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東京湾奥部にある干潟「三番瀬」で潮干狩り イメージ

2013年6月 更新

新型車両が待ち遠しい東武野田線の起点駅「船橋」

東京湾奥部にある干潟「三番瀬」で潮干狩り

ふなばし三番瀬海浜公園・「下高井戸 旭鮨総本店」
千葉県船橋市/最寄り駅:東武野田線船橋駅

埼玉県の大宮と千葉県の船橋を結ぶ東武野田線は、新型車両も配備される予定のこれから進化していく路線。そして船橋駅からは東京湾の干潟で遊べる大きな海浜公園に行ける。山ほどアサリを取ったら、駅に戻って江戸前寿司をいただいちゃおう!

埼玉県の大宮駅から千葉県の柏駅を経由して
海に近い船橋駅までを結んでいる東武野田線。

東京近郊のベッドタウンを南北に走る鉄道で、通勤利用客が多い基幹路線といえる。

現在運行されている車両のほとんどは8000系(左写真)で、2013年4月から東武東上線を走っていた車両、10030系が導入された。車体の色は青の帯に黄緑の細い帯がアレンジされている。しかしこの車両、船橋駅ではなかなか見ることができないらしい。
「ここまで来るのは1日数本ですね」と駅員さん。「でも・・・・・・」と言葉を繋いだ駅員さんの話では、この4月に導入された車両はカラーリングは新しいけど、もともと本線を走っていたものだから「新車両」というほどでもない、とのこと。
そう、正真正銘の新車両は2013年6月ごろから導入されるのだ。
「人と環境に優しい車両」をコンセプトに新設計された60000系(見どころ写真参照)で、8000系よりも電気使用量を40%も削減している。バリアフリー化を推進しているほか、車内での公衆無線LANサービスも開始される。
また、船橋駅では2014年に可動式ホーム柵、いわゆるホームドアを整備する予定もある。 東武野田線がますます利用しやすくなりそうだ。

東武野田線船橋駅。駅ビルも充実していて、南北に商店街が広がる

東武野田線船橋駅。駅ビルも充実していて、南北に商店街が広がる

東武野田線を走る8000系車両

東武野田線を走る8000系車両

バス運賃往復460円+潮干狩り代420円=880円のところが800円になるチケット

バス運賃往復460円+潮干狩り代420円=880円のところが800円になるチケット

「ふなばし三番瀬海浜公園」。小さな子どもが遊べるアニマルライドもあった

「ふなばし三番瀬海浜公園」。小さな子どもが遊べるアニマルライドもあった

家族で、カップルで楽しめる
「ふなばし三番瀬海浜公園」の潮干狩り。

そんな船橋駅を利用した際のレジャーとして多くの人に人気なのが、春から初夏にかけての潮干狩りだ。駅から南に下った東京湾にある「ふなばし三番瀬海浜公園」では4月上旬から7月中旬まで(2013年は7月13日まで)潮干狩りを開催している。
ちなみに「三番瀬(さんばんぜ)」というのは千葉県にある干潟で、東京湾奥部最大の面積を誇っている。東京湾でも屈指の漁場なのだが、干潟への立ち入りが可能なのは「ふなばし三番瀬海浜公園」だけ。その他の海岸線は危険性もあり禁止されているのでご注意を。

「ふなばし三番瀬海浜公園」へは船橋駅南口から路線バスが出ている。潮干狩り開催期間はバスの往復乗車券と潮干狩り利用券がセットになったお得なチケットも販売されている。この日はバス停に臨時の販売所が作られていた。

9時にバス停に着いたのだが、すでに長蛇の列ができており、満員のためバスを1台見送らなければいけないほどだった。バスは20~30分間隔で来る(事故などの道路事情によって異なる)。
ようやくバスに乗れて発車すると、バス停に並ぶ列は9時の時点よりもさらに伸びていた。土日に来るときは少しでも早めがいいだろう。ただし、潮の満ち引きによって潮干狩りの開催時間は毎日異なるので、事前にHPなどで要チェック。ちなみに月曜日は開催していない。

見ているだけで大漁のアサリを想像してしまう。

海浜公園ではヤキソバやビールなどの飲食系露店と一緒に、熊手や網やバケツなどの道具を売っている店も出ている。手ぶらで来てもここで調達ができるわけだ。
更衣室とロッカーもある。家から完全な潮干狩りスタイルで来なくても大丈夫ということか。
いよいよ干潟へ出てみると、その人の多さに驚愕。バス停の列の長さに驚いているようでは、まだまだ甘かった。大盛況なのだ。
浜の手前にはいくつものテントが所狭しに設営されて、ゆったりとご飯を食べたり日光浴をしたりしている人たちがいる。
潮干狩りの会場は干潟を沖のほうへと進んだところだ。網で区切られていて、そこへ入るときに入場券を渡す。

近くまで来るとさらに人の多さを感じてしまう。
活気がある。活気は感じるのだが、みんなしゃがんでいる。
当たり前か。
見ているだけで腰がいた・・・・・・いや、大漁のアサリを想像してしまう。
小さな子どもを連れた3人家族、おじいちゃんおばあちゃんも一緒の大家族、若いカップルなどなど、客層はさまざま。潮干狩りがこれほど幅広い世代に人気があるとは、正直思っていなかった。

「ふなばし三番瀬海浜公園」。飲食店と道具を売る店、レンタルする店

「ふなばし三番瀬海浜公園」。飲食店と道具を売る店、レンタルする店

「ふなばし三番瀬海浜公園」。アサリ大漁の図

「ふなばし三番瀬海浜公園」。アサリ大漁の図

「ふなばし三番瀬海浜公園」。父子で頑張ってアサリ探し中

「ふなばし三番瀬海浜公園」。父子で頑張ってアサリ探し中

「ふなばし三番瀬海浜公園」。こちらも3人家族で頑張る!

「ふなばし三番瀬海浜公園」。こちらも3人家族で頑張る!

取ったアサリを持ち帰るのは有料となる。

「ここ、いっぱいあるぞ! お母さん呼んでこい」
「ちょっとお父さん、こっち来て!」
「僕ひとりでこんなに取ったよ!」
という家族の会話が聞こえてくる。なんだか平和だ。
平和ではあるのだけど、迷子のアナウンスや「アカエイに注意!」というアナウンスも頻繁に流れていた。

取ったアサリを持ち帰るのは有料となる。100g=60円だ。計量する場所があり、ハカリで量って重さに準じたお金を払う方法と、600円の1kg網を買う方法がある。網は上をつまんで持てるくらいまで入れればほぼ1kgとのこと。詰め放題ではないので、ぎゅうぎゅうに入れて抱えて持ち帰るのは、ちょっと卑しい感じがするよ。
バスや電車ではできればクーラーボックスに保冷剤を入れて持ち帰り、その日のうちに食べるのがいいとのことだ。

海を見たら魚介類が食べたくなる
上品な江戸前寿司に舌鼓。

潮干狩り開催日はこの人出だが、お休みの月曜日はまた違う干潟の姿が見られる。
バードウォッチャーの方々だ。望遠レンズをつけたカメラを三脚で立てて静かに被写体を狙っている。潮干狩りと違って、干潮よりも満潮になりかけてきたころのほうが鳥が近くに寄ってくるので写しやすいという。
活気のある潮干狩りとは違うゆったりとした空気に包まれた三番瀬もなかなかいいものだ。

海浜公園を出たら、また臨時バスで駅のほうまで戻る。
取れたアサリは帰ってから食べるのだが、海を見たあとはやはり海のものが食べたいと思うもの。東京湾で取れた魚介類は江戸前と呼ばれる。となればここはやはり江戸前寿司を食べるべきではないだろうか。

ということで、創業80年以上の「下高井戸 旭鮨総本店」でランチをすることにした。東京を中心にチェーン展開をしている老舗だが、千葉県ではここ船橋の1店舗のみ。
ランチセットのにぎりは10個に茶碗蒸しとお椀がついていて、しっかり満腹に。

上品な味にすっかり満足して船橋にさようならをした。 写真・文/猫拾 ブミ

「下高井戸 旭鮨総本店」。千葉県での出店は、現在船橋のみ

「下高井戸 旭鮨総本店」。千葉県での出店は、現在船橋のみ

「ふなばし三番瀬海浜公園」の月曜日。鳥の写真を撮る

「ふなばし三番瀬海浜公園」の月曜日。鳥の写真を撮る

見どころを写真で紹介

関連リンク

  • 下高井戸 旭鮨総本店
    〈下高井戸 旭鮨総本店 船橋西武百貨店10F店〉
    住所:千葉県船橋市本町1-2-1 西武百貨店船橋店10F
    TEL:050-5798-4417
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