東武鉄道沿線ハイキング・ウォーキング・
トレッキング情報

ハイキング体験レポート

岩槻タウンウォーキング

2017年3月 更新

「人形のまち」として知られる城下町を歩く

岩槻タウンウォーキング

埼玉県さいたま市/最寄り駅:東武アーバンパークライン岩槻駅、東岩槻駅

江戸城を築城したことでも知られる太田道灌により岩槻城が築かれ、日光御成街道の宿場町として栄え、その後は雛人形などの生産によって「人形のまち」として全国的に知られるようになった岩槻の街を散策しよう。

今回体験したコース

タウンウォーキング

岩槻|ハイキング&ウォーキング

タウンウォーキング コースマップ ナビ

使い方

  • 地図の移動:地図上でクリックしたまま動かす。
  • 案内を見る:数字のポイントをクリックすると、案内が表示されます。
岩槻|ハイキング&ウォーキング 地図
  • 01
    東岩槻駅

    スタートは東岩槻駅。正面に延びる広い道へ歩きだそう

    ×
  • 02
    信号のある交差点

    信号のある交差点を右へ。左手のJAが目印だ

    ×
  • 03
    住宅街から次第に郊外の風景へ

    周囲は住宅街から次第に郊外の風景へと変わる

    ×
  • 04
    道端の田んぼ

    道端の田んぼ。夏には青々とした稲穂がそよぐのだろう

    ×
  • 05
    慈恩寺から玄奘三蔵塔へ

    慈恩寺から玄奘三蔵塔へ。歩道が狭いので車に注意

    ×
  • 06
    路地

    この路地を入る。指導標はないので見過ごさぬように

    ×
  • 07
    スタート直後に通った道

    スタート直後に通った道をここで横切る

    ×
  • 08
    緩やかに流れる元荒川

    緩やかに流れる元荒川を人道橋で渡る

    ×
  • 09
    右手は最近延伸した道

    右手は最近延伸した道。左の細くまっすぐな道を入る

    ×
  • 10
    久伊豆神社を出たら踏切を渡って正面へ延びる道へ

    久伊豆神社を出たら踏切を渡って正面へ延びる道へ

    ×
  • 11
    この坂を下りきれば岩槻城址公園は目の前だ

    この坂を下りきれば岩槻城址公園は目の前だ

    ×
  • 12
    さいたま市民会館いわつき

    さいたま市民会館いわつき。豆腐ラーメンはここの1階

    ×
  • 13
    市民会館と駐車場の間の歩行者専用道路

    市民会館と駐車場の間の歩行者専用道路を入る

    ×
  • 14
    一灯点滅式信号機が設置された丁字路

    一灯点滅式信号機が設置された丁字路を左へ

    ×
  • 15
    人形屋さんの看板

    人形屋さんの看板が目立つようになるとゴールも近い

    ×

スタート地点は東岩槻駅北口。駅前から延びる通りをしばらく直進し、信号のある交差点に出たらそこを右へ。周囲には住宅街が広がるが、小学校を右手に見送るあたりからは少しずつ畑が点在するようになる。それにしたがって道路の歩行者スペースも少なくなってくるので、車の往来には注意しよう。

関連MAPポイント
東岩槻駅
01

スタートは東岩槻駅。正面に延びる広い道へ歩きだそう

信号のある交差点
02

信号のある交差点を右へ。左手のJAが目印だ

住宅街から次第に郊外の風景へ
03

周囲は住宅街から次第に郊外の風景へと変わる

道端の田んぼ
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道端の田んぼ。夏には青々とした稲穂がそよぐのだろう

ハイキング体験レポート本文 挿絵
慈恩寺の本堂

慈恩寺の本堂。慈恩寺は江戸時代には徳川家康からも100石を拝領し、盛期には13万5000坪の境内を有していた

やがて道は丁字路に突き当たるが、その突き当たった場所に建つのが慈恩寺だ。慈恩寺は天長元年(824年)に慈覚大師によって開かれた古刹で、坂東三十三観音霊場のうちの十二番札所にもなっている。

関連MAPポイント
慈恩寺から玄奘三蔵塔へ
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慈恩寺から玄奘三蔵塔へ。歩道が狭いので車に注意

慈恩寺からは車道に沿って左手へ。しばらく歩くと住宅の手前に右へ入る細い道があるのでそこを曲がり、さらに突き当たりを右へ向かうと石造りの石塔が現れる。これが玄奘三蔵塔で、ここには『西遊記』でも知られる三蔵法師の遺骨が分骨されている。かたわらには三蔵法師の像も立っている。

関連MAPポイント
路地
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この路地を入る。指導標はないので見過ごさぬように

三蔵法師の遺骨が納められている玄奘三蔵塔

三蔵法師の遺骨が納められている玄奘三蔵塔。一度回せばお経を一回唱えたことになる「マニ車」も設置されていた

三蔵法師の立像

三蔵法師の立像。背中に重そうに背負っているのは、天竺から持ち帰った経文だろうか

ハイキング体験レポート本文 挿絵

玄奘三蔵塔からは来た道を途中まで戻り、左折しないでそのまま直進すれば、慈恩寺から歩いて来た車道に合流する。やがてコンビニがある交差点に出るので、そこを右に曲がろう。ここから緩やかに蛇行する道に沿って進んで行くと、やがてスタートしてすぐに歩いた道と交差する。ここから今回のウォーキングの後半だ。もちろん、ここまでで疲労を感じてしまった人はそのまま東岩槻駅まで戻り、残りはまた別の日にというのもありだろう。

関連MAPポイント
スタート直後に通った道
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スタート直後に通った道をここで横切る

交差点を渡ったらそのまま住宅街へと進む道を直進。一度右手へ回り込むように歩くと目の前に川が現れる。これが元荒川で、江戸時代に荒川の流路を変える土木工事が行われる以前の、本来の荒川の流れだ。この川を東武アーバンパークラインの鉄橋と並行する人道橋で対岸に渡る。

関連MAPポイント
緩やかに流れる元荒川
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緩やかに流れる元荒川を人道橋で渡る

道際に開いていた野菜の無人販売所

道際に開いていた野菜の無人販売所。バスケットのなかには、畑から穫れたてと思われる野菜がたくさん。安い!

立派な鐘楼を持った教会

緩やかな坂を登っていくと、そこには立派な鐘楼を持った教会があった

ハイキング体験レポート本文 挿絵

渡ってからはしばらく水路に併走して歩くが、この道は最近延伸工事が行われ、そのまま進むと行きすぎてしまう。手前にある細いけれどもまっすぐ延びる道を見逃さないようにして左折。やがて右手に久伊豆神社の鳥居が現れる。

関連MAPポイント
右手は最近延伸した道
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右手は最近延伸した道。左の細くまっすぐな道を入る

久伊豆神社は1400年もの歴史をもつ由緒ある神社で、欽明天皇の時代に出雲土師氏が東国移動にあたってここに勧請したそうだ。江戸時代には江戸城の鬼門除けとしても祈願された。
久伊豆神社を後にすると、正面に東武アーバンパークラインの踏切が見えるのでこれを渡る。やがて国道122号を越えると道は緩やかに下りはじめ、それと同時に次第に周囲に樹木が増えてくる。そしてこの坂を下りきったところに、岩槻城址公園の入口がある。

関連MAPポイント
久伊豆神社を出たら踏切を渡って正面へ延びる道へ
10

久伊豆神社を出たら踏切を渡って正面へ延びる道へ

この坂を下りきれば岩槻城址公園は目の前だ
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この坂を下りきれば岩槻城址公園は目の前だ

岩槻の総鎮守とされている久伊豆神社

岩槻の総鎮守とされている久伊豆神社。鳥居から拝殿までは、多くの樹木に囲まれた長い参道が続く

久伊豆神社には多くの絵馬

久伊豆神社には多くの絵馬が奉納されていた。縁結びや安産祈願、合格祈願、またクイズの神社としても知られる

広大な敷地を誇る岩槻城址公園

広大な敷地を誇る岩槻城址公園。岩槻城の空堀が現存し、遊歩道として歩ける。春には桜まつり、秋には人形供養が

岩槻城の城門とされる、通称黒門

岩槻城の城門とされる、通称黒門。廃藩置県により一時撤去されたが、昭和45年(1970年)にこの地に戻ってきた

岩槻城址公園は、太田道灌築城とされる岩槻城の城跡を利用して作られた広大な公園だ。園内には岩槻城の城門として使われていた黒門や、「人形のまち」岩槻の象徴的存在である人形塚があるほか、児童用遊具やスポーツ施設なども充実している。また春には約600本の桜の木が花をつけ、県内有数の花見の名所にもなっている。園内にある地図を眺めると、先ほど渡った元荒川のこちら側からすでに当時の岩槻城の城内だったことがわかり、あらためてその広さに驚かされる。
そろそろ昼をまわり、お腹もすいてきたと思ったころ、ちょっと不思議な幟を発見。そこには「豆腐ラーメン」の文字が。「究極の癒し系ラーメン」とも。癒し系のラーメンとはなんぞや。そのキャッチコピーに惹かれるように、豆腐ラーメンを出す「レストラン大手門」へと入ってみた。

関連MAPポイント
さいたま市民会館いわつき
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さいたま市民会館いわつき。豆腐ラーメンはここの1階

「埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」で優勝した経験を持つ豆腐ラーメン

これが、「埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」で優勝した経験を持つ豆腐ラーメン。豆腐とあんかけスープが特徴だ

レストラン大手門は、城址公園に隣接する「市民会館いわつき」の1階にある。メニューには丼物や定食も並んでいたが、ここはもちろん豆腐ラーメンを注文。やがて出てきた豆腐ラーメンは、一見すると麻婆豆腐がかかったラーメンのよう。スープを口にするとやはり麻婆豆腐のような食欲をそそる香りが立つものの、辛みはまったくない。スープのベースは鶏ガラだろうか。豆腐は柔らかな絹ごしで、そのいっぽう麺のほうはしっかりとコシがあってその対比が楽しい。そこにあんかけ風のスープがからんで、旨味が口のなかにじんわりと広がる。周囲では地元のかたと思しき年輩のかたがたがこぞってこのラーメンを食べている。「癒し系ラーメン」というコピーの意味が、なんとなくわかったような気がした。聞くところによるとこの豆腐ラーメンは、「埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」のタイトルを手にしたこともあるそうだ。

関連MAPポイント
市民会館と駐車場の間の歩行者専用道路
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市民会館と駐車場の間の歩行者専用道路を入る

お腹が満たされたところで再び歩き始める。市民会館いわつきと駐車場に挟まれた細い道を抜けると、浄源寺の脇を抜けて車道に出るのでそれを右へ。一灯点滅式信号機が設置された分岐を左折してすぐに右折すると、道から少し入ったところにあるのが「時の鐘」だ。時の鐘は岩槻のシンボルともいえる建造物で、寛文11年(1671年)に設置、享保5年(1720年)の改鋳を経て、今日に至るまで岩槻に美しい音を響かせている。

関連MAPポイント
一灯点滅式信号機が設置された丁字路
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一灯点滅式信号機が設置された丁字路を左へ

岩槻のシンボルにもなっている時の鐘

岩槻のシンボルにもなっている時の鐘。鐘の口径は78センチ、重さ750キロにも及び、高さ2.1メートルの塚の上に建つ

儒学者・児玉南柯の私塾として開かれ、後に岩槻藩の藩校にもなった遷喬館

儒学者・児玉南柯の私塾として開かれ、後に岩槻藩の藩校にもなった遷喬館。県内では現存する唯一の藩校

遷喬館の内部

遷喬館の内部。平成に入って解体復元され、畳敷きの教場には実際入ることも可能。当時の様子がうかがえる

時の鐘からは裏小路と呼ばれる道に入る。この道には今も古い住宅が散在しており、当時の面影を偲ばせる。そんななかでひときわ趣のある建物が「遷喬館」だ。これは岩槻藩に仕えていた儒学者・児玉南柯が開いた私塾で、後には藩校にもなったもの。平成に入って解体復元工事が行われ、現在は開校当時の教場の様子を見学できる。

遷喬館まで来たらゴールは近い。国道122号をクランク状に渡れば、さまざまな人形屋さんの看板の向こうに、平成28年(2016年)に運用が始まったばかりの岩槻駅の新しい駅舎が見えてくるだろう。 写真・文/佐藤 徹也

関連MAPポイント
人形屋さんの看板
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人形屋さんの看板が目立つようになるとゴールも近い

ゴールの岩槻駅駅舎

ゴールの岩槻駅駅舎は平成29年(2016年)にリニューアルしたばかり。白壁と瓦風の屋根が、町の雰囲気にマッチしている

交通情報

スタート地点の東岩槻駅までは、東武アーバンパークラインを利用して大宮駅から約15分、柏駅からだと約50分。ゴール地点の岩槻駅から大宮駅までは約10分、柏駅までは約55分。

交通情報イラスト

アドバイス

コース全般を通してあまり指導標はない。細かな路地が若干わかりにくいが、市街地なので迷ったら人に尋ねよう。豆腐ラーメンの「レストラン大手門」の所在地は、さいたま市岩槻区太田3-1-1市民会館いわつき1階。電話048-758-1122。月曜定休。トイレは各駅、慈恩寺、久伊豆神社、岩槻城址公園、遷喬館などにある
2017年1月踏査。

アドバイスイラスト

コース地図の印刷や、移動時間の情報など

岩槻タウンウォーキングコースの概要を見る
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