東京下町の歴史を楽しんだり、浅草やグルメを堪能しながら観光名所を巡る東京下町の観光情報誌

[2013年9月 更新]

合羽橋道具街は立派な観光地

2012年に100周年を迎えた合羽橋道具街。とにかく品数豊富な専門店街は、約800mとは思えないほど見どころがいっぱい。

東京下町観光スポット

「合羽橋道具街」

雷門から西に進み、北の言問通りから南の浅草通りあたりまでの南北の通りが「合羽橋道具街」だ。
東京スカイツリーラインの浅草駅を出て、雷門のほうへ向かわず、北上して言問通りを左折してまっすぐ西へ向かうのもひとつの行き方だが、言問通りまで出ずに二天門前の信号を左折して浅草神社や浅草寺を突き抜けて浅草花やしきを横目に見て合羽橋北の信号を目指す行き方も楽しい。この道だと、観光スポットを抜けて昔ながらの喫茶店なども目にすることができる。

合羽橋道具街の歴史は古く、明治末期から大正初期くらいに古道具店が集まった通りになり、第二次大戦後から料理飲食店器具などを取り扱う商店街へと変貌していった。

和・洋・中華の食器から漆器、製菓機器、食料原材料、看板、業務用冷蔵庫、景品用の大量のお菓子、食品サンプル、包装用品、厨房設備、ショーウインドウなどなどを売る店が170店以上集まっている、世界でも珍しい専門店街といわれている。
約800mの商店街にはプロも買い出しに来るし、一般客や観光客も足を運ぶ。購入はプロに限るということはないのだ。

テレビで紹介された食品サンプルの店などもあり、気になるお店を覗きながら歩いていると、約800mの通りだがかなり見応えがある。
仕入れや買い物に来る場所ではあるのだが、見ているだけでも楽しい。しかし見ていると買いたくなってしまうものも多い。
プロ仕様のものをお土産として購入するのもアリだ。

ところどころに河童の人形や看板があるのだが、ひと際目立つのが金色の「かっぱ河太郎像」だ。これは2003年(平成15年)に合羽橋道具街誕生90周年を記念して建立されたもの。記念撮影をしていく人も多い。
ということで、2012年には100周年を迎えた。毎年お祭りも行われていて、今後ますます発展しそうな楽しいエリアだ。

店舗の看板はすべて河童

洋品店の道具も売られている。マネキンは家にあってもお洒落に飾れる

「大石商店 ニイミ装飾」。暖簾や提灯を売っている

かっぱ河太郎像

かっぱ河太郎像の足元にも河童

さまざまな大きさのボウルや型抜きなど

食品サンプル。テレビにも登場したことのある(株)まいづるの「浅草かっぱ橋本店」にて

(株)まいづるの「浅草かっぱ橋本店」。人気テレビ番組「ほこ×たて」に数度出演。この林檎はガブリとやってから噛めなくてサンプルと気づくかもしれない。もはや芸術です

「ニイミ食器館」の屋上にあるシェフの顔もランドマークのひとつ。「かっぱ橋道具街」と浅草通りが交差する地点だ

スポットデータ

住所:東京都台東区松が谷3-18-2
URL:http://www.kappabashi.or.jp/index.html
TEL:03-3844-1225(住所・TELともに東京合羽橋商店街振興組合)