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鉢形城跡や鐘撞堂山、円良田湖をまわるハイキングに出発 イメージ

2014年7月 更新

埼玉県寄居町をハイキング

鉢形城跡や鐘撞堂山、円良田湖をまわるハイキングに出発

鐘撞堂山・少林寺・円良田湖・大正池
埼玉県大里郡寄居町/最寄り駅:東武東上線寄居駅

東武東上線で小川町駅から乗り換えていく終点の寄居町駅。埼玉県大里郡寄居町は自然豊かで由緒ある古寺も多く残り、戦国時代の要害である鉢形城公園などの歴史遺産も多い。水の郷、寄居町のハイキングコースを紹介しよう。

2014年(平成26年)の5月に開業100周年を迎えた、
日本全国のなかでもかなり古い歴史を持つ東武東上線。

2014年は100周年を記念してさまざまなイベントが行われている。
その一環として、「セイジクリーム」と呼ばれる、1974年(昭和49年)から1985年(昭和60年)まで活躍していた独特なクリーム色をした車両のリバイバル運行も行われている。懐かしさを感じる人もいれば、毎日東上線を利用している人にとっては新鮮さも感じさせてくれるサービス車両だ。ただし、車両自体は当時運行していた8000系車両ではないので、あしからず。
また、運行している本数も少ないので、出会えたらラッキーだ。その日はいいことがあるかもしれない。

東武東上線の寄居駅。2014年5月で東武東上線は開業100周年

東武東上線の寄居駅。2014年5月で東武東上線は開業100周年

寄居駅南口。タクシー乗り場と観光案内所がある。まずはこちらへ

寄居駅南口。タクシー乗り場と観光案内所がある。まずはこちらへ

池袋から東武東上線急行に乗って
約1時間10分で小川町に到着。

そこで乗り換えて約15分で寄居駅へ。
埼玉県大里郡寄居町。
寄居町は荒川の中流域近くに発展した町で、戦国時代の城郭、鉢形城があった、もと城下町だ。鉢形城は2006年(平成18年)に日本100名城の認定も受けている。
寄居町は鉢形城公園のほかにも荒川や玉淀湖、円良田湖(つぶらたこ)などでのカヌー・カヤックやイカダ下り、釣りが楽しめるし、季節によっては風布でのミカン狩りなどもできる。
また、釜伏山中から湧き出した水が流れる風布川(ふうっぷがわ)は『名水百選』に選ばれているし、町全体も『水の郷』に認定されている。
今回は、さまざまな名所を訪ね歩けるいくつかのハイキングコースを紹介してみよう。

5つのコースを簡単に紹介。

まず最初は、全長約8.2kmの「玉淀コース」。
寄居駅と秩父鉄道の波久礼駅を結ぶコースで、荒川の流れに沿って由緒ある寺社を巡り、景勝地「玉淀」をたっぷり堪能してみよう。


次は全長約21.9kmと距離の長い「鉢形コース」。
こちらは「鉢形城から風布でのみかん狩りを目指す」でも紹介している、鉢形城跡や中間平緑地公園、小林・風布みかん山などをまわる健脚な人向けのもの。バードウォッチングやツツジが綺麗な山や公園が楽しめる峠道を行くコースだ。


東武東上線の男衾(おぶすま)駅を起点としたのが、全長約11.2kmの「男衾コース」と、全長約5.7kmの「天神山遊歩道」。
「男衾コース」は寄居町の由緒ある古寺を巡礼するウォーキング。「天神山遊歩道」は、高齢の方から小学校低学年の子どもまでがチャレンジできる低山のハイキングコースだ。


ともに全長約3kmの「愛宕山ハイキングコース」と「荒川河辺部遊歩道」は神社への山道と川沿いの遊歩道を行く。
東武東上線の鉢形駅から南へ進み、愛宕山にある愛宕神社を目指すコースは、約300段の石段昇りもあるので、心して。遊歩道は鉢形城跡から「埼玉県立川の博物館」までを緑を楽しみながら歩く。

玉淀コース

玉淀コース

鉢形コースほか

鉢形コースほか

男衾コースほか

男衾コースほか

愛宕山コースほか

愛宕山コースほか

円良田コースほか

円良田コースほか

大正池

大正池

鐘撞堂山からの眺望

鐘撞堂山からの眺望

円良田湖

円良田湖

寄居町を一望できる
円良田(つぶらた)コースを行く。

全長約8.7kmの「円良田コース」は、鐘撞堂山山頂からの眺望が楽しめるファミリー向けコース。

寄居駅の北口を出発したら、まずは大正池を目指す。大正池は季節によってさまざまなトンボが見られることで知られる。市街地を抜けて、ここまで約30分。池のほとりでひと休みしたら出発。ここから登り坂がはじまり、尾根伝いを歩いて行く。
約35分で鐘撞堂山の頂上へ到着。
関東平野を一望できるこの山は、戦国時代に鉢形城の物見山だった。異変を察知するとここで鐘を撞(つ)いて知らせたわけだ。
寄居駅、秩父鉄道の桜沢駅、北の本田グラウンド西からそれぞれスタートする「高根山コース」(約3.5km)、「八幡山ハイキングコース」(約3km)、「用土コース」(約1.5km)のゴールに設定されているのもここ、鐘撞堂山だ。

山頂からの眺めを堪能したら、また尾根伝いに歩こう。少しずつ下り坂になってきたら、視界が開ける。ようやく円良田湖に到着、なのだが、その前に少林寺に立ち寄り。ここまで約45分かかった。
少林寺は文殊菩薩のお寺で、知恵を授ける神様が祀られている。本道の裏手には五百羅漢の石仏が並んでいる。羅漢像を眺めながら山道を登ると、約25分で羅漢山の山頂に到着する。下りは違う道を通って戻ろう。

円良田湖から波久礼駅へ
期待した温泉は休館中!?

円良田湖まで戻って、湖畔を歩く。
人造湖で4月には1000本以上の吉野桜が湖畔を彩る名所としても知られている。ぜひ春にも訪れてみたいものだ。
周囲には約4.3kmの散策コースもあり、ヘラブナやワカサギの釣り場もある。
ここからなだらかな坂を下る林のなかの遊歩道を通り、間もなくゴールとなる秩父鉄道の波久礼駅へ。約30分かかる。

波久礼駅の手前には「かんぽの宿 寄居」があり、最上階にある展望天然温泉の日帰り入浴が楽しめる。喫茶やレストランもあり、お風呂と食事で疲れを癒せる、はずだった。ところが、残念! なんと2014年9月10日まではリニューアル工事のため、全館休館となってしまったのだ。
この夏は利用できない。秋のハイキングでの利用を楽しみにしよう。


以上紹介したハイキングコースのパンフレットなどは、寄居駅南口の観光案内所に置いてある。
観光案内所はマップなどのほかに寄居町産の新鮮野菜やみかんジュースなどの販売も行っている。商品は豊富だ。寄居町で作っているお酒もあり、お土産としても最適。
寄居町で採れたハーブ、エキナセアで作ったマドレーヌは、寄居城北高校家庭科部と寄居町商工会がコラボレーションして生み出された商品。よくあるハーブとはひと味違うエキナセアの香り漂うマドレーヌをぜひ一度ご賞味あれ。 写真・文/猫拾 ブミ

波久礼駅。看板の上に見えるのがかんぽの宿だ

波久礼駅。看板の上に見えるのがかんぽの宿だ

寄居駅南口正面にある観光案内所

寄居駅南口正面にある観光案内所

観光案内所では地元産の日本酒や焼酎も売られている

観光案内所では地元産の日本酒や焼酎も売られている

地元産の野菜もたくさん

地元産の野菜もたくさん

見どころを写真で紹介

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