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温泉郷の周辺情報をご紹介

東武鉄道で行く、川俣温泉郷の旅
鬼怒川温泉から山を登った奥鬼怒の手前に位置する川俣温泉

沿線の温泉郷ページ「川俣温泉郷」情報はこちら

奥鬼怒温泉手前の秘湯、川俣温泉郷
間欠泉や平家塚を見て、熊や鹿を食す

鬼怒川温泉駅から市営バスに乗る。時刻表はしっかりチェックしておこう

鬼怒川温泉駅から市営バスに乗る。時刻表はしっかりチェックしておこう

最寄り駅は川治湯元駅だが、鬼怒川温泉駅で
バスに乗車するほうがスケジュールが立てやすい

東武特急スペーシアに乗り浅草駅から約120分で鬼怒川温泉駅に到着。駅近くを流れる鬼怒川ではライン下りが行われている。しかしここから市営バスで向かう川俣温泉近くを流れる鬼怒川の源流は、ライン下りをするような川幅はない渓谷だ。
川俣温泉郷はその渓谷を見下ろすように露天風呂がいくつかある。

鬼怒川温泉駅発、女夫渕行きの市営バスは運行本数が少ないので、事前にチェックしておこう。終点の女夫渕からさらに山へ分け入って辿り着けるのが奥鬼怒温泉。その手前の川俣温泉までは約90分、1430円で行ける。
この距離だとタクシー使用は現実的ではないかもしれない。免許を持っている人であれば、東武の日光・鬼怒川レンタカークーポンを使うのもひとつの手だ。

全国に知られる川俣温泉の間欠泉
タイミングが悪かったら忍耐強く待つべし

川俣温泉のホテル「仙心亭(地図:point A)」近くには、多くの人がしばらく足を止める観光スポットがある。
「間欠泉(地図:point B)」だ。
地中の空洞に溜まった水が地熱で温められ、やがて地表の穴から水蒸気やお湯となって勢いよく吹き出るもの。
しばらく足を止める理由は、その名のとおり「間欠」だから。つまり吹き出すのは20~30分に1回なのだ。もちろん、「次は10時です」という案内などあるわけもなく、いつ出るかわからないものを「まだかな、まだかな~」とワクワクしながら待っている人がいるということ。
間欠泉は数秒で終わってしまうが、高さ15~20mくらいまでブッシューと吹き上がる。
近くには足湯がある間欠泉展望台があるし、日光戦場ケ原方面へ向かう噴泉橋からも迫力たっぷりに見られる。
ホテル「仙心亭」では露天風呂に浸かりながら見られる。ただ、20分くらい待つ場合もあるかもしれない。湯あたりしないように注意。

道沿いにある展望台

道沿いにある展望台

勢いよく噴き出す間欠泉 展望台。写真右側が間欠泉が出る方向 展望台には足湯もある。冷えないようにという気遣いか これはホテル「仙心亭」の露天風呂方向から見た間欠泉
展望台から見た「渡らっしゃい吊り橋」

展望台から見た「渡らっしゃい吊り橋」

ダムのすぐ横に吊り橋

峡谷に架かる吊り橋から
紅葉の絶景を堪能できるが・・・・・・冬季は閉鎖

川俣温泉から鬼怒川温泉へ向かい川俣湖遊歩道へ左折。そこからダムサイドを経由して行けるのが「瀬戸合峡(せとあいきょう)(地図:point C)」。
長い時を経て浸食された凝灰岩の峡谷で、岸壁の岩肌と秋の広葉樹が作り出す色彩はまさに絶景。峡谷は深さ120m以上あり、栃木の景勝百選にも選ばれている。
瀬戸合峡には「渡らっしゃい吊り橋」がある。ただし冬季は遊歩道は閉鎖されてしまうので、瀬戸合峡展望台から見下ろすのみになる。
ぜひ紅葉の季節に吊り橋を渡りたいものだ。


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決して荒らしてはいけない「平家塚」

源平の戦いで敗れた平家の落人は全国各地に逃げ延び、山の奥深くへと身を潜めていった。

ここ川俣温泉も平家が逃げ延びた地といわれ、やがて繁栄するであろう子孫へ自分たちの生きた証を残すために鎧兜や財宝を埋めた塚が残されている。
川俣のある家では平家の血筋を記した家系図も残されていたというが、数十年前に東京から来た人に騙し取られたという話もある。

間欠泉展望台から鬼怒川温泉方面へ下る。県道から鬼怒川の渓谷方面へ下りたところにあるのが「国民宿舎 渓山荘」だ。
余談だが、「国民宿舎 渓山荘(地図:point D)」の手前には「手打ちそば 湯元食堂」という店がある。宿の人に話を聞いただけだが、おばあちゃんがひとりでやっていて、日によって開けたり開けなかったりする店とのこと。とても気になった。この日は営業中の看板と暖簾は出ているのだが、ドアのなかにカーテンが引かれ、どうやらお休みのようだった。

「平家塚(地図:point E)」。
「国民宿舎 渓山荘」の手前に鬼怒川にかかる細い橋がある。そこを渡って森のなかを少し歩いたら辿り着ける。
こんもりとした塚だ。
自らの出自を隠すために埋めた財宝。それらを守るために、「塚を見ると目が腐り、指さすと手が腐る」という言い伝えも残された。

「平家塚」。とても盗掘なんてする気持ちにならないのだが・・・・・・

「平家塚」。とても盗掘なんてする気持ちにならないのだが・・・・・・

「国民宿舎 渓山荘」近くにある鬼怒川に架かる橋

「国民宿舎 渓山荘」近くにある鬼怒川に架かる橋

「平家塚」と書かれている。細いがしっかりしている橋だ 橋を渡って少し歩けば「平家塚」。坂があるので冬季はおすすめできないが

ドライブイン?? 「またぎの里」で
熊肉、鹿肉を食べる

たっぷりと温泉を堪能したら、最後に地元のおいしいものを食べてから帰りたい。
川俣温泉から近いところにある「湯元食堂」は前述したように不定休過ぎる手打ちそばのお店なので、確実に営業していそうなところを紹介しよう。

国道を鬼怒川温泉方面に下った道沿いにあるのが、「またぎの里(地図:point F)」だ。創業から30年以上経つ店で、最初は「川俣ドライブイン」という名前ではじめた。しかし印象に残りやすいというひらめきから、この独特な名前に変更したらしい。

しかし、外観写真を見てもらえるとわかるが、「またぎの家」「熊どん」という看板も出ている。ちょっとしたノリなのだろうか。店名は「またぎの里」だ。
鹿肉料理、熊肉料理、山椒魚とも書かれており、雀やきじも食べられる。
メニューには手打ちそばや「ら~めん」「どんぶり物」「定食」「串焼き」などがある。
串焼きの熊、鹿、いのしし、きじ、山椒魚などは一度は食べてみてもいいかもしれない。
熊肉は東日本大震災以前は「またぎの里」の名のとおり、実際に狩りをしたものを使っていたが、現在はほかの地方から取り寄せているという。しかも熊肉は徐々に出荷規制がかかってきているので、今後は食べられなくなる可能性も高いだろう。

「またぎの里」

「またぎの里」

「またぎの里」店内

「またぎの里」店内

「またぎの里」店内。民芸品も売られているし、経営者のお子さんの写真なども飾られている

「またぎの里」店内。民芸品も売られているし、経営者のお子さんの写真なども飾られている

意外にも鹿肉にはクセが少なく
熊肉は脂が多し

そば・うどんの具は特に変わったところはないが、「ら~めん」は「くまラーメン」「かもラーメン」がある。「どんぶり物」は「熊どん」「鹿どん」「かも重」だ。ほかに「汁物」として「熊汁」もある。

熊の串焼き(800円)は脂が多くて軟らかいといえば軟らかい。鹿(800円)は歯応えはあるが、それほどクセがあるわけでもない。
「くまラーメン」(1000円)は脂ではない部位を使っているため肉はしっかりと歯応えがある。それにしても汁には脂が浮いている。これこそ熊汁になっているみたいだ。ラーメンの味は普通だった。

店内には若いころに店を訪れた小島慶子さんの写真が飾られているのだが、その写真はとても美人で、最初は店の奥さんの写真なのかと思った。
奥さんはとても美人なのだ。

串焼きもいろいろある

串焼きもいろいろある

熊、鹿、キジの串焼き 焼けました 「くまラーメン」 「かも重」
国道沿いに看板が出ている「そば処 ひなた」

国道沿いに看板が出ている「そば処 ひなた」

「ひなた」店内

「ひなた」店内

「天ざる」。蕎麦も天ぷらも◎ もりそばとミニ天ぷら皿盛りのセット

蕎麦がおいしい店は
天ぷらもおいしいという法則

「熊や鹿の肉はちょっと・・・・・・」という人にもおすすめの店がある。
川治湖(八汐湖)に近づいたあたりにある「そば処 ひなた(地図:point G)」は、地域の花木苑管理組合が運営している店で、店を切り盛りしているのは実際に蕎麦も打っている女性たち。
オープンしたのは1995年(平成7年)とのことだが、店内はとても綺麗。手書きのおすすめメニューなどが木造の壁に貼られ、木のテーブルや椅子と相まって温かい雰囲気を感じさせる。

もともとお店のおすすめらしいのが、「天ぷら皿盛り」(700円)で、こちらは舞茸ふたつと茄子、かぼちゃ、ピーマン、春菊と天ぷらが盛りだくさん。
「天ざるそば」(1100円)はざるそばと天ぷら(舞茸、茄子、かぼちゃ、ピーマン、春菊)がセットになったもの。こちらもお得だ。さらに、もりそばと「ミニ天ぷら皿盛り(舞茸、茄子、春菊)」のセット(850円)もある。女性にもおすすめのサービスメニューだ。
天ぷらはサクッと揚がっていて素材の味もよしで満足の味。そして蕎麦。ちょっと上から目線で言ってしまうと、こちらもかなりいい出来栄えだ。予想、期待を大きく上回る蕎麦だった。

綺麗な店内だが漫画がずらっと並んでいたりするところを見ると、地元の人にも愛されている店なのかなと感じる。実際ここのお店は川俣温泉の複数の人からもおすすめされたのだった。

鬼怒川温泉駅からは車で15~20分ほど。一度バスで駅まで戻ってからタクシーで来てもいいくらいの距離だ。時間に余裕があったら川治湖周辺を散歩してみるのもいいかもしれない。ただし交通量は多くないがたまに走る車に注意して。

取材・文:猫拾ブミ

【2014年1月 更新】

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