浅草・日光・会津の季節を楽しんだり、温泉街にぶらりと立ち寄ったり、観光名所を巡りながら季節と歴史を感じるお散歩情報誌

同じ散歩道でも、季節によって
いつもちがった道がある。

群馬県館林市「ザ・トレジャーガーデン」

四季折々の花が楽しめる広大な楽園「ザ・トレジャーガーデン」

秋の散歩スポット紹介

四季折々の花が楽しめる広大な楽園「ザ・トレジャーガーデン」
お散歩情報
住所
群馬県館林市堀工町1050
最寄り駅
東武伊勢崎線「茂林寺前」駅
URL
ザ・トレジャーガーデン館林
お問合せ先
0276-55-0750
22体のタヌキ像。季節によってさまざまな衣装を着せられていることも。これはハワイアンバージョン

22体のタヌキ像。季節によってさまざまな衣装を着せられていることも。これはハワイアンバージョン

「茂林寺前」駅には、その名の通り、茂林寺というお寺がある。

1426年(応永33年)開山の曹洞宗の古寺だ。
ここは童話「分福茶釜」のもととなったお寺といわれている。
駅前からお寺までの道には、案内のように看板が立てられており、1枚ごと、絵本のように「分福茶釜」のお話が描かれている。
これを見ながら進めば、お寺までの約660mの散歩も飽きることがない。

参道に着くと、土産物屋に並ぶ狸の置物に目を奪われる。
さらに進み山門をくぐると、22体の愛嬌のある狸たちが両脇に整列している。
左右から見つめられ、無駄な力が抜けるような感覚になる。狸たちの台座に書かれた言葉も一つひとつ見ていくと楽しい。
整列した狸たちからちょっと離れたところに1匹(ひとり?)佇んでいる巨大な狸にも、ぜひ注目してほしい。

お寺では「分福茶釜展」として150年以上前のものともいわれる茶釜や資料を展示している(有料)。

お寺に伝わる茶釜らしい。
受付の人に、「その茶釜が狸かもしれなかったのですか?」と訊くと、微笑みながら「わたくし150年は生きていないものですから」と粋な答が返ってくることもある。
興味が湧いたらぜひ拝観してみるといいだろう。

山門前を来た方向と反対に進むと、茂林寺沼の湿原に進む。
カモなどが羽を休め、蛍も育つという湿原。群馬県指定天然記念物だ。

沼を渡る橋をふたつ越えて進むと、大きな木々が増えてきて、鳥の声も聞こえてくる。やがて、草の匂いだった道が、ほんのりと花の香りに変わってくる。
「ザ・トレジャーガーデン」が近づいてきた。

茂林寺から「ザ・トレジャーガーデン」へ。茂林寺沼の湿原を散歩

茂林寺から「ザ・トレジャーガーデン」へ。茂林寺沼の湿原を散歩

「ザ・トレジャーガーデン」。ファイヤーワークス

「ザ・トレジャーガーデン」。ファイヤーワークス

2012年秋には「ブリリアントガーデン」も誕生。

「ザ・トレジャーガーデン」は敷地面積約8万平方メートルという、東京ドームふたつ分くらいある広大な庭園で、春には25万株の赤、白、ピンクの芝桜が咲く「芝桜のガーデン」や、22万株のネモフィラなどが咲く「青のガーデン」、華やかな多種のバラが咲く「ローズガーデンエリア」など、四季折々にさまざまな花々が楽しめる楽園だ。

秋のバラやキバナコスモス、サルビアが見ごろとなる。

敷地は広いが、お花を観賞しながら歩いたら、ひとまわりで40分ほど。各所にベンチも設置されているので、花に囲まれながら親しい人とゆっくり話ができる。
カフェテラスやしっかり食事ができるレストランもあるので、ひと休みしてから駅へ戻ってもいいだろう。

このまま茂林寺へ戻り、駅へ向かうなら、途中にある「もり陣」で館林うどんを食べていくのもおすすめ。

ここのうどんはほかにはない、まゆ玉を麺に練り込んでいる「まゆ玉うどん」。
まゆ玉は、内臓を良くし、美肌効果があるという。
メニューはすべて小さなわっぱ飯がついている。これも店主のこだわりだ。一時健康を害したことがある主人が考案したメニューで、小さなおむすびくらいのわっぱ飯を一緒に食べるのがバランスがいいということだ。

館林では、毎年10月には麺ワングランプリが開催される。
今年はどこの麺がグランプリに輝くのか。気になる人は散歩をしながら食べ比べをしてみてはいかが?

駅から茂林寺に行くまでの途中にあるうどん屋「もり陣」

駅から茂林寺に行くまでの途中にあるうどん屋「もり陣」

【2013年9月 更新】

その他のお散歩スポット紹介

電車でハイキング 東武鉄道のハイキング・ウォーキング・トレッキング情報 電車で女子旅 東武鉄道の女子旅情報 電車でおんせん旅 日光 会津 塩原 東武鉄道で行くゆっくり温泉旅 電車で懐かし旅 あの日の自分に帰る旅 旅東武facebook 日光・会津・両毛などおでかけ情報