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ハイキング体験レポート

太田ハイキング

2016年6月 更新

戦国時代の山城を辿り、歴史薫るお寺を巡る

太田ハイキング

群馬県太田市/最寄り駅:東武伊勢崎線・小泉線・桐生線太田駅

南北朝時代を駆け抜けた新田義貞ゆかりの地を巡り、近郊に点在するお寺を散策、太田の自然と歴史を満喫してみよう

今回体験したコース

★★☆☆

自然ハイキング

太田コース

自然ハイキング コースマップ ナビ

使い方

  • 地図の移動:地図上でクリックしたまま動かす。
  • 案内を見る:数字のポイントをクリックすると、案内が表示されます。
太田コース 地図
  • 01
    八瀬川沿いを真っ直ぐに延びる道を行く

    八瀬川沿いを真っ直ぐに延びる道を行く

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  • 02
    大光院の参道に並ぶ懐かしい雰囲気の土産物屋

    大光院の参道に並ぶ懐かしい雰囲気の土産物屋

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  • 03
    大光院の山門。屋根に輝く三つ葉葵がこのお寺の歴史を語る

    大光院の山門。屋根に輝く三つ葉葵がこのお寺の歴史を語る

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  • 04
    指導標にしばしば現れる「モータープール」の文字。これは金山城址の駐車場のこと

    指導標にしばしば現れる「モータープール」の文字。これは金山城址の駐車場のこと

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  • 05
    金龍寺の裏手から再び登山道へ入る

    金龍寺の裏手から再び登山道へ入る

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  • 06
    金龍寺と金山城址の間に建つあずま屋。登山道の分岐でもある

    金龍寺と金山城址の間に建つあずま屋。登山道の分岐でもある

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  • 07
    金山城址内の道には、たびたび堀切跡などが現れる

    金山城址内の道には、たびたび堀切跡などが現れる

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  • 08
    金山城址で発掘修復された「月ノ池」。これ以外に「日ノ池」もある

    金山城址で発掘修復された「月ノ池」。これ以外に「日ノ池」もある

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  • 09
    新田神社からは石積みの階段を下る

    新田神社からは石積みの階段を下る

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  • 10
    歩道が狭く、見通しも悪い松風峠では自動車に注意

    歩道が狭く、見通しも悪い松風峠では自動車に注意

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  • 11
    大きく「玉厳寺」と書かれた道を左折する

    大きく「玉厳寺」と書かれた道を左折する

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  • 12
    水道道路のため一般車両は通行禁止。のんびりと森歩きを楽しめる

    水道道路のため一般車両は通行禁止。のんびりと森歩きを楽しめる

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  • 13
    親水公園の分岐に出たら、公衆トイレ脇から再び登山道へ入る

    親水公園の分岐に出たら、公衆トイレ脇から再び登山道へ入る

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  • 14
    受楽寺からは高山神社の裏手へ。ここもちょっとした山道だ

    受楽寺からは高山神社の裏手へ。ここもちょっとした山道だ

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  • 15
    高山神社は2014年に火災により全焼。現在再建準備中

    高山神社は2014年に火災により全焼。現在再建準備中

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  • 16
    バス通りに出たら、ゴールの太田駅まではあとひと息だ

    バス通りに出たら、ゴールの太田駅まではあとひと息だ

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本コースのスタートは太田駅北口。トイレは駅の構内、コンビニは南口駅前にあるので、出発準備はここですませておこう。まずは北に向かって少し歩くと、車の往来が多い街道に出るのでそこを左へ。10分ほど行くと長念寺というお寺が右手に現れるので、その角を右に入れば八瀬川沿いに真っ直ぐ続く道に出る。八瀬川には鯉も泳いでいて気持ちがよい道だ。やがて突き当たりをクランク状に右に入れば、そこが大光院の参道。参道には、懐かしさを感じさせるお土産物屋が今も何軒か営業している。

関連MAPポイント
八瀬川沿いを真っ直ぐに延びる道を行く
01

八瀬川沿いを真っ直ぐに延びる道を行く

大光院の参道に並ぶ懐かしい雰囲気の土産物屋
02

大光院の参道に並ぶ懐かしい雰囲気の土産物屋

大光院の山門。屋根に輝く三つ葉葵がこのお寺の歴史を語る
03

大光院の山門。屋根に輝く三つ葉葵がこのお寺の歴史を語る

大光院の開山堂。呑龍上人自作の像が安置されている

大光院の開山堂。呑龍上人自作の像が安置されている

大光院を抜けると、緑に囲まれた気持ちのよい道が続いていた

大光院を抜けると、緑に囲まれた気持ちのよい道が続いていた

大光院は徳川家康が自分の先祖である新田義重を祀るために創建したお寺で、浄土宗の僧である呑龍を招聘したことから、「呑龍様」とも呼ばれている。お寺の奥には新田義重の陵墓もある。大光院からは、その供養塔の前を通るようにして細い道に入っていく。このあたりはすでにこれから目指す金山の裾野にあたり、周囲には樹木が覆い茂って山道の様相になる。

15分ほど歩くと到着するのが金龍寺。こちらは新田義貞が当時の国家動乱を鎮めるために創建したといわれ、寺の背後には新田義貞の供養塔も現存している。金龍寺からはアップダウンを繰り返して、やがて金山城址の駐車場横に出る。それまでの道すがら、たびたび指導標に書かれていた「モータープール」というのは、どうやらここのことのようだ。

関連MAPポイント
指導標にしばしば現れる「モータープール」の文字。これは金山城址の駐車場のこと
04

指導標にしばしば現れる「モータープール」の文字。これは金山城址の駐車場のこと

金龍寺の裏手から再び登山道へ入る
05

金龍寺の裏手から再び登山道へ入る

金龍寺と金山城址の間に建つあずま屋。登山道の分岐でもある
06

金龍寺と金山城址の間に建つあずま屋。登山道の分岐でもある

金龍寺。この地に帰ることなく戦死した新田義貞を祀っている

金龍寺。この地に帰ることなく戦死した新田義貞を祀っている

新田義貞の供養塔は太田市の重要文化財に指定されている

新田義貞の供養塔は太田市の重要文化財に指定されている

金山城は、標高239メートルの金山の上に築城された

金山城は、標高239メートルの金山の上に築城された

城址には当時の石垣も残っており、数百年の歴史を感じさせてくれる

城址には当時の石垣も残っており、数百年の歴史を感じさせてくれる

金山城址は標高239メートルの独立峰である金山の上に築城された山城の遺構で、石垣や土塁などが残っている。本丸跡には新田義貞を祀った新田神社があり、コースはこの新田神社を目指すように尾根沿いに進む。途中にはいくつか堀切跡なども残り、まるで自分が城の本丸を目指して攻め上がっているような気になってくる。

関連MAPポイント
金山城址内の道には、たびたび堀切跡などが現れる
07

金山城址内の道には、たびたび堀切跡などが現れる

金山城址で発掘修復された「月ノ池」。これ以外に「日ノ池」もある
08

金山城址で発掘修復された「月ノ池」。これ以外に「日ノ池」もある

新田神社からは石段を下って松風峠を目指す。蛇行する車道を縫うように、登山道が整備されているのでそちらを利用しよう。松風峠は歩道スペースが狭いうえに見通しもよくないので、車にはくれぐれも注意したい。

関連MAPポイント
新田神社からは石積みの階段を下る
09

新田神社からは石積みの階段を下る

新田神社の参道に立つ大ケヤキ。樹齢800年と推定されている

新田神社の参道に立つ大ケヤキ。樹齢800年と推定されている

金山城の本丸跡に建つ新田神社。多くの参拝客が訪れる

金山城の本丸跡に建つ新田神社。多くの参拝客が訪れる

深い森に囲まれ、落ち着いた雰囲気を見せる玉厳寺

深い森に囲まれ、落ち着いた雰囲気を見せる玉厳寺

鬱蒼とした松風峠を越えると視界が急に開け、足利方面を見渡せるようになる。途中、「玉厳寺」と書かれた指導標に従って細い道へ入れば、やがて左手に玉厳寺が現れる。背後を山に囲まれた趣深いお寺だ。

関連MAPポイント
歩道が狭く、見通しも悪い松風峠では自動車に注意
10

歩道が狭く、見通しも悪い松風峠では自動車に注意

大きく「玉厳寺」と書かれた道を左折する
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大きく「玉厳寺」と書かれた道を左折する

玉厳寺からは、永福寺、曹源寺へはそれぞれ15分といったところ。曹源寺は「さざえ堂」のお寺として有名だ。さざえ堂というのは、内部が螺旋回廊状になっており、順路を進むだけで堂内を巡って元の場所に戻れるという不思議な構造をした御堂のこと。現存するさざえ堂は国内でも少なく貴重だが、こちらのさざえ堂は現在大規模補修工事が行われていて、残念ながら平成29年8月まで拝観はできない。

永福寺。金山城の東北、鬼門に位置して城を守ったという

永福寺。金山城の東北、鬼門に位置して城を守ったという

さざえ堂で知られる曹源寺だが、大規模修復工事のため平成29年8月まで拝観できない

さざえ堂で知られる曹源寺だが、大規模修復工事のため平成29年8月まで拝観できない

車両通行止めの広い道をのんびりと散策できる

車両通行止めの広い道をのんびりと散策できる

曹源寺からは再び松風峠方面を目指すが、峠に入る手前に左へ分岐する道があるので、今度はそちらの道を入ろう。この道は車道ほどの道幅があるのだが、一般車両の通行は禁止されている。周囲には樹木が生い茂り、まるで緑のトンネルのような道を快適に歩き進むことができる。

関連MAPポイント
水道道路のため一般車両は通行禁止。のんびりと森歩きを楽しめる
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水道道路のため一般車両は通行禁止。のんびりと森歩きを楽しめる

やがて親水公園との分岐に出たら、そこから再び登山道に入る。といっても登りなのははじめの5分ほど。あとは下り基調のゆるやかな道だ。下りきったところに建っているのが受楽寺。ここの山門には「梅妻鶴子」と呼ばれる見事な彫刻が施されている。
受楽寺からは高山神社の裏手に入り、参道を抜けて車道へ。そこから太田駅までは街中を抜けて15分ほどの距離だ。

関連MAPポイント
親水公園の分岐に出たら、公衆トイレ脇から再び登山道へ入る
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親水公園の分岐に出たら、公衆トイレ脇から再び登山道へ入る

受楽寺からは高山神社の裏手へ。ここもちょっとした山道だ
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受楽寺からは高山神社の裏手へ。ここもちょっとした山道だ

高山神社は2014年に火災により全焼。現在再建準備中
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高山神社は2014年に火災により全焼。現在再建準備中

バス通りに出たら、ゴールの太田駅まではあとひと息だ
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バス通りに出たら、ゴールの太田駅まではあとひと息だ

写真・文/佐藤 徹也

重厚な山門が歴史を感じさせてくれる受楽寺

重厚な山門が歴史を感じさせてくれる受楽寺

交通情報

スタート&ゴール地点となる太田駅へは、東武伊勢崎線の特急「りょうもう」を利用すれば、浅草駅から約1時間30分。北千住駅からなら約1時間15分。「りょうもう」には車内販売はないので(ソフトドリンクの自販機はある)、それ以外のものはあらかじめ用意しよう。

交通情報イラスト

アドバイス

大光院から金山城址に至る登山道にはいくつかの支道もあるが、指導標がしっかりしており迷うようなことはないだろう。一部「イノシシ注意」の看板があった。
本文でも書いたが、松風峠越えの際には自動車に注意。大光院から先は商店などはない。トイレは金山城跡のほか、訪問する寺院の多くに、そして親水公園の分岐にもある。
2016年5月踏査。

アドバイスイラスト

コース地図の印刷や、移動時間の情報など

太田ハイキングコースの概要を見る
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