両毛の歴史を楽しんだり、グルメを堪能しながら観光名所を巡る両毛の観光情報誌

[2013年12月 更新]

群馬県邑楽郡大泉町「ブラジリアンタウン」

群馬県邑楽郡大泉町の観光スポットといえば、町そのもの。各所に点在するブラジル関連をお店をのぞきながら、プチ異国情緒を楽しもう。

群馬県邑楽郡大泉町「ブラジリアンタウン」

両毛観光スポット

群馬県邑楽郡大泉町「ブラジリアンタウン」

群馬県邑楽郡大泉町は、全人口の約15%がブラジル人をはじめとする外国人であることから、近年日本最大のブラジリアンタウンとして注目されている。

もともと、大泉町には富士重工や山陽電機などの工場が多く集まり、それに加えて1990年の入管法の改定によって日本で自由に働けるようになった日系ブラジル人たちがこぞって居住するようになったことがその成り立ち。
もっとも、ブラジリアンタウンといっても、横浜中華街のように限定されたエリアに集中して住んでいるわけではない。大泉町を東西に抜ける国道354号線沿いを中心に、さまざまなブラジル関連のお店が点在しているのだ。

東武小泉線の終点・西小泉駅を出て右に向かうとすぐに現れる食料品店がいきなりポルトガル語の看板を掲げているかと思えば、その向かいにある普通の佇まいをした八百屋さんの野菜の値札もポルトガル語。
そこから街中を歩いてみれば、飲食店や美容室、スーパーマーケット、自動車学校、教会……。ブラジル人が生活するのに必要なあらゆるショップが軒を連ねている。

地球の裏側に位置する本当のブラジルを訪れるのはなかなか難しいけれど、この町を訪ねてブラジル料理に舌鼓を打ち、スーパーマーケットで珍しいブラジルの食材をお土産に購入すれば、日帰りでプチブラジル旅行を満喫できることだろう。

ちなみにブラジル関連についてばかり紹介したが、この大泉町は15世紀には小泉城が築城されていた、歴史ある土地である。町に北に位置するその城址は。現在では城之内公園となって、日本人、ブラジル人を問わず、町民憩いの場所となっている。現在の町の変貌ぶりには、お城を建てた富岡主税介直光もさぞかし草葉の陰で驚いていることだろう。

東武小泉線の終点・西小泉駅を出て右に行くと現れるのがブラジル食料品店「カンタガーロ」

小さなお店ながら、食料はもちろんブラジル雑貨などで店内はいっぱいだ

一見普通の八百屋さんだが、軒先の野菜に立てられた値札はみんなポルトガル語

国道沿いに建つ教会。アピール力がすごい

町の北に位置する城之内公園は、もともとは小泉城が建っていた

城之内公園内の注意書きも、日本語とポルトガル語の併記だ

西小泉駅の券売機脇にはローマ字表記の運賃表が

国道沿いにあったブラジル人向けのカー用品店。看板はポルトガル語だが、店名はよく見ると「カーキチ」?

スポットデータ

【カンタ・ガーロ】
住所:群馬県邑楽郡大泉町西小泉4-24-13
TEL:0276-63-6089
営業時間:10:00~21:00

スポットデータ

【城之内公園】
住所:群馬県邑楽郡大泉町城之内2-24