浅草・日光・会津の季節を楽しんだり、温泉街にぶらりと立ち寄ったり、観光名所を巡りながら季節と歴史を感じるお散歩情報誌

同じ散歩道でも、季節によって
いつもちがった道がある。

塩原温泉郷

多くの文人が通った「塩原温泉郷」で文学散歩

冬の散歩スポット紹介

多くの文人が通った「塩原温泉郷」で文学散歩
お散歩情報
住所
栃木県那須塩原市塩原
最寄り駅
野岩鉄道「上三依塩原温泉口」駅
URL
塩原温泉郷公式ホームページ
お問合せ先
0287-32-4000(塩原温泉観光協会)
上三依塩原温泉口駅。バスは本数が少ないので事前に調べたほうがいい

上三依塩原温泉口駅。バスは本数が少ないので事前に調べたほうがいい

栃木県那須塩原市の旧塩原町町内にある箒川(ほうきがわ)沿いを中心に11の異なる源泉が集まった温泉地。

その総称が「塩原温泉郷」だ。
いまではあちこちで使われている“温泉郷”という言葉、複数の温泉の総称としてこの呼び方が用いられたのは、ここ塩原が最初だともいわれている。

1200年以上の歴史があり、古くから塩原十一湯とも呼ばれ、数多くの文豪がこの地を訪ねた。
11の湯本は西から「上塩原温泉」「中塩原温泉」「奥塩原元湯(もとゆ)温泉」「奥塩原新湯(あらゆ)温泉」「古町温泉」「門前温泉」「畑下(はたおり)温泉」「塩釜温泉」「塩の湯温泉」「福渡(ふくわた)温泉」「大網温泉」がある。

東武鉄道経由、野岩鉄道会津鬼怒川線の上三依塩原温泉口駅で下車。

市営の那須塩原地域バス、ゆ~バスに乗って約25分。
古町地区にあるバスターミナルに到着。
バス運賃が1乗車200円というのは嬉しい。

バスターミナルからそのまま進行方向へ歩くと、「塩原もの語り館」がある。ここではさまざまな観光情報を手に入れることができる。
館内には土産物の売店、レストラン「洋燈(ランプ)」、資料展示室がある。
2013年3月までは、「ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの」という一節で知られる室生犀星(むろおさいせい)の特別展が行われている。

塩原温泉は明治の文豪が数多く訪れ、その作品に塩原のことを書き残してもいる。
温泉街である一方、文学の町として多くの人に知られており、町にはさまざまな文人の石碑も残されている。
バス通りを歩くだけでもいくつかの文人の碑を見つけることができる。 暖かい格好で文人の碑をめぐる文学散歩をしてみよう。

谷崎潤一郎の碑

谷崎潤一郎の碑

妙雲寺のなかには文学の森といわれる場所がある

「ヤギヤ」。タイ焼きはここで売っているけど、夏になると隣のテーブルがある建物でかき氷屋さんに。
大盛りで種類が豊富。夏の散歩にはもってこいだね

箒川に架かる橋を渡った先にあるのが、「妙雲寺」。

箒川に架かる橋を渡った先にあるのが、「妙雲寺」。

境内には文学の森と称される場所があり、松尾芭蕉や尾崎紅葉の句碑、夏目漱石の詩碑、斎藤茂吉や谷崎潤一郎などの文学碑が多く建ち並んでいる。

風が強かったりすると山門は閉じてしまって入れないこともある。
ぜひ天気のいい日は境内散歩をしてみよう。
お参りも忘れずに。

川の対岸に足湯「湯っ歩の里」が見えてくる。

ここの建物の周囲にある庭園にも文学碑がある。
ぶらりとひとまわりしてから足湯で温まっていこう。

塩原温泉にはB級グルメ「とて焼き」がある。誕生したのは2011年の10月。
那須塩原市の牛乳と卵を使って、クレープよりも少し厚めの生地をラッパ型にして具を巻いたものだ。
11店舗でオリジナルのとて焼きを作っていて、その具は店舗によってまったく違うのが特徴。

しかも、あんこ、生クリーム、栗、コーヒーゼリー、そば、チリチキンと、スイーツからご飯になるものまでさまざま。
共通しているのは持ち歩きながら食べられるという点だ。
とて焼き片手にゆったりと散歩するのもいいかもしれない。

「湯っ歩の里」。気持ちいい足湯

「湯っ歩の里」。気持ちいい足湯

【2012年12月 更新】

その他のお散歩スポット紹介

電車でハイキング 東武鉄道のハイキング・ウォーキング・トレッキング情報 電車で女子旅 東武鉄道の女子旅情報 電車でおんせん旅 日光 会津 塩原 東武鉄道で行くゆっくり温泉旅 電車で懐かし旅 あの日の自分に帰る旅 旅東武facebook 日光・会津・両毛などおでかけ情報