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温泉郷の周辺情報をご紹介

東武鉄道で行く、芦ノ牧温泉郷の旅
温泉街にも神社や散策路など立ち寄りどころがたっぷり、「芦ノ牧温泉郷」。

沿線の温泉郷ページ「芦ノ牧温泉郷」情報はこちら

芦ノ牧温泉駅は、降りたらすぐに名物目白押し!
温泉街にも神社や散策路など立ち寄りどころがたっぷりだ。

会津鉄道の芦ノ牧温泉駅

会津鉄道の芦ノ牧温泉駅

会津鉄道の西若松駅からだと数えて4つめに位置するのが芦ノ牧温泉駅

会津鉄道の西若松駅からだと数えて4つめに位置するのが芦ノ牧温泉駅(地図:point A)だ。
栃木方面からだと東武鬼怒川線から野岩鉄道を経て会津鉄道へと繋がっている。会津高原尾瀬口駅から1時間8分で到着する。
駅からは路線バスまたはタクシーを利用すれば約10~15分ほどで芦ノ牧温泉街へ行ける。

だがその前に、駅周辺にあるお楽しみポイントをチェックしておきたい。

名誉駅長のばすが大人気
会津ラーメンの名店もいくつかある

起きない名誉駅長。でも触ったりしないでね

起きない名誉駅長。
でも触ったりしないでね

芦ノ牧温泉駅には名誉駅長ばすのグッズがたくさん売られている

芦ノ牧温泉駅には名誉駅長ばすのグッズがたくさん売られている

芦ノ牧温泉駅。正式に雇用(?)されているようだ こじんまりした駅舎の芦ノ牧温泉駅 芦ノ牧温泉駅にある駅長室。昼間は割と休憩していることが多い名誉駅長ばす

芦ノ牧温泉駅には、テレビや新聞でも紹介されたことのある名誉駅長がいる。

猫の「ばす」だ。
2000年に近所の子どもたちに保護されて以来、駅を住処としていたアイドル猫、ばす。
その人気ぶりから2008年に晴れて名誉駅長として任命された。
現在は15歳というから、かなりのおばあちゃん猫駅長だ。あ、ばすはメスなので。

芦ノ牧温泉駅に着いたときに、「3分ほど止まります」というアナウンスが流れた。
時間調整のためだとは思うのだが、その3分間に、この駅で降りないハイカーらしきおば様方数人がドヤドヤと駅舎に入ってきた。
「どこなの? どこなの?」と言いながらキョロキョロ。
どうやらばす目当てらしい。だが、ばすは休憩中。
名誉駅長室で寝ていた。
そこへ群がるおば様方。
禁止されているフラッシュを焚くことなく写真をバシャバシャ撮っている時点ではまだよかったのだが、そのうちに、「起きて?起きて?」と言い出した。気持ちはわからなくはないのだが、ここはやはり静かに寝かせてあげないと。
さらにおば様のひとりが、「起きて」と言いながらチョイチョイとばすの頭を触りだしてしまった。これはいけない。注意事項として貼り紙にも書かれているのだが、ストレスになるようなことはできるだけしないでほしいということだ。
猫にとっては急に撫でられるのもストレスになるのだ。
このときは列車の発車時刻になったので、それ以上のストレス行為はなかったからよかった。
もともと社交性の少ない猫として生まれながら、立派に駅長としての役を務めてきたのだから、これまでもそれなりにストレスを感じることはあっただろう。
昼間は寝ていることが多いかもしれないが、これからもできるだけそっとしておいてあげてほしい。

駅舎内にはばす関連グッズもたくさん売られている。CDやDVDもあり、ばすのテーマソングがエンドレスで流されていた。

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中国人から教わった麺と餃子
「牛乳屋食堂」でラーメンをペロリ

駅の周りには3つの食堂がある。
15分ほど歩いたところにあるのが「ばんげや」。

会津ラーメンののれんが掛かっている。
お客さんの出入りもあり、繁盛しているように見えた。
そこより近い、駅から10分ほどのところにあるのが「うえんで食堂」。こちらもラーメンが食べられるようだ。
この日はお休みだったのか、店内をうかがい知ることもできなかったが、実に食堂らしい佇まいにちょっと惹かれた。

一番近いのが、新横浜ラーメン博物館にも出品していた「牛乳屋食堂」(地図:point B)だ。以前、会津高原のたかつえスキー場で、この店の麺を食べたことがあった。
とてもおいしかったのだが、それは縮れた中太麺だった。
かねてから手打ちの極太麺を食べてみたいと思っていたので、この日はここに入ることにした。

創業から80年以上という歴史あるこのお店、もともとはその名の通り牛乳屋さんだった。

しかしその後、牛乳を売るだけでは生活が立ちゆかなくなり、近所に住んでいた中国人からラーメンの作り方を教えてもらったという。

それが「元祖支那そば会津生ラーメン」誕生に繋がったのだ。
初代のキヨノばあちゃんからはじまり、嫁から嫁へ受け継がれてきたお店で、店主は代々女性。

現在は3代目店主と4代目次期店主がお店で頑張っている。

「ばんげや」

「ばんげや」

「うえんで食堂」

「うえんで食堂」

「牛乳屋食堂」。次々にお客さんが訪れる

「牛乳屋食堂」。
次々にお客さんが訪れる

「牛乳屋食堂」。極太麺は太さがまばら。メンマより太いところもある

「牛乳屋食堂」。極太麺は太さがまばら。
メンマより太いところもある

「牛乳屋食堂」の極太麺ラーメン。うまい 「牛乳屋食堂」の餃子。コロンとしている。皮はモチモチ

手打ちらしく太さもまばらな極太麺は歯応えもしっかりとしていてもっちもちの食感

極太手打ち麺のラーメン(600円)を頼む。
ゆで餃子が3個入っているという手打ち餃子ラーメン(800円)にも惹かれたのだが、「そんなに食べられないだろう」と思った。このときは。

店内はテーブルと座敷、2階があり、かなりの席数がある。そこに入れ替わり立ち替わりお客さんが入ってくる。地元の方も多いように見えた。壁には新旧たくさんの色紙が貼られている。放送局のものも多い。テレビでの紹介が多いようだ。

ほどなくしてラーメンが運ばれてきた。
スープがしっかりからむ中太の縮れ麺とはまた違い、手打ちらしく太さもまばらな極太麺は歯応えもしっかりとしていてもっちもちの食感。一部はきしめんに匹敵するほどの太さがあった。
好きなタイプだ、これ。

ぼちぼち完食…というところまできたのだが、お店のチラシを見ていたら3代目店主が中国人と出会い本場仕込みの手作り餃子を誕生させたということを知ってしまった。
食べたくなった。
…追加注文。
同じ値段で、唐辛子入りのチャーシュー餃子というのもあったのだが、「初めて食べるときはプレーンで」という信念を曲げず、ただの「餃子」(420円)を頼んだ。
餃子は5個。ぷくっと膨らんだ小ぶりのタイプだった。チェーン系の中華料理屋の餃子とは明らかにフォルムが違う。

食べてみるとチラシに書かれている通り、皮はモチモチのプリプリだった。そうか、麺を打っている要領で皮も作っているんだな。ちょっと厚めの皮は水餃子にしてもおいしそうだ。
はっ!! それで「手打ち餃子ラーメン(ゆで餃子3個入り)」ということか! 次は必ずそれをいただこう。

芦ノ牧温泉街を散策!子宝神社にも足湯がある

開湯は1200年前とされ、発見したのは行基という説と弘法大師という説が残っている

芦ノ牧温泉へは駅から路線バスでも行ける。15分ほどだろうか。
ただ本数が少ないので、ホテルの送迎バスが利用できるようなら連絡をしておいた方がいい。
タクシーでは約1700円で行ける。国道118号線を走り大川(阿賀川)に架かる橋を渡ると、そこが温泉街だ。
会津芦ノ牧温泉と呼ばれることもある。

開湯は1200年前とされ、発見したのは行基という説と弘法大師という説が残っている。
当初は近隣の人が利用するのみで、明治になり道路が通ったあとも地元の人の湯治場であり秘湯として一部の人のみが利用していた。
そこから徐々に利用する人が増え、昭和の戦後に宿泊施設が建設されていった。

現在は足湯はあるが共同浴場はない。日帰り利用はできるので、定期的に湯治に来る人も多いようだ。
温泉街を散策してみた。

まずは、“記念撮影にも最適”という情報を得ていた「出会いの湯滝」(地図:point C)へと向かってみる。
橋の近くにある観光案内所でもらった地図を片手に歩き、「この辺かな…」と見回してみると、すぐ目の前にあった。
ある程度の大きさがある滝を想像していたので、ちょっとだけ拍子抜けした。高さは3メートルくらいか。まあ確かにこの大きさだと前に立って記念撮影をするのにちょうどいい。
あまり大きいと全体を写真に収めるのが大変だからね。
ただ、道路に面しているので写真を撮るときは相当車に注意しなければいけないぞ。

橋を渡って芦ノ牧温泉に入るとすぐに観光案内所がある

橋を渡って芦ノ牧温泉に入るとすぐに観光案内所がある

「出会いの湯滝」。大きさが想像できるかと思って、あえて道路の側溝も写してみた

「出会いの湯滝」。大きさが想像できるかと思って、あえて道路の側溝も写してみた

桜坂という小路。右側は桜。春はかなり綺麗だろうな 「出会いの湯滝」。会津は出会いの地
足湯の「足ポッポ」

足湯の「足ポッポ」

「金精神社」。ご神体は3体(3本?)。なぜかアン●ンマンも中に・・・・・・

「金精神社」。ご神体は3体(3本?)。なぜかアン●ンマンも中に・・・・・・

「金精神社」の足湯。何を思うか…東京の美人さん

「金精神社」の足湯。何を思うか…東京の美人さん

「金精神社」。東京から来たという美人さんがひとり 「まるみや おみやげのデパート」。いい佇まいだったので喜んで駆け寄ったら、どうやら閉店しているみたいだ。残念

出会いの湯滝がある道路とホテル「大川荘」の間に位置する無料の足湯スポット

次に向かったのは、足湯の「足ポッポ」(地図:point D)。出会いの湯滝がある道路とホテル「大川荘」の間に位置する無料の足湯スポットだ。
新名所といわれているくらいだから、新しいのだろう。忙しいシーズンには散策帰りの人やドライバーなどが大勢利用しているのかもしれない。「おしゃべりしながら15分入りましょう」と書かれていた。
ただこの日に限ってのことなのか、残念なことに、足湯へ無造作にホースが入れられていた。温泉を引いているのかな? ちょっと入る気にならなかったので、次のスポットへ。

いわゆる「温泉街!」という雰囲気の劇場や閉店してしまったお土産屋さん、スナック街を抜けた。寂れた…と書くとマイナスなイメージがあるが、昭和を感じさせてくれる町並みの雰囲気は悪いものではない。お土産屋さんや射的場がなくなってしまっていたのは実に残念だ。「デジタルレーザーデスクで歌える店」というスナックの看板を横目で見ながら、次に来たのは金精神社(地図:point E)という子宝神社。
芦ノ牧温泉は傷によく効くといわれながら、豊富な湯量で体の芯まで温めることができることから子宝を願って浸かりに来る人も多いらしい。会津は古来より出会いの地であるともいわれているしね。
鳥居の奥にはご神体が祀られている。子宝神社らしいご神体だ。鳥居の横には丸太のベンチと足湯がある。
東京から来たという女性がひとり座っていたが、足湯には入っていなかった。静かに何かをお願いしているようにも見えたが、「子宝祈願ですか?」なんて野暮なことは聞かない。
叶いますように。

お土産には黒糖まんじゅう
ランチには韓国焼肉料理!

丸峰観光ホテル直営の「丸峰庵」

途中でお土産を買った。
閉店してしまったお土産屋さんや射的場があった場所の近くにある丸峰観光ホテル直営の「丸峰庵」(地図:point F)の黒糖まんじゅうだ。
9個入り1000円を買ったのだが、あとで食べたときに予想以上においしくて、12個入り1100円にすればよかったと後悔した。
黒糖が入った皮のもちっとした食感は初体験で、甘さを抑えた小豆の餡との絶妙なマッチングがとても上品で美味。これはおすすめだ。

国道118号線は橋を渡って芦ノ牧温泉へ入るとすぐにトンネルがある。
そのトンネルを抜けたところに韓国焼肉屋があるというので、行ってみた。

「芦ノ牧韓国焼肉市場シジャン」(地図:point G)。“シジャン”は市場のことなので、ダブっちゃっているけどね。
実はこのお店、「芦ノ牧ホテル」の女将さんに聞いてやってきた。系列店だ。
2012年4月にオープンしたばかりだという。

牛肉は全て黒毛和牛を使い、豊富な地元野菜で作ったキムチやお総菜が自慢。
唐辛子も女将さんが吟味したものを使っている。ランチから夜のお酒までが楽しめて、カルビやロースなどの肉も販売している。
写真を見てもらえればわかると思うが、肉は上等。
おいしくいただいた。
覚悟していったのだが、辛さはそれほどでもなかった。

地元の人の味覚に合わせているのかもしれない。

「丸峰庵」の黒糖まんじゅう。
皮がもっちりしていておいしい

「丸峰庵」の黒糖まんじゅう。
皮がもっちりしていておいしい

「丸峰庵」の黒糖まんじゅう。9個入り1000円
こちらはアイスなのでお土産にはできないかな。温泉に入ったあとでどうぞ。「芦ノ牧グランドホテル」の塩アイス。口に入れた瞬間に塩味を感じる

こちらはアイスなのでお土産にはできないかな。
温泉に入ったあとでどうぞ。「芦ノ牧グランドホテル」の塩アイス。
口に入れた瞬間に塩味を感じる

「韓国焼肉市場 シジャン」。2012年4月にオープン

「韓国焼肉市場 シジャン」。
2012年4月にオープン

「韓国焼肉市場 シジャン」。いいお肉
桜坂の端っこにある「湯泉神社」。奥の階段を昇るといちいの小路スタート地点

桜坂の端っこにある「湯泉神社」。奥の階段を昇るといちいの小路スタート地点

温泉街に戻り、湯泉神社

温泉街に戻り、湯泉神社(地図:point H)の鳥居に来た。
鳥居の奥に階段があり、昇りきったところから散策遊歩道「いちいの小路」がスタートしている。約1.2キロの道の途中には樹齢500年の立派ないちいの木があるという。ゴールはお稲荷さんだ。
ゆったりと森林浴を楽しむのもいいかもしれない。
この日は行かなかったけど。

焼肉で満腹だったので、1キロ以上の散策路へは進まないことにした。すでにグルグルと歩き回っていたので、1分でも早く温泉に浸かりたくなってしまったのだ。

競歩のような速さでホテルへと向かった。

取材・文:はるやまひろぶみ

【2012年07月 更新】

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