日光・鬼怒川・会津・両毛の温泉や旅館からグルメやお土産まで観光情報満載。「電車で女子旅」は旅する女子を応援します。

秋の女子旅

渓谷美と紅葉の間をすり抜けるようなわたらせ渓谷鐵道に乗車、昭和に栄えた足尾銅山を観光して、梨木温泉でキジ料理を堪能、桐生市の自然に触れてから、ひもかわうどんで満腹になろう!

1日目 前半

8:40浅草駅で特急りょうもう号に乗車

浅草駅を10:00に出発する東武特急りょうもう号に乗車。

清香さんは祖母が群馬県高崎市に住んでいることもあり、群馬県は馴染み深い。
しかし、今回のわたらせ渓谷鐵道ははじめて乗るとのこと。

清香さん(以下、清)「温泉も嬉しいけど、『自然観察の森』が楽しみ。自然とか動物好きだからな、私」
聡実さん(以下、聡)「私は『足尾銅山観光』が楽しみなんだよね。どういうものかははっきりわかってないけど、行った人の感想とか見るとすごくよさそう」

インターネットで予習してきたふたり。
特に清香さんは疑問があるとすぐにネットで調べる、好奇心と向学心旺盛な女子。
そのくせ、現代の若者にありがちなケータイ依存症とは正反対であったりもする。

聡「あ、ケータイの充電があと30%だ」
清「家で充電しないんだ」
聡「しなかったな~。そういう清香だってケータイ持ってくるの忘れたりするじゃない」
清「そうなんだよね・・・・・・」

依存していないふたりを見ているとなんだか少しホッとする。

ふたりとも旅行が好きで、一緒に海外旅行にも何度か行っている。
だが国内旅行ははじめて。

清「楽しみだな。紅葉綺麗かな」
聡「楽しみだな。おいしいお酒あるかな」

ふたりともお酒好き。
聡実さんは仕事中はあまり話をせずクールな印象だが、飲みに行くと印象が変わるとよく言われるらしい。

聡「普通だよ。仕事中に無駄話をしないだけなんだけどね」
清「真面目そうなこと言ってるけど、人見知りだよね。私もだけど」

気のおけない者同士のふたり旅なので、この日は最初からリラックスムード。

10:40相老駅でわたらせ渓谷鐵道に乗り換え

東武特急りょうもう号を降りて、わたらせ渓谷鐵道に乗り換え。

乗るのはトロッコ列車ではない。それでもクラシカルな2両編成の列車にふたりの気持ちも盛り上がる。
清「あ! かわいい電車」
聡「本当だ。駅名の表示もなんだかレトロチックだね」

ここで聡実さんが惹きつけられたのが、わたらせ渓谷鐵道のキャラクター、「わっしーくん」。駅にキャラクターの看板があり、車掌の女性の腰にはマスコットがぶら下がっていた。

聡「あれ・・・・・・いいな。かわいい、というか・・・・・・いいキャラだな」
清「えー、群馬にはぐんまちゃんっていうキャラがいるんだよ。かわいいよ」

ぐんまちゃんは「群馬」の「馬」繋がりなのか、馬をかわいくしたようなキャラだ。
ゆるキャラグランプリでは何度も3位以内に入っているのだが、ストレートすぎるキャラに聡実さんは食いつかない。

聡「わっしー気になる」

11:30駅のレストラン「清流」で昼食

神戸(ごうど)駅で途中下車。

ここには駅のなかのレストラン「清流」がある。多くの人が下車して昼食を食べるので、レストランは大賑わい。
かつて東武線で活躍した特急「けごん」の車両がそのまま店舗に使われている。食堂車で食べているような経験ができるのだ。

清香さんは人気が高い「やまと豚弁当」を、聡実さんは「舞茸ごはん定食」をオーダー。
「やまと豚弁当」は店で直接注文してもいいが、なくなってしまう場合もあるので、前日までに電話で予約しておくと確実だ。ただし、店内で食べる場合はその旨、しっかり伝えておこう。

聡「すごいボリューム」
清「本当だ。でもまいたけの天ぷらカリカリでおいしそう」
聡「うん、おいしい」
清「ビールやお酒売ってますけど、いいですか?」
聡「あ、いいです、はい」

お酒は夜のお楽しみにするようだ。

12:30神戸駅ちかくの本物の清流で休憩

神戸駅のすぐ近くには、レストランではない本物の清流が流れている。

紅葉の山も望める広場のようになっている。大きなマツボックリがたくさん木にぶらさがっている。

清「なにここ、穴場!?」
聡「本当だね! この景色を見ながらお弁当を食べるのもいいよね」
清「あ~、そうすればよかったね」
聡「こんな大きなマツボックリが木についているのはじめて見たよ」

色づいてきた木々が風にそよいでいる。でもそれほど気温は低くなく、しばらく景色を見てゆっくりしていられた。

13:00車内販売

ふたたびわたらせ渓谷鐵道に乗車。

するとふるさと駅長さんが地元産の「さんしょう味噌」や「さつまいもふかし」の販売を開始。
「ひとりが買っていただけるとみなさんが買いはじめます。どなたか買っていただけますか」と楽しい口上で商品をアピール。
わたらせ渓谷鐵道についての解説をしたあと、「三陸鉄道に負けないように、お互いに頑張っていきたいと思います」と締めたところで、「さつまいもふかし」が売れた。

また、駅員さんもさまざまなグッズ販売を行っている。

聡「あ、わっしーくん」
清「キーホルダーまであるんだ」
聡「これから行く通洞駅でも売っているらしい」
清「聡実、買う気だね」