日光・鬼怒川・会津の温泉行くなら東武鉄道 露天風呂や貸切風呂から温泉の効能、観光情報満載

温泉郷の周辺情報をご紹介

東武鉄道で行く、川治温泉郷の旅
新撰組副隊長、土方歳三も傷を癒したという川治の湯。

沿線の温泉郷ページ「川治温泉郷」情報はこちら

新撰組副隊長、土方歳三も傷を癒したという川治の湯。
歴史ある古き良き温泉街は急成長の兆しあり!?

川治湯本駅前に建つ名誉駅長「かわじい」

川治湯本駅前に建つ名誉駅長「かわじい」

東武スカイツリーライン経由で東武日光線に入ると、まず下今市駅で結構多くの人が降りていく。

ここで乗り換えて東武日光へと向かう人たちだ。
ここ数年のパワースポット流行りも手伝って、やはり日光は人気の高い観光地だ。
それでも車内にはまだ乗客は残っている。

今回紹介する温泉旅館はすべて「川治湯元駅」が最寄り駅となる。

電車は東武鬼怒川線に入る。鬼怒川温泉駅に着くと、また席を立つ人が目立つ。
鬼怒川温泉も人気が高い。
駅の周りに温泉旅館が多いし、「日光江戸村」や「東武ワールドスクウェア」などのテーマパークもあるからだ。

新藤原駅を過ぎて、野岩鉄道へと入っていく。
龍王峡駅、川治温泉駅と続き、パラパラと数えられるくらいの人が乗り降りするようになる。
次が川治湯元駅(地図:point A)だ。

茅葺き屋根の湯野上温泉駅ほど情緒はないが、駅の前には川治温泉のキャラクターである「かわじい」が立っている。
「温泉街はあっちじゃ」とでも言っているように指さしている。
そちらへ歩いてみる。

川治湯元駅

川治湯元駅

優しい甘さの温泉まんじゅう「大黒屋製菓店」に逸品あり

のどかな温泉街。旅館以外なにもない道がしばらく続いた

のどかな温泉街。旅館以外なにもない道がしばらく続いた

歩き出すと、かわじいが示したとおり、温泉旅館が次々に現れた。

通りのひなびた趣とは違う、新しく綺麗に見える旅館も多く見られる。
リニューアルを経ているのだろう。
もちろん、昔ながらの日本家屋ふうな趣のある旅館もある。

まずは温泉街をほぼ1周するような形でまわってみた。
ゆっくりまわって40分弱。

「湯けむりの里 柏屋」(地図:point C)に来たあたりでUターン。
この近くが温泉街で蕎麦屋や喫茶などが並んでいる。
車の往き来もあり、しんとした雰囲気ではないが、店はそれほど活気に満ちているようにも見えない。


ページトップへ

まんじゅう屋があった。
温泉といえば温泉まんじゅう。
「大黒屋製菓店(地図:point D)」。

店の横にまんじゅうを作る場所がある。自家製なのだ。入ってみると、まんじゅうと羊羹のみが売られていた。
ちょっと閑散とした印象。

店番のお母さんが言う。
「最近はみなさん、温泉に来てもお土産をあまり買わないんですよ」。
え!? 温泉といえば温泉まんじゅうなのに? と思ったが、自分だって必ず温泉まんじゅうを買うわけではなかった。
昔に比べたら売り上げは下がっているという。それでも自家製まんじゅうは毎朝作り続けているのだ。

食べてみると、予想通りだった。こういう自家製のものは、しつこい甘さがまったくないのだ。
湯西川温泉の平家最中もそうだった。
手作りのものは優しい甘さだ。
3つでも4つでも続けて食べられそうだ。
食べないけど。

「大黒家製菓店」

「大黒家製菓店」

「大黒家製菓店」の温泉まんじゅう。しつこくない甘さが嬉しい。

「大黒家製菓店」の温泉まんじゅう。
しつこくない甘さが嬉しい。

温泉まんじゅう 温泉まんじゅう

男鹿川ではアユの掴み取り!
家族で楽しめる川治!

少し歩くと「川治ふれあい公園(地図:point E)」があった。
川治のさまざまな祭りはここの広場で行われるらしい。

かわじいの像をやりすごして男鹿川のほうへ降りていく途中には足湯があった。
「むすびの湯」と「かわじいの湯」だ。
「むすびの湯」は縁結びの効果がある、と謳っている。果たして?
 
「かわじいの湯」はややぬるめだが、底に石が埋め込まれており、足裏へのツボ押しマッサージ効果もある。
女性が足を出しにくい服を着ている場合は、更衣室もあるので、利用しよう。
すべて無料だ。

足湯「かわじいの湯」。広さもあるので数組の家族でも楽しめそう。

足湯「かわじいの湯」。
広さもあるので数組の家族でも楽しめそう。

足湯「かわじいの湯」 足湯「むすびの湯」

水が澄んだ男鹿川沿いまで降りる。
さらに河原まで降りる階段があり、数組の家族が川に降りて楽しそうにしていた。

水が少ない夏季は、決められた場所でアユの掴み取りなども行われている。
道やお店が観光客でごった返しているということはないが、温泉街には確実に人が来ている。

もうひと踏ん張り、ひと工夫すれば、もっと店も活気づくような気がする。その兆しはありそうなのだが…。

男鹿川で遊ぶ家族

男鹿川で遊ぶ家族

「らんりょう」の足湯。自由に入っていいらしい

「らんりょう」の足湯。自由に入っていいらしい

「薬師の湯」

「薬師の湯」

川治温泉の源泉 男鹿川から見える丸い山

男鹿川沿いにある公衆浴場「薬師の湯(地図:point F)」も人気

川の対岸には源泉が出ているところがあった。
「子種の湯」「不動の湯」「元湯」と書かれている。
これらはそれぞれあちらこちらに引かれている源泉だ。
さらにもう1本あり、そこは旅館「らんりょう」の源泉らしい。

男鹿川の下流に目を向けてみると、絵本に出てくるようなまあるい山が見えた。
南平山だろうか。川沿いをそちらへ歩いてみる。
商店街の裏側を歩いていることになるのか。

橋があるあたりの対岸に「薬師の湯」が見えてきた。源泉かけ流し+低温サウナがある公衆浴場だ。
丸見えだった。

橋を渡ると、すぐ眼下に湯船がある。
混浴だが、これは若い女性は入りづらいだろうな。
それでも数人の男性が入っていた。やはり人は来ているのだ、川治温泉。

ファストフード感覚の斬新コロッケと優しい店主

どことなくひなびた雰囲気の商店街通り。そんな通りでひと際異彩を放つ、元気がありそうな店があった。
ありそうな雰囲気を醸しているのだ。

「坂文精肉店(地図:point G)」。肉屋だった。
見ると、栃木テレビや地元紙の取材もいくつか来ているらしい。コロッケが人気のお店なのだ。
「そりゃあ肉屋のコロッケはおいしいだろうよ」と思って見てみたら、その種類の多さにちょっと驚いた。
「昔ながらのコロッケ」「おからコロッケ」「キャベツメンチ」「黒豆コロッケ」「オランダコロッケ」「ミートコロッケ」「ジャーマン」「イタリアンコロッケ」などなどがある。
コロッケはひとつ買って食べ歩きする人も多いらしい。

この日は店頭で椅子に座って食べている家族がいた。 店主の坂内源之丞さんもコロッケ同様人気がある。優しい笑顔で優しいことばをかけてくれるのだ。

「坂文精肉店」のコロッケが大人気。食べ歩きしてみよう

「坂文精肉店」のコロッケが大人気。
食べ歩きしてみよう

優しい店主の坂内さん 「坂文精肉店」
「黒豆コロッケ」

「黒豆コロッケ」

店頭で手で割ったのでちょっと潰れちゃった。「イタリアン」は女性が好きそう 店頭で手で割ったのでちょっと潰れちゃった。「キャベツメンチ」

ヘルシー寄りの黒豆コロッケを食べてみる。
黒豆だった。

あたりまえか。
…いや、黒豆をすり潰して入れているのかと思ったら、そのままの状態でガッツリと入っていたのだ。もちろんすり潰したものも入っているようだ。
イタリアンはトマト味のコロッケだった。斬新。どこかさっぱりとした風味が女子にも受けそうだ。

キャベツメンチはキャベツがしっかりと主張したメンチコロッケ。
こうなるとどれもこれも食べたくなってしまうが、全制覇はやめておいた。コロッケは熱いうちがいちばんおいしいと思うので、持ち帰って冷ましてしまうのは申し訳ないという理由だ。
もう3つも食べているし。
でも、昔ながらのコロッケを追加で買ってから、店をあとにした。

甘味処と名物ラーメン隣り合わせた飲食ビル。

大通りから左折して橋を渡ったところに「甘味処鹿の子(地図:point H)」があった。
新しそうに見える。

やはりこういう新規店がこれから増えて、人を呼ぶことになるんだろう、なんて思って入ってみたのだが、もう25年くらい続いている店だった。

各種氷やあんみつなどがメニューに並ぶ。壁に貼ってある「抹茶風味くず流し」が気になった。
くずは「葛」のことだ。マメ科の多年草で、その根から葛粉が作られるらしい。葛粉を使った葛切りや葛餅はよく知られているだろう。
運ばれてきたものは、アイスと抹茶風味の葛に白玉と餡が入っていた。ボリュームあり。そして抹茶風味うまし。葛、白玉、餡、アイスうまし。

右が「抹茶風味くず流し」。左は氷のイチゴミルク

右が「抹茶風味くず流し」。
左は氷のイチゴミルク。

甘味処鹿の子

甘味処鹿の子

「和風らぁめん いかり」

「和風らぁめん いかり」

店内は古い漫画本なども置いてあり、昭和の喫茶店のような空気もある。

聞くと、隣の「和風らぁめん いかり(地図:point I)」と同じ経営者とのこと。
そちらはなんと、豚ロースカツが乗った「豚ロースらぁめん」が人気らしい。
細目の縮れ麺で醤油味。
これは食べたい、とは思ったのだが、無理無理。
温泉まんじゅうを食べ、コロッケをバクバク食べ、白玉アイス餡を食べ、実はそれらより前に天麩羅蕎麦も食べていたのだ。

いちばん最初に食べた蕎麦は、まさかの掲載拒否。
頑として首を縦に振らない店主だった。
あとで聞いた話では、仲良くしている温泉旅館のホームページでさえ写真掲載はさせてもらえないらしい。
ということなので、店名もどんな味かもここでは書かない。
店に行けば、掲載拒否の理由らしきものは想像できるかもしれない。
そんなはち切れんばかりの胃袋となってしまったため、ラーメンは泣く泣く諦めた。

しかし、話をさせてもらった店主はいい人だったし、某旅館の方の言葉で味は間違いないのだろうと思えた。
「たぶんいま川治温泉でいちばんお客さんが入っている店ですよ」
…泣く泣く諦めた。

そして、川治温泉はまだこれから変わっていくような予感はやはり間違っていないような気がした。

取材・文:はるやまひろぶみ

【2013年9月 更新】

沿線の温泉郷ページ「奥日光温泉郷」情報はこちら 宿のご予約はこちらから
電車でハイキング 東武鉄道のハイキング・ウォーキング・トレッキング情報 電車で女子旅 東武鉄道の女子旅情報 電車で季節散歩 東武鉄道の季節を楽しむ散歩情報満載 電車で懐かし旅 あの日の自分に帰る旅 旅東武facebook 日光・会津・両毛などおでかけ情報
東武鉄道に乗る