日光・鬼怒川・会津・両毛の温泉や旅館からグルメやお土産まで観光情報満載。「電車で女子旅」は旅する女子を応援します。

秋の女子旅

国指定天然記念物と
国選定重要伝統的建造物群保存地区で感動の旅

1日目 前半

10:00浅草駅出発!

浅草駅を10:00に出発する東武特急スペーシアきぬ109号に乗車。

大学生のふたりはまだ夏休み。この日は平日だったが、意外と乗客が多かった。
女子旅といえばちょっと贅沢に個室で出発。

友紀子さん(以下、友)「わー豪華!こんな個室に乗るの、最初で最後かもしれない」
いやいや、まだまだこれからも乗る機会はきっとあるはず。

祥華さん(以下、祥)「こんな個室は完全に『名探偵漫画』の世界だ」
友「え!? 殺人事件起きちゃうじゃん」
祥「大丈夫、探偵が解決してくれるから」

殺人事件も起きないし、探偵も乗っていません。

発車直後、この日、東京スカイツリー®に最接近したという友紀子さんが、

友「わー、これ真横を通るんじゃない?ほらすぐそこに東京スカイツリー®が!」
と窓にへばりついていたら、残念ながら東京スカイツリーは窓側ではなく個室の通路側に。

東武スカイツリーラインのとうきょうスカイツリー駅を過ぎると、今度は祥華さん側からその姿がバッチリ見えるようになった。
祥「私、買い物には行ったことあるよ。今度展望台まで上ろうよ」
友「上ろう上ろう」
ふたりは陸上部の遠征試合や合宿での旅行はかなり経験している。
数えてみたら47都道府県中、20以上は行っている。
祥「せめて最低1カ所は観光地をまわるようにはしているけど、やはり試合と合宿がメインだからね」
友「うん、ジャージで行くこともあったし。女子旅という雰囲気じゃないね」

その後、鬼怒川温泉駅でAIZUマウントエクスプレス号に乗り換えた。

13:35湯野上温泉駅到着!

湯野上温泉駅到着。

友「いい雰囲気だねー」
祥「本当。わー囲炉裏がある!漫画がある!」
漫画が好きな祥華さんは少しテンションが上がった。
湯野上温泉駅は駅の構内に囲炉裏があり、土産も売られている。

そして駅の横には2012年10月に完成した足湯も。
友「足湯だ!さすが温泉郷の駅だね」
祥「入っていいみたいだよ。入ろう」

無料で入れる足湯は地元の人も寄っていくスポット。

そうこうしているうちに13:40発の大内宿行きのバス第5便は出てしまった。
ただこの第5便は塔のへつり駅などにも停車するので大内宿まで約55分かかってしまう。
湯野上温泉駅前にはタクシー会社があるので、すぐに乗れるはず…と思ったら、タクシーもすべて出払っていた。
同じ電車で到着した人たちが大内宿へ向かったためにいなくなってしまったのだ。
しばらくタクシー待ち。

その間にも旅女子は土産物屋にある自動販売機の占いを買って一喜一憂。
でも100円の占いを見ているふたりでさえ絵になってしまう湯野上温泉駅だ。

14:30大内宿で昼食

いろは坂を過ぎて、華厳の滝へ到着。

もうお昼をかなり過ぎているので、まずは昼食を。
祥「わ~、いい景色~」
友「本当だ。でもお腹空いたよね」
祥「そうだね。あ、ほら、横の用水路でラムネ冷やしているよ」
友「本当だ。でもお腹空いたよお!」
祥「はい、そうだね。食べようね」

「三澤屋」に入り、名物のねぎそばをいただく。
「三澤屋」のねぎそばは「高遠そば」という名がついている。
運ばれてくる前は、
友「ねぎは1本なんだ!2本を箸みたいに使うのかと思った」
祥「箸にするには太いでしょう、ねぎ」
友「そうか。1本で食べられるのかな。難しいのかな」
祥「お箸ももらえるんじゃない?」
と弱気なふたりだった。

「高遠そば」が運ばれてくる。
友「あ、1本でも掬える!」
祥「本当だ、難しくはないね」
友「大根のおろし汁しか使っていないんだって」
祥「水を使っていないんだ。でも辛くはないよね」
友「おいしいよ~。蕎麦もすごくおいしいよ~」
堪能するふたり。
しかししばらくしたら箸を使っていた。
祥「ねぎもかじりながら食べているんだけど、やはりひと口の量がね…」
友「うん、食べる分だけ取るには箸がいいね」
いいと思います。

しっかりと完食したふたりは大満足。
しかしデザートは別腹なのだった。

15:00女子には大切、デザート!

「三澤屋」を出て、大内宿でスイーツに定評がある「分家玉屋」へ向かうふたり。

こちらの店もつい先ほどまではほぼ満席だったが、さすがに観光客はそろそろ帰る時間なのか、空いていた。

メニューを見て悩みまくるふたり。
祥「かぼちゃのプリンも捨てがたいんだけど、ブルーベリーのチーズケーキといちぢくショコラも食べたい」
友「うん。これは迷うね~」

さんざん悩んだ末、友紀子さんは「いちぢくショコラ」、祥華さんは「ブルーベリーのチーズケーキ」に決定。
「かぼちゃのプリン」はもしかしたら夕食に出るかも、という淡い期待を抱いて諦めた。

ケーキが運ばれてきた。
友「!!」
祥「!!!」

ひと口食べたふたりが、しばらく絶句。
祥「おいしすぎて感動!」
友「なにこれ~。こんなのはじめて食べたよ」
祥「ブルーベリーも甘酸っぱい。チーズが濃厚ですごくおいしい」
友「チョコも濃厚だよ。生クリームは無糖だからチョコと合わせるとちょうどいいの」

感動のあまりひと口ずつしっかり味わいながらゆっくり食べるふたり。
友「大内宿に来た女子は、ここのスイーツははずさないほうがいいね、絶対」
祥「うん、食べないと損。後悔するよ」