐらされており、境内には国宝指定の本堂など貴重な建造物が多く、国の史跡に指定された。市民からは「大日様」と呼ばれ親しまれており、春はみごとな桜が見られる。

    Data

    • 住所:栃木県足利市家富町2220
    • 問い合わせ:0284-41-2627
    • アクセス:東武伊勢崎線足利市駅より徒歩約15分
    • 拝観料:境内は無料。本堂、一切経堂の拝観・説明は15人まで6000円、1人増えるごとに400円
  • 太田市

    八瀬川

    「さくらプロムナード」で桜のシャワーを浴びられる

    八瀬川

    太田市の中心を流れる八瀬川の約760mの両岸には約150本ものソメイヨシノが植栽されている。川にせり出すように枝を伸ばす桜が満開になると、散らした花びらと水面に映る満開の花が重なり、魅力が数倍にもなるといわれている。夜桜も見られるし、開花時期は露店なども出る。近くの八瀬川公園には子ども用の遊具もあり桜もある。

    Data

    • 住所:群馬県太田市本町・八幡町
    • 問い合わせ:0276-47-1111(太田市観光協会)
    • アクセス:東武伊勢崎線太田駅より徒歩約20分
    • ◆桜まつりは毎年3月下旬〜4月初旬の1日。2019年は3月31日開催
  • 桐生市

    桐生が岡動物園・遊園地

    子どもから大人まで楽しめる動物園と遊園地

    桐生が岡動物園・遊園地

    遊園地と動物園が隣接している市の施設。入園料はいずれも無料でアトラクション利用料のみ有料。ただし安価。動物園は自然の丘陵にあり、動物を見ながらハイキングをしている気分になれる。400本以上の桜やつつじなどが花を咲かせ、大人も子どもも楽しめる施設となっている。象の向こうに桜が満開という動物園ならではの景色が楽しい。

    Data

    • 住所:群馬県桐生市宮本町4-1-1(遊園地)、群馬県桐生市宮本町3-8-13(動物園)
    • 問い合わせ:0277-22-7580(遊園地)、0277-22-4442(動物園)
    • アクセス:東武桐生線新桐生駅よりおりひめバス乗車、有鄰館前バス停下車、徒歩約5分
  • 桐生市

    種類豊富な桜並木で賑やかなイベントが行われる

    黒保根運動公園

    渡良瀬川のほとりにある運動公園。ソフトボール場やテニスコートがあり、ラグビー・サッカーもできる公園。それぞれ利用する場合は料金がかかるが、ほとりに咲く花はもちろん無料で見られる。カワヅザクラ、ソメイヨシノなど、多くの品種の桜が約300本あり、出店やステージイベントなどが行われる「くろほね桜まつり」が毎年開催。

    Data

    • 住所:群馬県桐生市黒保根町水沼地内
    • 問い合わせ:0277-46-1111(桐生市産業経済部観光交流課)
    • アクセス:わたらせ渓谷鐵道水沼駅より徒歩約1分
  • 伊勢崎市

    華蔵寺公園

    大人も子どもも楽しめる充実した設備の大公園

    華蔵寺公園

    明治時代に伊勢崎公園として開園。「都市公園100選」にも選ばれている。競技場や市民プール、ジョギングコースなどの運動施設が充実しており、遊具のある公園施設のほか、大観覧車で知られる「華蔵寺公園遊園地」もある。春には約1000本のソメイヨシノ、約5000本のつつじが咲き、6月ごろには約3000株の花菖蒲が観賞できる。

    Data

    • 住所:群馬県伊勢崎市華蔵寺町1
    • 問い合わせ:0270-20-3333(いせさき市民のもり公園管理事務所)
    • アクセス:東武伊勢崎線伊勢崎駅より徒歩約30分
  • みどり市

    ながめ公園

    真っ赤な高津戸橋に負けない鮮やかな花々を観賞

    ながめ公園

    公園から望む渡良瀬川高津戸峡の眺めがいいためその名が付いた。園内には1937年(昭和12年)に建てられた木造二階建ての劇場「ながめ余興場」があり、寄席やダンス発表会などが行われることもある。そこから高津戸峡にかけて約50本のソメイヨシノがあり、遊歩道を歩きながら観賞ができる。ほかにつつじや藤の花も見ることができる。

    Data

    • 住所:群馬県みどり市大字大間々1635
    • 問い合わせ:0277-72-1968
    • アクセス:東武桐生線赤城駅より徒歩約20分、またはわたらせ渓谷鐵道大間々駅より徒歩約8分
  • みどり市

    鹿の川沼

    ライトアップされた見事な桜が川に映って幻想的

    鹿の川沼

    「岩宿の里」にある鹿の川沼の土手には約250mにわたって約75本の桜並木がある。夜間はライトアップもされていて、水面に映るピンクの花がなんとも幻想的。もちろん昼間も桜のトンネルがあり、通ると静かな興奮が感じられる。桜が満開になる前に稲荷山ではカタクリの群生が花を開き、この時期は「カタクリさくらまつり」が開催される。

    Data

    • 住所:群馬県みどり市笠懸町阿佐美
    • 問い合わせ:0277-76-1270(みどり市産業観光部観光課)
    • アクセス:東武桐生線阿佐美駅、または相老駅より徒歩約50分
  • みどり市

    草木ダム直下

    隠れた名所だったが、徐々に知名度がアップ

    草木ダム直下

    1977年(昭和52年)、渡良瀬川に建設された多目的ダムで、周辺にはウォーキングコースがありダム施設見学なども行われている。ダム直下には「水の広場」があり、春は桜が満開となる。周囲をぐるりと桜の木が囲むような形になり、ダムを見上げたり渓谷を眺めたりできる。夜間はライトアップされ、近年人気が上昇中の穴場。

    Data

    • 住所:群馬県みどり市東町座間564
    • 問い合わせ:0277-76-1270(みどり市産業観光部観光課)
    • アクセス:わたらせ渓谷鐵道神戸駅より徒歩約15分
  • 邑楽町

    多々良沼公園

    整備が進んだ広大な公園で藤や桜が咲き誇る

    多々良沼公園

    群馬県の邑楽郡邑楽町と館林市日向町にまたがって整備されている、98haもの広大な公園。沼へ突き出たところには浮島弁財天という社があり11月から3月下旬までは白鳥の飛来も見られる。100mほどの藤棚のトンネルや130本を超えるソメイヨシノ、つつじなどが華やかな景観を作り上げている。沼に桜が映える時期は花見客も大勢来園する。

    Data

    • 住所:群馬県館林市松沼町30-10(公園管理事務所)
    • 問い合わせ:0276-56-9978
    • アクセス:東武伊勢崎線多々良駅より徒歩約30分
  • 邑楽町

    浮島弁財天へ続く遊歩道

    沼に突き出た社から沼のほとりをぐるりと眺める

    浮島弁財天へ続く遊歩道

    多々良沼公園の沼中心に向かって橋で繋がり突き出しているのが「浮島弁財天」。公園を散歩してここへ来る途中には130本を超えるソメイヨシノの桜並木があり、浮島に着いたら沼の周りを360度眺めることができ、桜並木の全景を遠くから眺めることもできる。ほかにも黄色や紫の花々が望めて、どこの花を見に行くかを浮島で決めるのもいい。

    Data

    • 住所:群馬県邑楽郡邑楽町鶉新田40-2
    • 問い合わせ:0276-56-9978(公園管理事務所)
    • アクセス:東武伊勢崎線多々良駅より徒歩約30分
つつじ

色鮮やかな花が群生する馴染み深い多品種の花

つつじ

日本でも各地に自生する馴染み深い花だが、これは品種ではなく、ツツジ科ツツジ属の総称。品種でいうと低木から高木、花の大きさ、色などさまざまな種類がある。名前の由来は花が筒状になっているという説や花が次々に連なって咲くことから「続き」が語源になっているという説がある。品種によって異なるが4月中旬から5月上旬が開花時期。

見ごろの時期をカレンダーでチェック

つつじが見られるスポット

  • 佐野市

    唐沢山

    県立自然公園でもある自然の宝庫

    唐沢山

    標高約240mで田沼駅の東に位置する。眺望もよく、深い谷や四季折々の花々が鑑賞できる。山一丵が平将門を敗った藤原秀郷の居城だったといわれる唐沢山城跡であり、本丸があった山頂には唐澤山神社が建てられている。境内でもつつじなどさまざまな草木の美しさを堪能することができる。唐沢山城跡は続・日本百名城、関東七名城のひとつで国指定史跡。

    Data

    • 住所:栃木県佐野市富士町
    • 問い合わせ:0283-21-5111(佐野市観光協会)
    • アクセス:東武佐野線田沼駅より徒歩約70分
  • 館林市

    つつじが岡公園

    約1万株のつつじが視界いっぱいに広がる

    つつじが岡公園

    つつじの咲き誇る景観が国の名勝に指定されている、歴史ある公園。芝生広場や緑道、噴水の池、日本庭園、イベント広場などの施設があり、夏はハスの花が見られる遊覧船も運航する。その名の通り、日本一といっても過言ではないつつじの名所で、樹齢約800年ともいわれる「勾当内侍遺愛のつつじ」などの古木や「宇宙ツツジ」などが見られる。

    Data

    • 住所:群馬県館林市花山町3278
    • 問い合わせ:0276-74-5233
    • アクセス:東武伊勢崎線館林駅より徒歩約35分
    • ◆「つつじまつり」の期間のみ入園料あり。開花具合によって料金は変動。
  • 伊勢崎市

    弘教寺

    つつじ寺として親しまれる歴史ある寺院

    弘教寺

    親鸞聖人を開祖とする寺院。安政7年に現在地に創建され、1872年(明治5年)に弘教寺に。大正時代に3代目住職が境内地の一部を造園。そこから90年以上経過した現在もつつじの大樹が美しい花を咲かせ、「つつじ寺」の愛称で親しまれている。春はほかにも藤やぼたんなどが色とりどりの花を開き、荘厳ななかに安らぎの雰囲気を醸している。

    Data

    • 住所:群馬県伊勢崎市境米岡279-2
    • 問い合わせ:0270-74-0573
    • アクセス:東武伊勢崎線境町駅より徒歩約15分
  • 足利市

    あしかがフラワーパーク

    日本一になったライトアップも大人気の「花と光の楽園」

    あしかがフラワーパーク

    1968年(昭和43年)に開園した「早川農園」が開発のため1997年(平成9年)に移設し「あしかがフラワーパーク」としてオープン。樹齢150年を越える大藤をはじめとした四季折々の花が観賞できる。600畳敷きの藤棚や長さ80mにもおよぶ白藤のトンネルは圧巻。ほかに5000本のつつじ、1500株のシャクナゲ、20000球のチューリップなど。

    Data

    • 住所:栃木県足利市迫間町607
    • 問い合わせ:0284-91-4939
    • アクセス:東部伊勢崎線足利市駅より徒歩約100分。土日祝はシャトルバス利用で約30分(運休の場合もあり)
    • 入園料:大人300〜1800円(花の咲き具合により料金は変動)
    • 開園時間:9:00〜18:00(4月13日より7:00開園。夏季・冬季・イベント時も開園時間は変動) 無休
しだれ桜

花見時期の影の主役は派手さではなく幻想的に咲く

しだれ桜

枝が柳のように垂れ下がる桜の一種で、幻想的な魅力が人気。赤・白・ピンクの花をたくさん咲かせ、糸を垂らしたような姿から糸桜という別名も持つ。種類が多い桜の中のひとつでありながら、枝垂れ桜自体もいくつか種類がある。寿命が長いのも特徴。3月下旬から4月が開花時期だが、ソメイヨシノよりも1週間ほど早く開花する。

見ごろの時期をカレンダーでチェック

しだれ桜が見られるスポット

  • 佐野市

    満願寺

    樹齢約300年の枝垂れ桜が圧巻のお寺

    満願寺

    1203年(建仁3年)に開山した寶玉山満願禪寺。六地蔵や観音堂、開山堂、延命地蔵尊、などがあり、山門近くのみごとな枝垂れ桜が有名。樹齢約300年といわれ、高さは15mほどもある大木。薄く淡い桃色の桜が四方に垂れ下がり花が流れ落ちてくるような様は圧巻。桜が咲く時期には甘茶を振る舞うサービスがあることも。

    Data

    • 住所:栃木県佐野市赤見町3223
    • 問い合わせ:0283-21-5111(佐野市観光協会)
    • アクセス:東武佐野線佐野駅より市営バスで約30分、満願寺バス停下車徒歩約1分
  • 佐野市

    関場のしだれ桜

    佐野市の天然記念物に指定される枝垂れ桜の大木

    関場のしだれ桜

    県道200号線の近くにある古代生活体験村の横にあるのが、地元では下秋山の自慢のひとつ“関場の枝垂れ桜”として知られる大樹。樹齢約350年で高さは約20m、東西20m南北28mというみごとな枝垂れ桜は、1962年(昭和37年)に市の天然記念物に指定されている。一本桜だが、開花時期には花見客がたくさん訪れる。

    Data

    • 住所:栃木県佐野市秋山町771 古代生活体験村南側
    • 問い合わせ:0283-21-5111(佐野市観光協会)
    • アクセス:東武佐野線葛生駅より市営バスで約35分、あきやま学寮前バス停下車徒歩約5分
  • 足利市

    旧袋川

    川面に映る枝垂れ桜も情緒がある、残しておきたいスポット

    旧袋川

    72本の枝垂れ桜が並び、毎年多くの人が桜を眺めながら川沿いを歩く。昔は桜土手とも呼ばれた時期があり、川に船が浮かべられ、そこから桜を眺めるというなんとも贅沢な花見が行われていたともいわれている。現在の旧袋川は途中から暗渠化されているので、船からの花見は叶わないが、枝垂れ桜並木は健在。水面に落ちる花びらも美しい。

    Data

    • 住所:栃木県足利市田所町
    • 問い合わせ:0284-20-2165(足利市観光振興課)
    • アクセス:東武伊勢崎線足利市駅より徒歩約50分
藤

大きな藤棚や藤のトンネルは思わず声が漏れる迫力

マメ科のツル性落葉低木で小さな蝶のような形の小花をいくつも咲かせ、それが房状に垂れ下がるため棚にツルを巻き付かせることが多い。いわゆる藤棚だ。4月から6月が開花時期で、毎年ゴールデンウイークあたりに見ごろを迎える名所も多い。藤棚や大きな藤のトンネルなど、薄紫の花が幻想的で美しい空間を作り出してくれる。

見ごろの時期をカレンダーでチェック

藤が見られるスポット

  • 足利市

    あしかがフラワーパーク

    日本一になったライトアップも大人気の「花と光の楽園」

    あしかがフラワーパーク

    1968年(昭和43年)に開園した「早川農園」が開発のため1997年(平成9年)に移設し「あしかがフラワーパーク」としてオープン。樹齢150年を越える大藤をはじめとした四季折々の花が観賞できる。600畳敷きの藤棚や長さ80mにもおよぶ白藤のトンネルは圧巻。ほかに5000本のつつじ、1500株のシャクナゲ、20000球のチューリップなど。

    Data

    • 住所:栃木県足利市迫間町607
    • 問い合わせ:0284-91-4939
    • アクセス:東部伊勢崎線足利市駅より徒歩約100分。土日祝はシャトルバス利用で約30分(運休の場合もあり)
    • 入園料:大人300〜1800円(花の咲き具合により料金は変動)
    • 開園時間:9:00〜18:00(4月13日より7:00開園。夏季・冬季・イベント時も開園時間は変動) 無休
  • 邑楽町

    多々良沼公園

    整備が進んだ広大な公園で藤や桜が咲き誇る

    多々良沼公園

    群馬県の邑楽郡邑楽町と館林市日向町にまたがって整備されている、98haもの広大な公園。沼へ突き出たところには浮島弁財天という社があり11月から3月下旬までは白鳥の飛来も見られる。100mほどの藤棚のトンネルや130本を超えるソメイヨシノ、つつじなどが華やかな景観を作り上げている。沼に桜が映える時期は花見客も大勢来園する。

    Data

    • 住所:群馬県館林市松沼町30-10(公園管理事務所)
    • 問い合わせ:0276-56-9978
    • アクセス:東武伊勢崎線多々良駅より徒歩約30分
  • 邑楽町

    浮島弁財天へ続く遊歩道

    沼に突き出た社から沼のほとりをぐるりと眺める

    浮島弁財天へ続く遊歩道

    多々良沼公園の沼中心に向かって橋で繋がり突き出しているのが「浮島弁財天」。公園を散歩してここへ来る途中には130本を超えるソメイヨシノの桜並木があり、浮島に着いたら沼の周りを360度眺めることができ、桜並木の全景を遠くから眺めることもできる。ほかにも黄色や紫の花々が望めて、どこの花を見に行くかを浮島で決めるのもいい。

    Data

    • 住所:群馬県邑楽郡邑楽町鶉新田40-2
    • 問い合わせ:0276-56-9978(公園管理事務所)
    • アクセス:東武伊勢崎線多々良駅より徒歩約30分
バラ

花びらの重なりの美しさと香りで多くの人が愛する花

バラ

世界中で古くからたくさんの人に愛されている花で、その美しさとともに香りも人気が高く、香料の原料にもされている。人気ゆえか、盛んに品種改良が重ねられている。茎にトゲがあることも知られ、名前の由来は“いばら”から来ているともいわれている。品種によるが5月から10月が開花時期。6月に咲く品種がもっとも多い。

見ごろの時期をカレンダーでチェック

バラが見られるスポット

  • 館林市

    東武トレジャーガーデン

    バラで癒される、毎年春に行きたい花のガーデン

    東武トレジャーガーデン

    約4000種100万株のさまざまな花が植栽されている花園。約8万平方mの園内にはローズガーデンやスプリングガーデンなど、花の種類によって区分けがされており、花桃、ネモフィラなど、春は特に多くの花々が観賞できる他に類を見ない花のガーデン。

    Data

    • 住所:群馬県館林市堀工町1050
    • 問い合わせ:0276-55-0750
    • アクセス:東武伊勢崎線茂林寺前駅より徒歩約15分
    • 開園時間:9:00〜17:00(4月20日〜6月2日)、10:00〜16:30(10月上旬〜11月上旬)※入園は閉園の30分前まで。季節により変動あり、要確認
    • 入園料:500円〜1200円(中学生以上)※季節により変動あり、要確認
  • 足利市

    あしかがフラワーパーク

    日本一になったライトアップも大人気の「花と光の楽園」

    あしかがフラワーパーク

    1968年(昭和43年)に開園した「早川農園」が開発のため1997年(平成9年)に移設し「あしかがフラワーパーク」としてオープン。樹齢150年を越える大藤をはじめとした四季折々の花が観賞できる。600畳敷きの藤棚や長さ80mにもおよぶ白藤のトンネルは圧巻。ほかに5000本のつつじ、1500株のシャクナゲ、20000球のチューリップなど。

    Data

    • 住所:栃木県足利市迫間町607
    • 問い合わせ:0284-91-4939
    • アクセス:東部伊勢崎線足利市駅より徒歩約100分。土日祝はシャトルバス利用で約30分(運休の場合もあり)
    • 入園料:大人300〜1800円(花の咲き具合により料金は変動)
    • 開園時間:9:00〜18:00(4月13日より7:00開園。夏季・冬季・イベント時も開園時間は変動) 無休
チューリップ

赤白黄色♪にピンクも紫もある球根から伸びる花

チューリップ

ユリ科の多年草。原産はアジアで16世紀にトルコで多く栽培され、ヨーロッパに伝わった。その後オランダとイギリスで多数の品種が生み出される。日本へは19世紀に伝わり、和名は鬱金香(ウッコンコウ)だが定着はしていない。4月から5月に咲く品種が多く、咲き方もさまざまだが、多くの人が壺のような形のイメージを持っている。

見ごろの時期をカレンダーでチェック

チューリップが見られるスポット

  • 桐生市

    吾妻公園

    10000球を超えるチューリップや桜を満喫できる自然公園

    吾妻公園

    吾妻山の麓にある自然豊かな公園。約10000球のチューリップや500本の桜をはじめ、つつじ、花菖蒲、アジサイ、菊などさまざまな花が目を楽しませてくれる。色彩豊かな「チューリップまつり」など人気のイベントも多い。400本の桜が咲く「水道山公園」とは散策路で繋がっている。野鳥も多く、1日たっぷり自然を満喫できる。

    Data

    • 住所:群馬県桐生市宮本町3-10-1
    • 問い合わせ:0277-22-8636(公園管理事務所)
    • アクセス:東武桐生線相老駅より徒歩約50分
花桃

開花時期は桜のように咲き乱れる絢爛豪華な花

花桃

観賞用に品種改良されたモモ。実が付くが食用には適さない。種類はいくつかあり代表的なものは桜や梅に似た赤や白、ピンクの花を咲かせる。花びらが多くバラのように重なる八重咲きという形になるものもあり、ひとつの木に白と赤の2種類の花が咲く“咲き分け”という咲き方をするものは見た目もとても豪華。4月から5月中旬が見ごろ。

見ごろの時期をカレンダーでチェック

花桃が見られるスポット

  • みどり市

    神戸駅

    趣深い駅舎と列車を使った名物レストラン

    神戸駅

    古い木造の駅舎は大正時代に建てられ、何度か改築されているが、周囲の山々に溶け込むように佇んでいる雰囲気のよさを醸している。プラットホームや休憩所などいくつかが国の登録有形文化財に指定されている。駅構内に「列車のレストラン 清流」があるのが特徴。春は周囲の木々にさまざまな花が咲き、わたらせ渓谷鐵道に彩りを添えている。

    Data

    • 住所:群馬県みどり市神戸891
    • 問い合わせ:0277-97-3681(列車のレストラン 清流)◆神戸駅は無人駅
    • アクセス:東武桐生線相生駅からわたらせ渓谷鐵道神戸駅まで約50分
  • みどり市

    小夜戸・大畑花桃街道

    1000本以上の枝垂れ桃が延々と続く花桃街道は圧巻

    小夜戸・大畑花桃街道

    群馬県みどり市の東町では各所に花桃が植栽されている。この小夜戸・大畑エリアの街道には約2kmに渡り1000本以上の花桃が植栽され、花桃まつりも行われる。みごとな枝垂れ桃は地元の人たちが30年以上前から植え続けたもので、祭りの日には植栽も行われる。東町全体では2025年までに1万本の花桃を植栽する予定だという。

    Data

    • 住所:群馬県みどり市東町小夜戸
    • 問い合わせ:0277-76-1270(みどり市産業観光部観光課)
    • アクセス:わたらせ渓谷鐵道花輪駅より徒歩約15分
クマガイソウ

竹林や杉林で見られるが、絶滅が危惧される貴重種

クマガイソウ

ラン科の多年草で、茎は20〜40cmまで伸び、2枚の大きな扇型の葉をつける。開花時期は春。4月ごろには袋状の花をひとつ横向きに咲かせる。その唇弁が、昔の武者が背負っていた母衣(ほろ)に見立てられたことから、源平合戦で戦った熊谷直実の名が由来となった。環境相のレッドデータで絶滅危惧2類に分類されている。

見ごろの時期をカレンダーでチェック

クマガイソウが見られるスポット

  • 佐野市

    五丈の滝前植物園

    新聞などでも紹介された個人の植物園は県内外で人気

    五丈の滝前植物園

    水木町に住む広瀬氏が10年以上の長い年月をかけて整備した私設植物園。カタクリやニリンソウ、ヤマシャクヤクなど約300種類にも及ぶ花木や山野草を無料で見ることができる。なかでも絶滅危惧2類に指定されているクマガイソウは約1500株を超える大群生で、開花時期にはその爽快な景色を見に県内外から多くの人が訪れる。

    Data

    • 住所:栃木県佐野市水木町552-3
    • 問い合わせ:0283-21-5111(佐野市観光協会)
    • アクセス:東武佐野線葛生駅より市営バスで約30分、五丈の滝入口バス停下車徒歩約15分
    • 開園時間:9時〜17時 無休 ※開花時期のみ
    • 入園料:無料
芝桜

小さい花が無数に集まり桜の絨毯のように咲き誇る

芝桜

ハナシノブ科の多年草。ハナツメクサの別名で、桜とは種類が違う。4月下旬から5月中旬に高さ約10cmで芝のように地面を覆い、桜に似た小さな花を絨毯のように一面に咲かせることからこの名が付いている。赤・白・ピンクの花が視界いっぱいに広がる様は圧巻。花は小さいが、寒冷地や乾燥した土でも芝のように力強く花を咲かせる。

見ごろの時期をカレンダーでチェック

芝桜が見られるスポット

  • 太田市

    北部運動公園

    充実した設備と四季折々の花木が楽しめる大きな公園

    北部運動公園

    2015年(平成27年)より「八王子山公園」の愛称となり地元の人に親しまれている敷地面積約19haの広大な公園。遊具もたくさんあり、ジョギングコースやクロスカントリーコースなどの設備もある。約250本の桜やつつじ、コスモスなどが植栽され、圧巻なのは約100万本の芝桜で、毎年「おおた芝桜まつり」も開催されている。

    Data

    • 住所:群馬県太田市上強戸町2079-3
    • 問い合わせ:0276-37-3434(公園管理事務所)、0276-47-1833(太田市役所商業観光課)
    • アクセス:東武桐生線治良門橋駅より徒歩約30分
ボケ

漢字で書くと木瓜(ボケ)。実が瓜に似ていることから

ボケ

バラ科の落葉低木。1〜2mの木に赤・白・ピンクの小さくて可愛らしい花を咲かせる。日本に来たのは平安時代以前といわれているが、その愛らしさで人気が出たのは大正時代以降。その後、品種改良などもされてきた。開花時期は3から5月で、品種によっては冬に咲くものもある。春の開花後、秋には香りがいい実を付け、ジャムなどが作られる。

見ごろの時期をカレンダーでチェック

ボケが見られるスポット

  • 太田市

    冠稲荷神社

    「冠稲荷のボケ」と縁結びの「実咲社(みさきしゃ)」へお参り

    冠稲荷神社

    1125年年(天治2年)、源義国によって創建された古社。建造物(建築)は市指定の重要文化財となっている。厄除、交通安全、健康回復、健康増進、学業向上、家内安全などさまざまな祈祷を行っており、縁結びと子宝にまつわる伝説が残る樹齢約400年、約320余りの株が群生している大きなボケの木は県指定天然記念物となっている。

    Data

    • 住所:群馬県太田市細谷町1
    • 問い合わせ:0276-32-2500(社務所)
    • アクセス:東武伊勢崎線細谷駅より徒歩約25分、太田駅より徒歩約1時間
ぼたん

「立てば芍薬、座れば牡丹」どちらもボタン科ボタン属

ぼたん

バラにも似た花の美しさから工芸品や絵画の題材にも多く使われる。花びらはバラと違って厚みもありしっかりとしていて一輪でも大きさと重量感がある。もともとは赤い花が多かったが、現在は品種改良が重ねられ、色も形もバリエーション豊かになった。低木の木本植物で、4月下旬から5月中旬が開花時期。シャクヤクの花はぼたんに似ている。

見ごろの時期をカレンダーでチェック

ぼたんが見られるスポット

  • 桐生市

    宝徳寺

    ぼたん祭り限定の御朱印もある由緒正しいお寺

    宝徳寺

    室町時代の宝徳年間、1450年ごろに創建された禅寺。桐生城の裏側に位置し、裏口を護る要害として建てられたといわれている。御朱印の種類がとても多く、可愛らしいイラストのものや達磨大師が描かれたもの、期間限定のものなど、御朱印集めの人にも注目度が高いお寺。ぼたんも有名で、ぼたん祭りや花祭りなども行われている。

    Data

    • 住所:群馬県桐生市川内町5-1608
    • 問い合わせ:0277-65-9165(公園管理事務所)
    • アクセス:東武桐生線相老駅より徒歩約80分
花しょうぶ

落ち着いた佇まいで生け花などにも使われる花

花しょうぶ

アヤメ科アヤメ属の多年草で、青、青紫、白、ピンク、黄などの花を鮮やかに咲かせる。湿地などに群生しているものが多い。花がアヤメやカキツバタとよく似ているので見分け方を覚えておくのもいい。葉が菖蒲湯で知られる菖蒲に似ていることからこの名が付いたが菖蒲とは完全に別物。5月からが開花時期で、6月上旬から7月上旬が見ごろ。

見ごろの時期をカレンダーでチェック

花しょうぶが見られるスポット

  • 伊勢崎市

    赤堀花しょうぶ園

    白や紫の花菖蒲が咲き誇る幻想的な光景が広がる

    赤堀花しょうぶ園

    12世紀中ごろに開削された農業用水路で国指定史跡となっている「女堀」の保存と活用のために水路跡に花菖蒲を植栽。約25000株の花菖蒲が一斉に咲き誇る時期には「赤堀花しょうぶ園まつり」が開催される。この期間は地元の特産品販売や芸能イベントなども行われる。毎年6月中旬に開催しているが開花が近くなってから日にちが決まる。

    Data

    • 住所:群馬県伊勢崎市下触町213
    • 問い合わせ:0270-24-5111(伊勢崎市観光協会)
    • アクセス:東武伊勢崎線伊勢崎駅より徒歩約70分、または、いせさきしコミュニティバスあおぞらで約25分、花しょうぶ園入口バス停下車徒歩約5分
カタクリ

自生数が減っている貴重な花。昔は片栗粉の原料

カタクリ

ユリ科カタクリ属の多年草。落葉樹林などに自生して早春に花を咲かせる春植物の代表。ひと株に一輪が咲き、日陰では花弁を閉じるが日が当たると後方に反り返るように花弁を開かせ、下向きに咲く。その姿はなんとも儚い美しさがある。開花時期は3月から4月と早いので見ごろ時期を逃さないようにしたい。地域によっては6月の場合もある。

見ごろの時期をカレンダーでチェック

カタクリが見られるスポット

  • みどり市

    岩宿の里

    貴重なカタクリの群生地で「カタクリさくらまつり」が開催

    岩宿の里

    稲荷山と琴平山という町を代表する里山近くには、岩宿遺跡や岩宿博物館、ちびっ子広場や展望台、古代ハス池などがある。稲荷山の斜面約2.4haにはカタクリが群生。鹿の川沼ほとりには桜並木があり、開花時期には「カタクリさくらまつり」が開催される。和太鼓や吹奏楽の演奏や写真展などが行われ、夜間はライトアップされた桜が美しい。

    Data

    • 住所:群馬県みどり市笠懸町阿佐美
    • 問い合わせ:0277-76-1270(みどり市産業観光部観光課)
    • アクセス:東武桐生線阿佐美駅、または相老駅より徒歩約50分

花が見られるスポットMAP

※本ページの情報は常に最新の内容であることを保証するものではありません。予めご了承ください。
一部写真提供:ピクスタ

ページ上部へ