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まち見聞記

「鉢形城跡」から風布でのみかん狩りを目指す イメージ

2012年11月 更新

城趾から広大な緑地公園を経てみかん山へハイキング

「鉢形城跡」から風布でのみかん狩りを目指す

鉢形城公園・中間平緑地公園・日本(やまと)の里 風布館
埼玉県大里郡寄居町/最寄り駅:東武東上線 寄居駅

戦国時代の要害、鉢形城跡を散歩したら、気を引き締めて中間平(ちゅうげんだいら)緑地公園を目指してハイキング。5haの緑地公園は四季折々の草花が鑑賞できる場所だ。もうひと踏ん張り坂道を歩けばたくさんのみかん園がある風布へ行けるぞ。

池袋駅から東武東上線急行で約95分。

寄居駅南口を出ると目の前に観光案内所がある。地元の野菜や土産品なども売られている。マップをもらい、簡単な道順とどんな道なのかを聞いた。とても親切に教えてくれた。

まず向かうのは、「鉢形城跡」。
駅の周りが少しだけ細い道なので迷いそうになるが、すぐに大きい通りに出たので方向が分かった。観光案内所で道を聞いておいてよかった。
15分ほど歩くと正喜橋が架かる荒川に出た。都内で見る荒川とは違い、川岸の岩場に車を停めている人もいるし、カヌーで下る姿も見えた。

橋を渡った次の信号を、道路標示を見て左へ曲がった。だがそれは間違いだった。よく見ると左を向いているのは「鉢形城跡」への矢印ではなく、「P(駐車場)」への表示だった。城跡は右へ曲がるのだ。
思えばこれが迷い道の序章か・・・・・・。

東武東上線の寄居駅

東武東上線の寄居駅

寄居駅前にある観光案内所

寄居駅前にある観光案内所

「鉢形城公園」。二の曲輪近く

「鉢形城公園」。二の曲輪近く

「鉢形城公園」。復元石積土塁

「鉢形城公園」。復元石積土塁

戻って信号を右へ曲がると、すぐに笹曲輪があり、
城址だということがわかる。

本曲輪、二の曲輪、三の曲輪をまわる。土塁や堀と畝、復元石積土塁、復元四脚門、鉢形城落城後に造営された「諏訪神社」などを見て、また道を戻った。

二の曲輪の手前で道が二股に分かれているのだが、さらに左に人だけが通れるような下り坂があった。それが「鉢形城歴史館」へと続いているらしい。
実は鉢形城公園のガイドマップを持っている方に道を聞いてわかったのだ。城跡内の矢印表示はややわかりにくいので要注意だ。
その細い道の先には「鉢形城歴史館 近道」という看板もあるのだが、そっちへ行くと歴史館の裏手へ出ることになる。ここでも一瞬入口が分からなかった。もうちょっと親切な案内表示があったほうがいい。
でもようやく歴史館へ到着。歴史館では城や城下町の全体図などがパノラマで解説されており、わかりやすかった。

鉢形城跡は戦国時代の代表的な城郭跡であり、昭和7年に国指定史跡として登録された。荒川と深沢川に挟まれた断崖絶壁の上に築かれ、要害の城として重要な役割を担っていたとされる。

迷い道と坂道くねくね
ひたすら登るハイキング道。

「鉢形城歴史館」を出て中間平(ちゅうげんだいら)緑地公園へと向かう。長い道のりだが、確かまっすぐ進めば大丈夫だったはず。
と思っていたのだが、またしても違う道をてくてくと歩いてしまった。
西へ向かう国道294号線を歩いているつもりが、どんどん南下してしまった。国道の表示すらないのだ、寄居。コンパスを見て、どうもおかしいと気付いた。地元の人に道を聞き、またしても来た道を戻った。かなりの時間と体力のロスだった。
地元の人がとても優しかったのが救いだ。

そこから約80分、緩やかな上り坂から徐々に急な坂になっていく。最初は国道の車がブンブン走る道だったが、5kmほど歩いた辺りから道が細くなり、大型車が入れなくなり、車自体もほとんど通らなくなった。
上り坂が続く。
「ハーハー」という自分の呼吸だけが聞こえていた。そしてそれがいつの間にか、「ホェー・・・・・・ホェー・・・・・・」に変わっていたころ、ようやく中間平緑地公園に到着した。
総面積5haの緑地公園で、春には200本の桜、5月には山ツツジ、11月には紅葉など、季節ごとにさまざまな表情を見せてハイカーを楽しませてくれる。今回はちょっと時期が早く、紅葉は少なかった(秋のみごとな景色は、見どころ写真を参照)。

展望台からは寄居町の全景、筑波山や男体山、天気がよければさいたま新都心までも見渡せるという。ここでようやく達成感に浸れた。

「鉢形城公園」。復元四脚門

「鉢形城公園」。復元四脚門

「鉢形城公園」。土塁

「鉢形城公園」。土塁

「鉢形城歴史館」

「鉢形城歴史館」

ようやく中間平緑地公園に到着

ようやく中間平緑地公園に到着

中間平緑地公園。まだ紅葉はほんのり

中間平緑地公園。まだ紅葉はほんのり

中間平緑地公園の展望台より。寄居町の右側に見えるのは車山かな?

中間平緑地公園の展望台より。寄居町の右側に見えるのは車山かな?

中間平緑地公園の展望台より。紅葉の時期はさぞ綺麗だろう

中間平緑地公園の展望台より。紅葉の時期はさぞ綺麗だろう

「日本(やまと)の里 風布館」

「日本(やまと)の里 風布館」

緑地公園から遊歩道を下って約30分
風布みかん山を目指す。

ここから「関所跡」「釜伏峠」をまわって風布方面へ向かうハイキングコースもある。最低でも約100分はかかるだろう。
この日は時間もなかったので、直接風布方面へ向かう。時間がないのは迷い道のせいではない・・・・・・はず。
緑地公園を抜けてしばらく行くと、「風布館」の表示が出た。約2kmの下り坂くねくね道。遊歩道ではなく、車が通る道を下ってみた。

「日本(やまと)の里」の観光案内所に到着したのだが、なぜかシャッターが降りていた。土曜日に休み? と不思議に思ったのだが、確認するとここはすでに閉めた施設だという。またしてもわかりにくい。
そこから少し歩いたところに、2km手前で看板を見た「風布館」があった。正式には「日本(やまと)の里 風布館」というらしい。休憩ができて、手打ちそばやうどん、まんじゅうが食べられて、バーベキューができる施設もあるようだ。観光案内もしているらしい。
かわいい看板猫がいた。

すでに日も暮れかかっていたので、楽しみにしていたみかん狩りは諦めて帰路についた。
そこから約60分かけて波久礼駅まで戻ったころには疲れもあり、みかん狩りを諦めた悔しさはまったくなくなっていた。


※2012年11月10日には、東武鉄道と秩父鉄道の合同企画として「第337回東武健康ハイキング “歴史と名水の里”寄居散策 ~眺望素晴らしい紅葉の中間平へ~」を開催。今回歩いたのとほぼ同じコースをたどる。

詳しくは下記URLの下のほうを参照。
/playing/hiking/events/kenko/
calender.html
写真・文/はるやまひろぶみ

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