浅草・日光・会津の季節を楽しんだり、温泉街にぶらりと立ち寄ったり、観光名所を巡りながら季節と歴史を感じるお散歩情報誌

同じ散歩道でも、季節によって
いつもちがった道がある。

栃木県日光市「千手ヶ浜のクリンソウ」

徒歩、バス、船でアクセス、中禅寺湖の西「千手ヶ浜」

春の散歩スポット紹介

千手ヶ浜のクリンソウ
お散歩情報
住所
栃木県日光市
最寄り駅
東武日光線「東武日光」駅
お問合せ先
0288-22-1525(日光市観光協会)
低公害バスは赤沼の自然情報センターから出発する

低公害バスは赤沼の自然情報センターから出発する

湖畔にはミズナラ、ハルニレ、シラカンバの林がある

湖畔にはミズナラ、ハルニレ、シラカンバの林がある

千手ヶ浜からは男体山の全体が見える

千手ヶ浜からは男体山の全体が見える

中禅寺湖の西、千手ヶ浜を目指す

千手ヶ浜は中禅寺湖の西にある南北約2kmの浜で、かつてここに千手観音堂があったのが名前の由来。ここからさらに西には西ノ湖がある。
千手ヶ浜までは一般の車両が通行禁止となっているため、一部区間で低公害バスが運行されている。東武日光線の東武日光駅から湯元温泉行きの東武バスに乗り約50分、赤沼バス停で下車。低公害バスは赤沼から発着している。
千手ヶ浜までは赤沼を出発して徒歩で向かうか、途中までこの低公害バスを利用する。または、中禅寺湖の遊覧船を使う方法がある。遊覧船は「船の駅中禅寺」を出発して「千手ヶ浜」まで約40分で940円の千手ヶ浜コースで、運航は6月1日から7月3日と限られている。だが、湖から見る男体山はまた別の表情が感じられて楽しめるのが嬉しい。
往路と復路で違う方法を取るのもオススメだ。
赤沼から千手ヶ浜までは徒歩だと3時間から4時間かかることもあるが、春から夏にかけての気持ちのいい高原散歩はハイカーにも人気が高い。ただし、すべて平坦な道ではなく、まったくのハイキング初心者にはややきつい道もあるので、注意。徒歩の場合も小田代原から西ノ湖入口までは低公害バスを利用するといいかもしれない。

赤沼から低公害バスを使う場合は千手ヶ浜バス停で下車して湖畔沿いの道を約10分歩くと辿り着ける。ちょっと足を伸ばして西ノ湖入口バス停で下車して西ノ湖をまわって千手ヶ浜を目指すルートはほぼ平坦で散歩にはちょうどいい。西ノ湖で昼食をとるのも気持ちがいい。
千手ヶ浜に着いたら小さくてかわいい花が群生しているクリンソウを観賞しよう。

長い期間にわたり観賞できるクリンソウを見に行こう

多年草のクリンソウは寒さに強く暑さに弱いため、ここ奥日光のような山間部の水辺に自生していることが多い。6月上旬から花が開きはじめ約1カ月観賞できる。
高さ50cmほどまで伸びた茎のまわりに約2cmの白、薄紫、紫の花がコロコロと咲く。それが2段から5段ほど重なっているため、寺院の屋根の塔「相輪」の一部である九輪に似ていることから九輪草(クリンソウ)の名がついた。1カ月にわたって観賞できるのは、下の段から徐々に上の段へ向かって咲いていくため。

クリンソウの群生地はここ千手ヶ浜以外では低公害バスの千手ヶ浜バス停近くにある「草加市奥日光自然の家」敷地内にもある。そちらも立ち寄ってみよう。
春から初夏はハイカーも多く運行本数がそれほど多くない低公害バスが満員になることもある。往路復路のどちらかを徒歩にする見極めが必要かもしれない。

千手ヶ原のクリンソウ群生地

千手ヶ原のクリンソウ群生地

色鮮やかで小さい花がいくつも咲くクリンソウ

色鮮やかで小さい花がいくつも咲くクリンソウ

【2017年4月 更新】

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