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ハイキング体験レポート

おもちゃのまちハイキング

2017年3月 更新

おもちゃと古墳を楽しむ歩き旅

おもちゃのまちハイキング

栃木県県下都賀郡壬生町/最寄り駅:東武宇都宮線壬生駅、おもちゃのまち駅

前半は1960年代から現在に至るおもちゃの歴史を楽しみ、後半は一転、国指定の史跡となっている古墳を訪ねて歴史のロマンを感じるユニークなハイキングに出かけてみよう

今回体験したコース

★☆☆☆

自然ハイキング

おもちゃのまちコース

自然ハイキング コースマップ ナビ

使い方

  • 地図の移動:地図上でクリックしたまま動かす。
  • 案内を見る:数字のポイントをクリックすると、案内が表示されます。
おもちゃのまちコース 地図
  • 01
    こぢんまりした駅舎

    駅名に相応しい、こぢんまりした駅舎

    ×
  • 02
    片側二車線の広い車道のかたわら

    しばらくは片側二車線の広い車道のかたわらを歩く

    ×
  • 03
    ドラッグストアのある交差点

    ドラッグストアのある交差点を右に入る

    ×
  • 04
    左へおもちゃ博物館を誘導する看板

    左へおもちゃ博物館を誘導する看板があるが、ここは直進

    ×
  • 05
    とちぎわんぱく公園のゲート

    とちぎわんぱく公園のゲートから壬生総合公園内に入る

    ×
  • 06
    虹の広場

    広大な園内にはさまざな施設が。ここは「虹の広場」

    ×
  • 07
    北関東自動車道

    北関東自動車道に突き当たったら併走する道を左へ

    ×
  • 08
    北関東自動車道の反対側

    ガードをくぐって北関東自動車道の反対側へ出る

    ×
  • 09
    恵川沿いの道

    いくつかの橋を渡りつつ恵川沿いの道を歩く

    ×
  • 10
    用水路と並行する道

    用水路と並行する道を左に入る

    ×
  • 11
    カーブミラーのある突き当たり

    カーブミラーのある突き当たりを右へ進む

    ×
  • 12
    歩道橋が架かった車道

    歩道橋が架かった車道に出たら右へ

    ×
  • 13
    壬生寺へ誘導する指導標

    ここからは壬生寺へ誘導する指導標が現れる

    ×
  • 14
    壬生寺の山門を出て、正面に現れた車道

    壬生寺の山門を出て、正面に現れた車道を左へ

    ×
  • 15
    「常楽禅寺入口」という看板がある細い道

    「常楽禅寺入口」という看板がある細い道を右へ入る

    ×

今回のスタート地点はその名もずばり、「おもちゃのまち駅」の西口。ここからまずは壬生町総合公園内にあるおもちゃ博物館を目指そう。

関連MAPポイント
駅舎
01

駅名に相応しい、こぢんまりした駅舎

おもちゃ博物館のイメージキャラクター・壬雷(みらい)ちゃん

駅前では、おもちゃ博物館のイメージキャラクター・壬雷(みらい)ちゃんがお出迎えしてくれる

ハイキング体験レポート本文 挿絵

駅西口正面に延びる道を進むと、すぐに広い車道と交差するのでこれを左へ。この車道は車の往来は多いが、歩道スペースも広く取られているので安全に歩くことができる。しばらく歩くと「おもちゃのまち」交差点に出るので、今度はこれを右に入る。北関東自動車道壬生ICの入口を左に見送り、恵川を渡ると、やがて左斜めへの分岐が現れるので、ここを入れば壬生総合公園はまもなくだ。道路際には「おもちゃ博物館方面は左」を指示する看板が出てくるがこれはスルー。そのまま直進するとすぐに「とちぎわんぱく公園」のゲートがあるので、こちらから壬生総合公園に入ろう。

関連MAPポイント
片側二車線の広い車道
02

しばらくは片側二車線の広い車道のかたわらを歩く

ドラッグストアのある交差点
03

ドラッグストアのある交差点を右に入る

左へおもちゃ博物館を誘導する看板
04

左へおもちゃ博物館を誘導する看板があるが、ここは直進

とちぎわんぱく公園のゲート
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とちぎわんぱく公園のゲートから壬生総合公園内に入る

入口からしばらくは周囲をリンゴの木に囲まれた散策路が続き、その先には円形広場、池、そして広大な芝生が広がっている。公園内にも飲食コーナーはあるが、天気がよければここでお弁当を広げるのがお勧めだ。

関連MAPポイント
虹の広場
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広大な園内にはさまざな施設が。ここは「虹の広場」

壬生総合公園内の広い芝生

壬生総合公園内の広い芝生は、天気がよければお弁当を広げるのに最適だ

おもちゃ博物館

お城のようなこの建物がおもちゃ博物館。館内には1960年代から現在に至るまで、膨大なおもちゃのコレクションが

1970年代に製造されていたブリキ製のロボットの数々

1970年代に製造されていたブリキ製のロボットの数々。さまざまなギミックが満載だ

ヒーローロボットの巨大なおもちゃ

昭和の子どもたちには憧れだった、ヒーローロボットの巨大なおもちゃ

テレビのクイズ番組と連動したボードゲーム

ゲームのコレクションも充実。これはテレビのクイズ番組と連動したボードゲーム

おもちゃ博物館の3階は「そらのひろば」と呼ばれ、展望スペースになっている

おもちゃ博物館の3階は「そらのひろば」と呼ばれ、展望スペースになっている。日光連山が遠望できた

円形広場から左手に入ると現れるのが「壬生町おもちゃ博物館」で、ここには体験型の遊具やおもちゃが多数置かれているほか、1960年代から現代に至るさまざまなジャンルのおもちゃの膨大なコレクションが展示されている。どの世代でも、思わず「懐かしい!」を声を上げてしまうおもちゃを発見できるだろう。

ところで、この地になぜおもちゃ博物館があるのだろうか? そこには壬生町の歴史が関わっている。もともと戦後日本のおもちゃ製造は東京の下町を中心に行われていたのだが、都心部の急速な発展により設備の拡大が困難に。そこで玩具組合が中心になって工場の集団移転を計画。いくつかの町が誘致に名乗りを上げたが、最終的に選ばれたのが壬生町だったのだ。この工場移転に伴い周辺の道路整備や住宅建設も進み、地域の正式町名も「おもちゃのまち」とされた。現在この周辺は、「栃木県下都賀郡壬生町おもちゃのまち」というのが正式な地名なのだ。さらには東武鉄道がおもちゃのまち駅を新設。一見、「おもちゃのまち」という駅名はメルヘンチックな雰囲気を醸し出すためにつけられたのかと思いきや、さにあらず。地域の発展に密着した駅名だったのである。このような経緯もあって、1995年におもちゃ博物館はこの地に開館した。

おもちゃ博物館を満喫したら、続きを歩き始めよう。おもちゃ博物館を出たら隣接する陸上競技場を回り込むようにして、公園沿いを併走する細い車道を右へ進む。やがて北関東自動車道とぶつかるので、それに沿って左へ行けば、ほどなくして北関東自動車道をガードでくぐって反対側へ出られる。そこからは橋をいくつか渡りつつ、恵川の右岸と左岸を交互に歩いていこう。これまでとはがらりと趣は変わり、田園地帯を歩く散歩道だ。途中、観音橋という橋が現れるが、ここでこの橋を渡らずに反対側へ進めば東武宇都宮線の国谷駅までは近い。もしなんらかの事情でハイキングを切り上げたい場合は、この道をエスケープルートとして使用できる。

関連MAPポイント
北関東自動車道に突き当たったら併走する道
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北関東自動車道に突き当たったら併走する道を左へ

北関東自動車道の反対側へ
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ガードをくぐって北関東自動車道の反対側へ出る

恵川沿いの道
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いくつかの橋を渡りつつ恵川沿いの道を歩く

この先しばらく空の広い快適な道が続くが、やがて左折して恵川から離れる。ポツポツと人家が現れたかと思い始めたころ、道の両側にこんもりとした小山が現れる。これらはいずれも古墳で、向かって右手の前方後円墳が牛塚古墳、左手の円墳が車塚古墳だ。牛塚古墳は7世紀初頭、車塚古墳は7世紀前半につくられたものと推定されている。車塚古墳のほうは周囲に築かれた堀の跡も明確に残っているうえ、横穴式の石室も開口部が露出しており、見学できる(内部へ入ることはできない)。

関連MAPポイント
用水路と並行する道
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用水路と並行する道を左に入る

カーブミラーのある突き当たり
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カーブミラーのある突き当たりを右へ進む

田畑のなかに延びる一本の小径

田畑のなかに延びる一本の小径を歩いてゆく。前方の森のなかに古墳群がある

車塚古墳

車塚古墳。墳丘は三段からなり、一段目の直径は82メートルにもなる。周囲の土塁跡もほぼ完全な形で残っている

牛塚古墳

車塚古墳と道路を挟んで反対側に位置するのが牛塚古墳。こちらは前方後円墳。墳丘第一段の全長は約60メートル

黒川沿いに延びる道

黒川沿いに延びるこの道を左折すれば、東雲公園経由でもゴールの壬生駅に着けるが、今回は直進

ふたつの古墳を見学したら、それまで歩いてきた道をそのまま進むと広い車道に出るのでこれを右へ。すぐに黒川を橋で渡る。渡ったところで土手沿いを左に入る道を行けば東雲公園経由で壬生駅に至るが、今回はこのまま直進して大師町北の交差点を左へ。途中で現れる「壬生寺→」の指導標に従って歩けば、やがて壬生寺に着く。

関連MAPポイント
歩道橋が架かった車道
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歩道橋が架かった車道に出たら右へ

壬生寺へ誘導する指導標
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ここからは壬生寺へ誘導する指導標が現れる

壬生寺は慈覚大師が生誕した聖跡として知られ、境内にある慈覚大師堂は貞亭3年(1685)に建立、文久2年(1862)に大改修のうえ今に至るとのこと。
壬生寺の先は山門からまっすぐ車道に出て左折、さらに次の路地を右折すれば城址公園に出る。城址公園は壬生城本丸址を整備した公園で、一部土塁が残るほか、門や石垣が復元されている。一画には歴史民俗資料館もあり、地域の古墳からの出土品も展示されている。

関連MAPポイント
壬生寺の山門を出て、正面に現れた車道
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壬生寺の山門を出て、正面に現れた車道を左へ

「常楽禅寺入口」という看板
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「常楽禅寺入口」という看板がある細い道を右へ入る

壬生寺

壬生寺。厄除け、家内安全、交通安全などの護摩祈祷で、多くの人の信仰を集めている

壬生城の跡地を整備してつくられた城址公園

壬生城の跡地を整備してつくられた城址公園。ホールや歴史民俗資料館なども併設されている

ゴールの壬生駅

ゴールの壬生駅。スタート地点のおもちゃの町駅から二駅ぶんの距離を歩いてきたことになる

城址公園からは来た道をさらに進み、小学校に突き当たったら左へ。次の信号を右へ行き、「壬生駅入口」の信号を左に入れば眼前にゴールの壬生駅が見えてくる。 写真・文/佐藤 徹也

交通情報

スタート地点となるおもちゃのまち駅へは、まずは浅草駅から東武日光線の特急「きぬ」や「けごん」を利用して栃木駅まで約1時間10分。北千住駅からなら約1時間。栃木駅からは東武宇都宮線に乗り換えて約21分。本数は少ないが、JR新宿駅から栃木駅まで特急「スペーシアきぬがわ」や「日光」を利用する手もある。その場合は栃木駅まで約1時間15分。ゴールの壬生駅から栃木駅までは東武宇都宮線で約15分

交通情報イラスト

アドバイス

おもちゃのまち駅から壬生総合公園までは車道歩きだが、歩道がしっかりしているので危険はないだろう。途中にコンビニが一軒ある。壬生総合公園から先は、壬生駅付近に近づくまで飲食店や商店はない。トイレは各駅、壬生総合公園、城址公園などにある。おもちゃ博物館の開園時間は9時30分~16時30分(8月は17:00)。月曜(月曜日が祝日・振替休日の場合は翌日)、年末年始休館。入館料おとな600円
TEL:0282-86-7111
2017年2月踏査。

アドバイスイラスト

コース地図の印刷や、移動時間の情報など

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