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日光からいろは坂を越えて奥日光「湯元」へ【前篇】 イメージ

2012年03月 更新

冬だってハイキング!スノーシューで雪山登り

日光からいろは坂を越えて奥日光「湯元」へ 前篇

東武日光駅周辺・奥日光湯元
栃木県日光市湯元温泉/最寄り駅:東武日光線 東武日光駅

1mも降り積もった雪の上を歩ける!?
そんな楽しそうなハイキングができるなんて知らなかった。と、勇んで出かけてみたものの・・・・・・。雪に慣れていないハイカーの顛末やいかに。
おいしいものの紹介や、伝統工芸体験もがんばってきました。

プロローグ
日光彫りと日光ビールを求めて

東武スカイツリーライン(伊勢崎線)浅草駅から特急スペーシアきぬ号に乗った。スペーシアは東京スカイツリー完成記念としてリニューアルされた車両が走っている。運よくその車両に乗れた。ブルーのラインが爽やかな「粋」基調だった。
下今市駅で乗り換えて、東武日光へと降り立った。
今回の目的は、ここからいろは坂を登った先の奥日光でのスノーシューだ。スノーシューというのは専用シューズとストックを使って雪山をウォーキングするもので、雪の中の自然をじっくりと楽しめるもの。コースによっては絶景を堪能できたり、動物と出会えたりもするという。

特急スペーシア。リニューアルされた車両「粋」基調

特急スペーシア。リニューアルされた車両「粋」基調

特急スペーシア。SPACIAの「I(アイ)」が東京スカイツリーにデザインされている

特急スペーシア。SPACIAの「I(アイ)」が東京スカイツリーにデザインされている

東武日光駅の構内。女性だけのグループが多かった。パワースポット人気、温泉人気か?

東武日光駅の構内。女性だけのグループが多かった。パワースポット人気、温泉人気か?

多彩な技法を使った“日光彫”

朝8時45分に集合して出発するコースに参加するため、今回はホテルに1泊する。
だが奥日光へ向かう前に、東武日光駅周辺でのお楽しみを紹介しようと考えた。
日光には東照宮の荘厳な社殿を作ったときに生まれたといわれている、多彩な技法を使った“日光彫”というものがある。その体験ができる場所があるという。
やってみたい。作りたい。

奥日光とは方角が違う霧降高原方面のバスに乗り、丸美という停留所で降りた。
停留所のすぐ近くに、「日光彫」の看板がある。だが外観はどうも体験をさせてくれるような雰囲気ではない。どうも2階で作業をしているように見えるのだが、1階には人気がない。
ドアホンがあるので押してみると、人の良さそうなおばちゃんが出てきた。話を聞くと、どうやらここは五十嵐漆器(株)という東武日光駅近くにある日光彫のお店の製造所らしい。彫る前の丸盆や手鏡を作っているところだ。目指していたところは、市営の「日光木彫りの里工芸センター」なので、全然違った。
おばちゃんは優しく道順を教えてくれた。

約10分ほど歩いて、「木彫りの里工芸センター」に到着。

ここではさまざまな日光彫りの作品が販売され、2階には歴史の説明や展示物があった。木彫りだけでなく、竹で作る伝統工芸品の日光下駄の製作も見学できる。
ではいざ、体験をば・・・・・・と受付の方に聞いてみたのだが、なんと11時から13時までは昼休みだという。現在11時2分前・・・・・・。
バスを降りてからのタイムロスが敗因か。
・・・・・・先生ももういないので、ここで駄々をこねても仕方がない。溢れんばかりのクリエイティブ欲を抑え込みながら、気持ちを切り替えてすぐ近くの「日光ビール」へ行くことにした。
その名の通り日光の地ビールで、醸造所と直売所を兼ねているところが近くにあるのだ。
ビール欲を満たしてやる。

「日光木彫りの里工芸センター」。

「日光木彫りの里工芸センター」。丸美バス停から徒歩約10分。春休みなどは賑わっているのかな

東武日光駅までのウォーキングで見られた霧降大橋からの景色。水が綺麗

東武日光駅までのウォーキングで見られた霧降大橋からの景色。水が綺麗

酒屋の「日野屋」。日光の酒蔵、渡邊佐平商店のお酒がほぼ揃っている

酒屋の「日野屋」。日光の酒蔵、渡邊佐平商店のお酒がほぼ揃っている

酒屋の「日野屋」。地ビールも揃っている。

酒屋の「日野屋」。地ビールも揃っている。お店の奥さんは、日光ビールがなくなったことを本当に残念がっていた

酒屋の「日野屋」。米焼酎も種類が豊富。

酒屋の「日野屋」。米焼酎も種類が豊富。ウイスキーのような色をした熟成されたものもある

「木彫りの里工芸センター」から徒歩1分も
かからないところにある「日光ビール」。

だが、入口には鍵がかかっており、中に人の気配がない。
結局、日光彫り体験もできず、日光ビールも飲めずにバス停まで戻ることになった。欲求不満の塊が歩いているようなものだ。

後で聞いたのだが、日光ビールは東日本大震災がきっかけで一時は休業し、結局そのまま廃業してしまったという。醸造樽が壊れたという噂も聞いた。日光ビール(株)からの公式コメントは出ていないようで、酒屋さんなど地元の人の話からしかうかがい知ることはできなかったのだが、みな一様に残念がっていることには変わりない。
現時点で、日光で醸造している地ビールはなくなってしまったのだ。


さてバス停まで戻った。とっとと駅に戻りたい気分だったのだが、なんと次のバスは40分後。
「ついていない・・・・・・」
そう呟いて近くをうろつく欲求不満の塊。
すると、道沿いにある「えーちゃん食堂」からおばちゃんが出てきて、「どうしたの?」と聞いてきた。
駅まで歩けるかどうか聞いてみると、
「25分くらい。下りだから楽よ。おばちゃん毎日歩いてるくらいだから」
と笑う。
向かいの五十嵐漆器のおばちゃんといい、なんだかみんな優しい。
お礼を言って歩きはじめてしまったのだが、しばらくして食堂で食べるべきだったと後悔してしまった。ごめんね、おばちゃん。

日光といえば“湯葉”を食べねばなるまい。

ここから約30分、予定外のウォーキングで東武日光駅まで歩いた。この日は天気も良く、遠くの山もキレイに見えて気持ちよく歩けた。
駅に着いたらちょうどお昼時。日光といえば“湯葉”を食べねばなるまい。
駅前ロータリーの周りにはお土産屋さんをはじめ飲食店も何軒かある。
「旭屋食堂」に入った。1階はお土産屋さんで2階が食堂になっている。
最初はご夫婦ひと組だけだったが、後から女性グループ8人とカップルひと組、男性ひとり、子連れ3人家族が入ってきた。大繁盛だ。
手打ちという蕎麦が食べたかったので、冷たいぶっかけの「さらそば」(1100円)を食べた。湯葉はもちろん、多彩な具のボリュームが満点だ。ここはラーメンもあり、「豆乳ラーメン」や「湯葉玉丼」なども人気が高いようだ。
お腹は満足したのだが、お隣の「さかえや」で売っている、名物「揚げゆばまんじゅう」もつい買ってしまった。サッとかけてくれる塩がアクセントになっている。手作りで、その場でも食べられるし、お土産用の詰め合わせもある。揚げてないゆばまんじゅうもおいしそうだ。

「さかえや」。揚げゆばまんじゅうは本当においしい。ひとつからでも買える

「さかえや」。揚げゆばまんじゅうは本当においしい。ひとつからでも買える

「旭屋食堂」のさらそば。具がたっぷり。湯葉もたっぷり

「旭屋食堂」のさらそば。具がたっぷり。湯葉もたっぷり

「奥日光小西ホテル」。歴史があり、雰囲気のいいホテル

「奥日光小西ホテル」。歴史があり、雰囲気のいいホテル

メインメニュー
奥日光でスノーシュー体験!

東武日光駅から奥日光の湯元へは、東武バスが走っている。駅のツーリストセンターで湯元温泉フリーパス(3000円)を購入。これなら2日間、湯元温泉までの間は乗り降り自由だ。往復に使うだけでも通常料金よりお得になる。

ここから湯元温泉の間にも、日本三大瀑布の華厳の滝をはじめ、たくさんの見どころがある。しかしここはハイキングのサイトだし、今回のメインメニューはスノーシューなので途中下車はしないのだ。

でも、バスの中から見えたものをザッと紹介。

●神橋(しんきょう)
日光山内の入口にかかる朱塗り、アーチ型の橋。近くには東照宮を創建した天海僧正像と、戊辰戦争時に日光を戦火から守った板垣退助像がある。

●金谷ホテル
明治6年に外国人の宿泊施設を開業させたことからはじまった歴史あるホテル。カレーやベーカリーなども有名。

●中禅寺
勝道上人が創建した日光で一番古い寺。重要文化財の立木観音がある。近くには中禅寺湖が。

●男体山
円錐形の火山。明治初期までは女人禁制だった。最初に登った女性はイギリス人だったらしい。

●いろは坂
このいろは坂を登る辺りから奥日光と呼ばれる。下りと上りが第一いろは坂と第二いろは坂に分かれており、合わせて48のカーブがある。

さまざまなツアーが行われている奥日光。

今回のスノーシューは、「奥日光小西ホテル」で催行されている「ネイチャーウォッチングツアー」に参加する。この奥日光では、観光協会やビジターセンター、その他民営のガイドによるスノーシュー企画など、さまざまなツアーが行われている。今回は宿泊と一緒に申し込みをした。
集合は朝の8時45分なので、前日の夕方に周辺を散策。晴れているとはいえ、まだ雪が残る道を歩くときは滑らないように腰が引けてしまう東京人だが、がんばって歩いてみた。

湯元には、温泉に入れるお寺がある。
その名も「日光山温泉寺」。そのままだ。
霊験あらたかな薬師如来を本尊として祀り、薬師湯が引かれている。もちろん入ることもできるのだが、冬期はお休み。
近くには足湯もあるのだが、こちらも冬期は休業中だった。

そのお寺の近くに広がるのが、湯元の源泉。硫黄の匂いが立ちこめて、地面からぼこぼこお湯が湧き出ている。手を入れられるくらいの近さだ。ここから各ホテルなどに温泉が引かれているわけだ。
昔はこの近くに共同浴場もあったのだが、今はなくなってしまっている。

湯元の源泉。溢れ出ている場所によってお湯の温度が違う

湯元の源泉。溢れ出ている場所によってお湯の温度が違う

「奥日光湯元温泉 雪まつり」の「雪灯里(ゆきあかり)」。17時に点灯される

「奥日光湯元温泉 雪まつり」の「雪灯里(ゆきあかり)」。17時に点灯される

「雪灯里(ゆきあかり)」イメージ2

「奥日光湯元温泉 雪まつり」の「雪灯里(ゆきあかり)」。蛍火のような光が雪面を飛んだり・・・・・・

雪と光のイリュージョン。

湯の湖を眺めてからホテルへ戻ろうとしたら、なんともキレイな雪の灯籠が道を作っていた。
毎年行われている「奥日光湯元温泉 雪まつり」のイベントのひとつで、小さな雪かまくらに灯りをともしたものだった。今年はLEDを使っていろいろな演出が施された雪と光のイリュージョンをテーマにしている。
昨年までは火を使っていたが、今年は夜景評論家の“丸々もとお”氏がプロデュースしたものに変わった。たぶん来年もLEDを使うことだろう。

さて翌朝、いよいよスノーシューへ。

昨日の晴天とは一転、夜中から雪が降り出しており、道路の様子も一変していた。
ガイドは小西ホテルの安倍輝行さんで、参加前に用意するものなどを丁寧に教えてくれた。今回はスキーもやるアクティブなご夫婦との計4人で歩く。
まずはレストハウスへ行き、スノーシューやストックをレンタル。その後、前日に見た源泉の辺りまで行き、そこでスノーシューを装着して山へ入っていった。この日は雪も降っているのであまり遠景は見えないだろうということで、蓼ノ湖(たでのうみ)方面を歩くことになった。
その日の天候や参加者の希望を聞いて、安倍さんがコースを考えてくれる。

服装は、汗を吸って冷えてしまう綿素材ではなく化繊のシャツにフリース、その上にレインスーツを着た。靴はくるぶしまである普通のウォーキングシューズに防水スプレーをしてきた。降雪を考えていなかったので、リュックに防水スプレーをしていなかったため、レインスーツの内側に背負うしかなかった。これが後に面倒くさい結果になってしまう。手袋も防水加工されていないものだったので、これも失敗。写真も撮るので安倍さんに右手だけ薄手のグローブを借りることにした。いろいろご面倒をかける初心者なのだ。ちなみにアクティブご夫婦もスノーシューは初めてらしいが、スキーをやられるだけあり、装備面はバッチリだった。
町中を歩いて肌寒いくらいの装備がちょうどいいらしい。

スノーシュー開始! パンツと靴に雪が入るのを防ぐスパッツもレンタル可能

スノーシュー開始! パンツと靴に雪が入るのを防ぐスパッツもレンタル可能

これがスノーシュー。裏には爪があり、それで雪面をとらえる。

これがスノーシュー。裏には爪があり、それで雪面をとらえる。道路などでは爪が傷むのでスノーシューを履くのは御法度です

黒い服がガイドの安倍さん。奥にある地図の案内板は普通に立って見られる位置にあるもの。どれくらいの積雪量かが少しはわかる?

黒い服がガイドの安倍さん。奥にある地図の案内板は普通に立って見られる位置にあるもの。どれくらいの積雪量かが少しはわかる?

スタート地点の案内板はこれくらいの位置。指さしている蓼ノ湖へ向かう

スタート地点の案内板はこれくらいの位置。指さしている蓼ノ湖へ向かう

気持ちいいから寝っ転がっているわけではないのです。起き上がり方を教えてもらっている。普通に手をつくと、ズブズブと埋まってしまうからね。でも安倍さんは人型をつける楽しさも教えてくれた

気持ちいいから寝っ転がっているわけではないのです。起き上がり方を教えてもらっている。普通に手をつくと、ズブズブと埋まってしまうからね。でも安倍さんは人型をつける楽しさも教えてくれた

急な斜面と雪のジェットコースター。

確かに町中では肌寒かったのだが、源泉の辺りから登りはじめ、早くも汗をかいてしまった。いきなり急な斜面なので面食らった。
はじめてのスノーシューに慣れず、視線はずっと足元。遅れて迷惑をかけてはいけないと思い最後尾を歩いていたので、このときはガイドの安倍さんの説明を聞く余裕もなかった。
山登りでも急な階段でも、下りの方が腿の張りを感じ、恐怖心があるということを知っていたので、この急な登りの道を帰りは下るのかと思い、先が思いやられていた。もちろんそんなことおくびにも出さないで、ひたすら登ったのだが。
だが少ししたら、「大体この辺で登りの半分くらいですね」と安倍さんが言ったので安心した。これならいける。

途中、道に立っている案内版の地図があり、普段は直立して見るものをしゃがみこんで見る形になり、あらためて積雪状況を感じた。ガードレールがすっぽり埋まるくらいなのだ。「ああ、ここが道路なのか」と思っていたら、安倍さんが、
「ジェットコースターとか好きですか?」
と聞いてきた。斜面を滑り台を滑るように下りられるというのだ。

まず安倍さんが新雪を滑り降りて道を作り、その後を滑る。
結構急勾配。
アクティブご夫婦のご主人の次に滑るつもりでしゃがもうとしたら、意に反してスタート。体勢も整えられないまま下まで降りてしまった。おまけに、リュックの上にレインスーツを着ていたので背中がパックリと開き、そこに雪がドコドコ入ってきた。サラサラな雪質なのですぐに払い落とせば問題はないのだが。

その後は比較的緩やかな上り下りが繰り返された。

安倍さんが植物の説明などを盛り込みながら進み、蓼ノ湖へ到着。氷が張っている湖は綺麗なのだが、この上を歩いたガイドが、氷が割れて落ちた話を聞き、やや不安に・・・・・・。心の中で「まさか氷に乗ったりしないよね? ね?」と祈った。
それは杞憂に終わり、湖のほとりを回り込んで反対側へ。針葉樹が屋根になっているところで休憩をとることになった。

体を動かさない休憩中は少し着込むのがいいらしい。また、雪面を踏み固めればスノーシューをはずしてくつろぐこともできる。レインスーツを脱いでリュックを下ろしたりしゃがみ込んでスノーシューを脱いだりするのが大変(億劫ともいう)なので、そのままの姿で休憩した。
その正反対の安倍さんは、さすがガイドさん。お酒のボトル(3本)や折畳みコップ、コンデンスミルクやインスタントコーヒーにお湯、紅茶、クッキーなどを次々に取り出した。こんなに持ち歩いていたとは。まるで4次元リュックのようだ。
スノーシューを脱いで腰までズッポリと雪に埋まるさまも見せてくれた。スノーシューって素晴らしい。

蓼ノ湖。半分以上凍っているのだが、カモがいる。鳴き声も聞こえて自然が感じられる

蓼ノ湖。半分以上凍っているのだが、カモがいる。鳴き声も聞こえて自然が感じられる

湖をバックに写真を撮ってもらうアクティブご夫婦

湖をバックに写真を撮ってもらうアクティブご夫婦

別のスノーシューツアーとすれ違う。子どももたくさん参加していた

別のスノーシューツアーとすれ違う。子どももたくさん参加していた

令法(りょうぶ)やダケカンバの木の説明をしてくれるガイドの安倍さん

令法(りょうぶ)やダケカンバの木の説明をしてくれるガイドの安倍さん

そこから来た道を戻る。

雪崩の跡やその勢いのすさまじさ、雪玉が転がってバウムクーヘンのようになる雪巻き、鹿が樹皮をかじった跡など、来たときとはまた違う説明をしてくれる安倍さん。このときまったく道のない斜面の新雪を歩いたのがとても気持ちよかった。

その後は、やはり下り坂でより慎重になり、最後尾を歩く雪山初心者。すると安倍さん、
「さっきのよりもっと長い滑り台がありますけど、やりますか?」と。
前にいたアクティブご夫婦の奥さんはやりたそうな顔をしていたのかもしれない。
安倍さんは、
「なんかいちばん後ろでフルフル首振っている人がいますけど・・・・・・。じゃ、とりあえず行ってみますか」と。
行くのか・・・・・・。

スタート地点だった源泉の真上辺りから滑るという。

安倍さんが道を作る前に覗き込むと、先が見えないくらいの急勾配。安倍さんは、「無理そうだったらやめて歩いて降りてもいいですよ」とは言っていたが、きっとそんなつもりはなかったのではないかと思う。
情けないが、ほかの人が滑った後はスピードが出るので最初の方に滑らせてもらうことにした。しかし、スピードが怖いわけではないのだ。言われた通りのコースを滑れるのか、コースをはずれてどっか行っちゃうんじゃないのか、止まらないでそのまま落ちて行くのではないか、といったことを想像してしまうのだった。あと背中に雪が入るのがイヤ。
それでも意を決して滑り降りた。が、滑り台で遊んでいるというよりも、滑落だ。ヘタ。
そしてやはり止まることはできなかった。安倍さんが止めてくれた。
結果としては下り道をショートカットできたのでよかったけど。
そしてそんな遊びもガイドさんと一緒だからできたのだ。安倍さんに感謝。ただ歩くだけではわからない樹木の種類や雪崩のエピソード、雪山の楽しみ方なども教えてもらえて、ようやくスノーシューの履き心地にも慣れてきたころに、終了。約3時間のネイチャーウォッチングだった。 写真・文/はるやまひろぶみ ※『日光からいろは坂を越えて奥日光「湯元」へ【後篇】』へ続きます。

スタート地点の源泉があんな下に! 「すごい」と思うと同時に、これからあそこまで降りなきゃいけないんだな・・・・・・と脱力

スタート地点の源泉があんな下に! 「すごい」と思うと同時に、これからあそこまで降りなきゃいけないんだな・・・・・・と脱力

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