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まち見聞記

ストリートライブが行われ、おいしいものがたくさんある柏に行こう イメージ

2015年3月 更新

駅前はとても都会的で活気に溢れた町、柏

ストリートライブが行われ、
おいしいものがたくさんある柏に行こう

かしわインフォメーションセンター・モンテローザ・肉とソーザイの桜屋・ホワイト餃子 柏店・カレーの店 ボンベイ
千葉県柏市/最寄り駅:東武アーバンパークライン(東武野田線)柏駅

千葉県の船橋駅から埼玉県の春日部駅を経由したのち大宮駅に到達する東武アーバンパークラインこと東武野田線。今回は船橋駅と春日部駅のほぼ中間にあるベッドタウン、柏駅周辺のスポットを紹介しよう。ご当地キャラは「カシワニ」くんだ。

東武アーバンパークライン(東武野田線)の春日部駅から約40分、船橋駅から約30分の柏駅。駅前には大型家電量販店やジュエリーブランドのビル、大手デパートが建ち並び、とても都会的な雰囲気だ。
たくさんの若者たちが行き交い、駅前広場ではストリートライブも行われている。今回は柏駅の東口方面をタウンウォーキングしつつ、いくつかのスポットを紹介してみよう。

改札は2階にあり、東口を出るとそのまま広場ふうになっている。夕方から夜になると、ここでさまざまなミュージシャンが歌い演奏をする姿が見られる。これも柏のひとつの特徴なのだ。
柏市は「ストリートに歌声が聞こえる街」であり続けるために、ストリートミュージシャン認定ガイドという制度を設けている。ある一定の決めごとである「柏ルール」を守るミュージシャンには認定証を発行し、ストリートライブをすることが許されているわけだ。
申請は東口を出て右手にある丸井VAT館内にある「かしわインフォメーションセンター」で行なっている。ここは特定非営利活動法人(NPO)の柏市インフォメーション協会が運営している情報提供施設で、柏の町のおいしいお店や楽しめるスポット、イベントなどのガイドを行なっている。
タウンウォーキング出発前に覗いてみるのもいいだろう。キャラクター「カシワニ」くんのグッズなども売られている。

東武アーバンパークラインの柏駅

東武アーバンパークラインの柏駅

柏駅東口

柏駅東口

「かしわインフォメーションセンター」

「かしわインフォメーションセンター」では買う・遊ぶ・学ぶなどの情報が得られる

柏駅前でストリートライブ練習中のユニット、Place for youのふたり

柏駅前でストリートライブ練習中のユニット、Place for youのふたり

二番街アーケード商店街

二番街アーケード商店街

「モンテローザ」店内

「モンテローザ」店内

「モンテローザ」のパスタ

「モンテローザ」のパスタはモッチモチ

3人のカーネル・サンダース(+現役ひとり)

3人のカーネル・サンダース(+現役ひとり)

生パスタとピザの名店に寄ってから
あの人が3人いる柏の珍スポットへ

東口広場からエスカレータで地上へ降りると、右手にアーケードの商店街入口がある。「二番街」と書かれている。
アーケードに入ってすぐの左手にあるのが、「モンテローザ」というイタリアンレストラン。ここは柏出身の有名なミュージシャンの歌にも登場している古き良き名店だ。
「モンテローザ」は1966年(昭和41年)開業で、昔は軽食を出すジャズ喫茶だった。現在のような本格的なパスタとピザを出すレストランになったのは1990年ごろのこと。ストリートライブを応援する柏市と同じく、この店でも柏のアーティストを応援している。柏市出身アーティスト限定というわけではないが、店内で弾き語りライブなどが不定期に行われている。

パスタはオリジナル生麺を使ったモチモチの食感で、地元産の食材などを使用。トマトソース、ワインソース、クリームソース、和風ソース、にんにくを使ったソース、卵とチーズのソース、ミートソースなど多彩な味が楽しめる。
人気No.1の「季節野菜とベーコンのスープスパゲティ」(1030円)は、これでもかというくらいたっぷりと野菜が入った一品。
すべてのパスタの麺は乾麺への変更も可能。
ピザは入口近くで生地を伸ばしている様子が見られ、カリッと焼かれた上品な味が堪能できる。

このままアーケード街を進み、T字路にぶつかったら斜め右を見てみよう。「ケンタッキーフライドチキン」がある。ここにも柏の名物がひとつある。
店頭には御馴染みのカーネル・サンダースさんの人形が、両手を前に出した御馴染みのポーズで立っている。これは普通の光景なのだが、ふと上を見てみると、なんと屋根の上に3人のカーネル・サンダース人形が並んでいるのだ。胸から上をひょいと出して下を覗いているようなカーネルたち。ちょっと「???」と思ってしまうが、柏の有名な顔のひとつらしい。
通りすがりの女子高校生の会話が耳に入ってきた。
「見て見て。あれ右からイチダースさん、ニダースさんていうんだよ」
「左がサンダースさん!」
ケラケラと笑いながら歩く女子高校生。思わず心のなかで(じゃあ店頭にいるのはヨンダースさんか?)と呟いてしまった。

ただものではない町の肉屋さんで
コロッケと蕎麦と豚まんを

アーケードの突き当たりのT字路を「ケンタッキーフライドチキン」と反対方向に左折して、またすぐに小路を左折。進んで突き当たりを右に曲がると右手にあるのが、「肉とソーザイの桜屋」だ。いわゆる町の肉屋さんなのだろうが、なんとなく気になる佇まい。
こういう店の揚げ物はたいてい抜群においしいのだ、と経験値が脳のなかで言っている。
店頭では豚まんも売られている。聞くと、豚まんはここで作っているわけではないらしい。でもおいしそう。
コロッケは野菜や肉などに加え、カニクリームコロッケという定番が揃っている。変わったところでは焼きそばコロッケというものもある。ソース焼きそばをコロッケにしている。揚げているので中身がものすごく「そば!」という感じはないが、これだけで一食分になってしまいそうな満足感がある。
普通のコロッケもじゃがいものおいしさと豚肉のうまみがしっかり溶け合ったもの。見ていると次々にお客さんがやってくる。しかしそれも食べれば納得だ。
「あ~ポテトコロッケなくなってる」
「いま揚げていますよ」
という会話が交わされていた。

店としては春巻きがオススメとのことなので、いただいてみる。人参がたっぷり入った野菜中心の具で、確かにこれはオススメされてしかるべきもの。
なんと打ち立てという生麺の蕎麦「やまとそば」(324円)も売られていた。これもここで打っているわけではなく、東京から仕入れているという。それでも「今日打ち立てでとてもおいしいですよ」と自信満々のおすすめ品だ。3分ほど茹でればしっかりとコシがある蕎麦がいただける。
「肉とソーザイの桜屋」、やはり見過ごせないお店だった。

「肉とソーザイの桜屋」

「肉とソーザイの桜屋」

東京産の蒟蒻

東京産の蒟蒻も販売

「やまとそば」

「やまとそば」。こちらも東京産。ぜひ買って帰ってほしい

充実の揚げ物

充実の揚げ物。ファンも多いようだ

「柏神社」

「柏神社」

柏市民には有名な「柏神社」

柏市民には有名な「柏神社」

「ホワイト餃子 柏店」

「ホワイト餃子 柏店」

ホワイト餃子の焼き

これがホワイト餃子の焼きだ!(450円)

見た目のインパクト「大」
ホワイト餃子は柏市民の味方

店を出て右に行くと大通りに出る。通りを渡ったところにあるのが、「柏神社」だ。まずここへ来てタウンウォークの無事を祈願するのもいいだろう。

「柏神社」の鳥居に向かって左側の道を進んで間もなく、左手に「ホワイト餃子 柏店」がある。ホワイト餃子店の本店は野田市だが、この柏店も1971年(昭和46年)開業という柏市民にとってはなくてはならない店。
東京、埼玉ほかにも支店はあるが、主に千葉県に多く出店しているホワイト餃子。他県では意外と知らないという人もいるのだ。
やはりここは焼き餃子をいただこう。まずは一人前10個だ。
ほどなくして運ばれてきた餃子は、これまでに見たことのないような形状のマルッとしたもの。それがまるでおしくらまんじゅうをしているかのようにギュッと詰まって皿に乗せられている。
よく見るとなんだかパンのようにも見える。
ひと口かじってみると、やはりパンのようでもあった。いや、餃子なのだが。
油をたっぷり使って焼き、揚げたもので、厚めの皮がカリッとモチッのふたつの食感を楽しませてくれる。丸々としていて10個も食べられるかなと思ったが、皮がうまく膨らんでいるので見た目以上に食べやすい。これは焼き方が難しそうだ。
ライスとワカメスープ、漬け物がセットになった「餃子定食」もある。がっつり食事したい人にオススメ。

焼きについで人気の水餃子もいただいてみよう。一人前8個だ。
こちらは皮が膨らむことなくキュッと締まっているので、焼きよりも小振り。レモンを絞りポン酢をつけたら、8個なんてあっという間にペロリと食べられた。
持ち帰り用も販売していて、店頭でお客さんが数名待っていることもある。 満足して店を出た。

老舗カレーの名店が復活!
極辛カレーのうまみと食後の魔法

来た道を戻り、駅から真っ直ぐに延びた一方通行の出口が交わる交差点へ。そこから駅を背にした方向へ少し進むと、左手にあるのがこれまた柏市民自慢の店、「カレーの店 ボンベイ」。カレーの名店だ。
会社勤めをしていた創業者の鈴木忠夫さんが上野のインドカレー店「デリー」との出会いをきっかけにカレー作りの修行を開始し、その後開業した。
創業はなんと1968年(昭和43年)。手鍋で丁寧に作った本格的なインドカレーは、30種以上のスパイスをオリジナルにブレンドしたカレー粉を使い、熟成させたもの。これは当時もいまも「ボンベイ」だけのもの。
すべてのお客さんを大切にして笑顔で接客していたご主人の鈴木忠夫さん。2005年に店が入っていたビルが建て替えとなり一時閉店。その後再びオープンする予定だったのだが、同時期に病気が見つかりそのまま店を閉めてしまった。残念ながら鈴木さんは店を再開することなく亡くなってしまう。
しかし「ボンベイ」を愛する柏市民の熱い気持ちがひとつになってお店を再開へと向かわせた。
鈴木さんの奥様と現オーナーによって2011年、新生「ボンベイ」がオープン。かつての常連もその再開を喜んだという。

「チキンカレー(鶏肉・普通)」(800円)
「インドカレー(鶏肉・辛口)」(850円)
「カシミールカレー(鶏肉・極辛口)」(900円)
「ボンベイカレー(野菜・普通)」(1100円)
「ビーフカレー(牛肉・普通)」(1100円)
「ポークカレー(豚肉・普通)」(800円)
「シチュードカレー(豚肉+野菜・甘口)」(1000円)
「ドライカレー(カレー炒飯・普通)」(900円)
とある。
ドライカレーなどもあるが、やはりまずはメインメニューのカレーを試したいところ。
もっとも知られているのは「カシミールカレー」。食べねばなるまい極辛口。

テーブルセットにはスプーンがふたつ並べられる。ひとつはカレーをかける用、ひとつは食べる用。
「カシミールカレー」が運ばれてくる。その色を見て、思わずゴクリ。食欲の涎をゴクリではなく、ややビビリのゴクリだ。
茶色くもなく黄土色でもなく、もちろん黄色くもない、黒に近い褐色のカレーだ。チキンがゴロゴロと入っているのだが、それすらも「おれ、辛いから!」と挑発しているように感じられる。
しかしスパイスの香りは食欲を刺激する。
カレーはドロッとしていないゆるい液状のもの。ライスにかけるとご飯粒の間をすり抜けてまんべんなくカレーが行き渡る。
食べてみると、当然辛いのだが、しっかりとおいしい。
だが、涼しい顔で食べ進められたのはライス4分の1くらいまで。いや、おいしさは最後まで止まらないのだが、汗も最後まで止まらなくなってしまった。
「おいし辛い、辛おいしい……」と呟きながら汗だくで食べ進めた。
完食するころには口のなかもヒリヒリとしている。
「ハヒー」と言いながらラッシーを飲むが、焼け石に水というか焼け舌にラッシーで、ヒリヒリは消えなかった。
だがこのあと驚きの発見!

すべてのカレーにはデミタスコーヒーとチョコが付いてくる。
辛いものを食べたときに水を飲むのは逆効果で、甘いものを口に入れるほうがいいという話は聞いたことがあったので、デミタスカップに角砂糖をふたつ入れてグビッと飲んだ。
するとどうしたことか、口のなかのヒリヒリが一瞬でなくなってしまったのだ。
なにこの魔法。
どうやら「辛さ」は「苦み」が打ち消すというのが漢方の教えにもあるようだ。
それを踏まえたうえでのコーヒー付きだったのか。
甘いチョコも辛さを消す効果があったようにも感じる。
口のなかの辛さを消して、おいしいカレーを食べた満足感だけを残してくれた。 写真・文/猫拾 ブミ

「カレーの店 ボンベイ」

「カレーの店 ボンベイ」

「カレーの店 ボンベイ」店内。カウンターとテーブル席

「カレーの店 ボンベイ」店内。カウンターとテーブル席

「カレーの店 ボンベイ」。壁にさまざまなサインとファンの想いが書かれている

「カレーの店 ボンベイ」。壁にさまざまなサインとファンの想いが書かれている

「カシミールカレー」。

「カシミールカレー」。この色を見よ

「極辛口」に偽りなし。

「極辛口」に偽りなし。でもうまい

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