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板橋区にある大山駅周辺は何度も行きたくなる店がたくさん! イメージ

2015年10月 更新

下町風情漂う板橋の商店街ウォーキング

板橋区にある大山駅周辺は
何度も行きたくなる店がたくさん!

渡辺鮮魚・松屋 甘味店・K’s キッチン・大山福地蔵尊・レストランオオタニ・洋庖丁・めーばる製麺 大山店 海人の家
東京都板橋区大山町/最寄り駅:東武東上線大山駅

東武東上線の大山駅周辺にはいくつかの商店街がある。なかでも常に活気づいている「ハッピーロード商店街」には、歴史のある店や行列ができる店がいくつか。今回は駅を中心とした約3kmの道をぐるぐるまわってみよう。

池袋駅から東武東上線で3駅、約5分で着くのが大山駅。東京都板橋区の大山町だ。
たくさんの飲食店やマーケットが建ち並ぶ大山駅周辺。今回は商店街を中心にタウンウォーキングしてみよう。

池袋方面から来た下りホームにある改札を出る。ここは駅の西側になる。駅を出て右に少し行くと東側へ渡る踏切があり、その先には「遊座大山商店街」が伸びている。
まわれ右をして西側を見ると、こちらも商店街が伸びている。
1978年(昭和53年)に板橋区随一のアーケード商店街として誕生した「ハッピーロード商店街」だ。
この日は平日だというのに、多くの地元の人たちが行き交っていた。年齢層も幅広い。それだけで「いい商店街なんだろうな」と感じられる。

アーケード商店街を歩きはじめてすぐ左手に、肉屋や八百屋が入っている市場のようなものがある。惣菜も売られている。
いちばん奥に「渡辺鮮魚」という大きな看板。
この店では毎日築地から仕入れている鮮魚をその日のうちに売り切っている。刺身や開きのほかにサンマやイシモチの唐揚げ、サワラの味噌串焼きなどの惣菜類もとても充実。お客さんが次々に買っていく。
「さすがに刺身を持ってウォーキングはないか」と思ったのだが、丼物があり、「これはアリだな」と考えを変えてしまった。
綺麗な鮪がびっしりと敷き詰められた鉄火丼と贅沢にサーモンとイクラが乗った親子丼の魅力に負けた。

東武東上線大山駅

東武東上線大山駅

西側に広がるアーケード「ハッピーロード商店街」

西側に広がるアーケード「ハッピーロード商店街」

「渡辺鮮魚」

「渡辺鮮魚」

「松屋 甘味店」

「松屋 甘味店」

「松屋 甘味店」の大学芋(小350円)

「松屋 甘味店」の大学芋(小350円)

行列のできる店「ピエロ」

行列のできる店「ピエロ」

サンドイッチの店「K’sキッチン」

サンドイッチの店「K’sキッチン」

甘味処とサンドイッチ専門店は
歴史に裏打ちされたおいしさ!

「ハッピーロード商店街」を進むと、左手にこれまた歴史がありそうなお店を発見。
甘味処のようでもあるが、焼きそばもある。
「松屋 甘味店」。
店頭ではくず餅やトコロテン、大学芋などが売られている。そこにはなんと「大学いも作り続けて65年」とある。
店に入るとお母さんが鉄板で焼きそばを作っていた。焼きそばにも惹かれたが、ここはやはり65歳の大学芋をいただかねば。

大学芋はあのベタベタする蜜のせいか、とても甘い印象があるのだが、「松屋」の大学芋はまったくしつこさのない甘さが大きな特徴だろう。大学芋をこんなに続けて口へ運んだのははじめてだ。

さらに商店街を進む。
ちょっとした行列ができている店「ピエロ」は、店名の下に大きくソフトクリームと書かれているが、お客さんを見ているとどうやらクレープが人気のようだ。
「松屋」の焼きそばといい、「次に来たときはこれを」と思わされるものが多い「ハッピーロード商店街」だ。

奥へ進むと、またしても店頭に人が集まっている。「K’sキッチン」というサンドイッチ専門店だった。
オーダーしてから作るあいだ待っているクレープと違い、こちらは作り置きしているのでお客さんの回転が速い。人の波がすっと途切れたので覗いてみた。
サンドイッチの種類が多い! びっしりと陳列棚に並んでいてなんだか気持ちがいい。
青唐辛子を使った「ハラペーニョ・チキン」や「アボカドとツナのサラダ」「ゆず胡椒チキン」といったオリジナルサンドや、期間限定の「タコスミート」「テリヤキきのこオムレツ」など、どれも食べてみたくて目移りしてしまう。
看板には「SINCE1967」と書かれている。地元の人に愛されている店なのだろう。

ふかふか食感のハンバーグと
分厚い若鶏が食べられる洋食レストラン

「ハッピーロード商店街」が途切れると、国道254号線にぶつかる。川越街道だ。駅からここまでは約600m。アーケードの終わりを右に曲がると「大山福地蔵尊」がある。ウォーキングの無事を祈ってお参りをしてみよう。

川越街道を渡ると住宅街が広がっている。かつては古い建築も残っていたが、かなり再開発が進み、新しいマンションも見られる。

ここから池袋方面へ歩いて約10分。左手に洋館のような建物が現れる。
「レストランオオタニ」。
開業は1965年(昭和40年)で、2015年に50周年を迎えた歴史あるレストランだ。現在は国道沿いといえばたくさんのファミリーレストランがあるが、開店当初はまだそのような時代ではなかった。そんななか、深夜も営業をしていた「レストランオオタニ」。飲食店で働く女性が仕事終わりに立ち寄った時代もあり、やがて家族がドライブをして食事に来るようになっていった。ドライブインの先駆けともいえる。

メニューは肉料理、海産料理、スパゲティ、カレー、ピラフ、サンドイッチなど、ザ・洋食屋といったものが並ぶ。
どの料理もおいしそうで、この店でもメニューを見ているだけで目移りしてしまう。
やはり洋食といえば思い浮かぶのはハンバーグ。おすすめの欄にある「ハンバーグステーキ」と「若鶏」が気になった。

ハンバーグはこねてから時間が経っていないので、焼きたてはふんわりと柔らかい。肉汁が出るようなタイプではなく、ふかふかとした食感だ。
「若鶏のトマトソース煮」は分厚い肉にマッシュルームがたっぷり入った自家製トマトソースがかけられた逸品。
どちらも満足で満腹になれるはずだ。
また、「オオタニ」のもうひとつのおすすめが、生ジュースでもある。その種類も豊富で、またしても迷ってしまいそう。今回は巨峰を選んでみた。
飲んだ瞬間に心のなかで、「巨峰!」と叫んでしまうような、まさしく生果汁ジュースだ。料理はもちろんだが、この生ジュースもはずさずに堪能してほしい。

「ハッピーロード商店街」を抜けて川越街道に出た

「ハッピーロード商店街」を抜けて川越街道に出た

「大山福地蔵尊」の入口

「大山福地蔵尊」の入口

「大山福地蔵尊」

「大山福地蔵尊」

「レストランオオタニ」。店内と料理は見どころ写真参照

「レストランオオタニ」。店内と料理は見どころ写真参照

「洋庖丁」

「洋庖丁」

「洋庖丁」店内。料理など、見どころ写真参照

「洋庖丁」店内。料理など、見どころ写真参照

「洋庖丁」。「からし焼肉とフライ皿盛合わせ」のメンチカツ(780円)

「洋庖丁」。「からし焼肉とフライ皿盛合わせ」のメンチカツ(780円)

焼肉ランチは種類が豊富!
フライと合わせた皿盛りを食べよう

「レストランオオタニ」から駅の方へ戻り、駅の少し手前を左に曲がったところにある「洋庖丁」は扉横に「こんな裏通りにB級グルメの店が!」と貼り紙がある。
店頭にあるメニューには、「メンチカツランチ」「カニクリームコロッケランチ」「ハンバーグステーキランチ」「スタミナ焼ランチ」「からし焼ランチ」などが書かれている。ここも洋食系の店か。

店内はカウンターのみで、店主が見えるところで調理をしている。
昔からのヒット商品は「スタミナ焼ランチ」で、最近人気が高いのは、からし焼肉にフライがついた「からし焼肉とフライ皿盛合せ」。フライは「A. メンチカツ」「B. カニクリームコロッケ」「C. 白身魚のフライ」からひとつ選ぶ。常連らしきお客さんは、「皿盛りBでフライ大盛り」などと注文していた。
焼肉大盛とフライ大盛はそれぞれプラス100円で、両方大盛だとプラス150円とお得。
からし焼肉といってもからしの辛さではなく、黒胡椒をたっぷり振ったピリリとした焼肉だ。食欲が増す。フライはもちろん揚げたてでソースもおいしい。
ライスと味噌汁がついて、食べ終わってみると洋食屋というよりも焼肉定食屋のような感じがして、扉横の「B級グルメの店」というキャッチコピーにもうなずける。
テイクアウトもできるので、地元の人は持ち帰って食べる人も多いのかもしれない。

「遊座大山商店街」にも専門店多し
沖縄そば専門店はこだわりの製法で

駅から東側の「遊座大山商店街」を歩いてみよう。
こちらも多くの人が行き交う活気のある商店街だ。飲食店がやや多めか。
「珈琲 能舞台」という開業27年の喫茶店には、やや高齢の男女客が集っていた。社交場のようだ。
見落としてしまいそうな路地に銭湯があった。シャッターを半分開けて地元の保育園らしき子どもの団体が入っていった。一般客を入れずに貸切で開放しているのだろう。なんとも下町らしい。

「遊座大山商店街」が途切れるところまで歩くと山手通りと交差する。上は首都高速5号池袋線が走っている。
山手通り近くの「遊座大山商店街」には、昨年たこ焼き屋がオープン。店内にはテーブル席があり、お酒も飲める。見たところたこ焼きも大きめでおいしそうだ。
「ハッピーロード商店街」同様、「遊座大山商店街」でも、「次に来たときはこれを」と思わされるものがあるようだ。

駅に向かって歩いていると、「沖縄そば」ののぼりが目に入る。いまや都内でも沖縄料理店はかなり数が多くなっているので、「珍しくないか」と思ったのだが、どうやらここは沖縄そば専門店らしい。サンドイッチ専門店の「K’sキッチン」のように“専門店”というのは侮れない。覗いてみた。
「めーばる製麺 大山店 海人(うみんちゅ)の家」。
開店して6年のこの店は自家製麺を使った沖縄そばの店。三枚肉、ソーキ、軟骨ソーキ、珍しい久米そば、ご飯物のラフティ丼、じゅーしー(沖縄の炊き込みご飯)などがあり、昆布やかまぼこのトッピングもできる。
沖縄そばの正しい麺の作り方で製麺をして、添加物を使わず手間をかけた出汁からスープを作っている、本格的な沖縄そばが堪能できる。

店頭にもひとつテーブル席があり、気持ちのいい天気の日は外で食べるのがよさそうだ。


今回ここまでの、駅から「大山福地蔵尊」、「大山福地蔵尊」から「レストランオオタニ」、「レストランオオタニ」から駅、駅から山手通りはそれぞれ約600mだ。
ゆっくり寄り道して歩けばしっかりとウォーキングが楽しめる。
だがおいしい店が多いので、帰りは満腹になるに違いない。
写真・文/猫拾 ブミ

「大山遊座商店街」にある「珈琲 能舞台」

「大山遊座商店街」にある「珈琲 能舞台」

商店街に銭湯

商店街に銭湯

「大山遊座商店街」を抜けると山手通りに

「大山遊座商店街」を抜けると山手通りに

「めーばる製麺 大山店 海人(うみんちゅ)の家」

「めーばる製麺 大山店 海人(うみんちゅ)の家」

「めーばる製麺 大山店 海人(うみんちゅ)の家」。都内には珍しい本格沖縄そば専門店だ。料理などは見どころ写真参照

「めーばる製麺 大山店 海人(うみんちゅ)の家」。都内には珍しい本格沖縄そば専門店だ。料理などは見どころ写真参照

見どころを写真で紹介

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