日光の歴史を楽しんだり、温泉やグルメを堪能しながら観光名所を巡る日光の観光情報誌

[2014年3月 更新]

川治湯元温泉郷のスポットを紹介

川治湯元温泉の、お湯や自然を楽しみながら、温泉街のファストフード「まんじゅう」「コロッケ」を食べ歩きしてみよう!

川治湯元温泉郷のスポットを紹介

「川治温泉駅」!ではなく、「川治湯元駅」を降りて、
温泉街をぐるりと回ってみよう!

名誉駅長「かわじい」の指差す方向に向かって、温泉街を探索する!

東武スカイツリーラインで、電車は浅草駅から下今市を経由して、日光線に入り、鬼怒川温泉駅へと向かった。そこで鬼怒川線に乗り換え、新藤原駅を越えたところで会津鬼怒川線になって、川治湯元駅へ。

今回の目的は、川治湯元温泉とその周辺のお店巡りだ。駅を降りると、「かわじい」像がお出迎えしてくれる。川治温泉のゆるキャラだ。「温泉街はあっちじゃ」とでも言っているかのように、指を指しているので、そちらに向かうことにした。

歩き出すと、温泉旅館が次々に現れた。昔ながらの日本家屋で、趣きのある旅館もあれば、新しくきれいな旅館もある。

まずは温泉街をほぼ一周するような形で、回ってみた。
ゆっくり回って、40分弱というところだろうか。
「湯けむりの里 柏屋」でUターン。この近くが温泉街で、蕎麦やや喫茶などが並んでいる。

川治湯元駅前に立つ、名誉駅長「かわじい」

川治湯元駅前に立つ、名誉駅長「かわじい」

川治湯元駅
のどかな温泉街。旅館以外なにもない道がしばらく続く

まずは温泉まんじゅうを食べたら、みっつの無料の足湯へ。
混浴「薬師の湯」も…

温泉といえば、温泉まんじゅう。
まずは「大黒屋製菓店」で平家最中を食べる!

「大黒屋製菓店」では、店の 隣でまんじゅうを作っている。そう。自家製なのだ。入ってみると、売られているのは、まんじゅうと羊羹のみだった。
店のお母さんが言う。

「最近はみなさん、温泉に来ても、あまりお土産にまんじゅうを買っていってくれないんですよ」。
…え!? 温泉といえば温泉まんじゅうなのに? と思ったが、そういえば自分だって、必ず温泉まんじゅうを買うわけではなかった…。

食べてみると予想通り、しつこい甘さがまったくなかった。湯西川温泉の平家最中もそうだった。自家製のものの特徴だ。優しい甘さなのだ。
3つでも4つでも食べられそうだ。
食べないけど。

「大黒家製菓店」

「大黒家製菓店」

「大黒家製菓店」の温泉まんじゅう。
しつこくない甘さが嬉しい

「大黒家製菓店」の温泉まんじゅう。
しつこくない甘さが嬉しい

「むすびの湯」と「かわじいの湯」。
ふたつの無料の足湯で、ホッと一息!

かわじいの像をやりすごして、男鹿川のほうへ降りていく途中には足湯があった。
「むすびの湯」と「かわじいの湯」だ。
「むすびの湯」は縁結びの効果がある、とうたっている。果たして?
 
「かわじいの湯」はややぬるめだが、底に石が埋め込まれており、足裏へのツボ押しマッサージ効果もある。
女性が足を出しにくい服を着ている場合は、更衣室もあるので、利用しよう。
すべて無料だ。

足湯「かわじいの湯」。
広さもあるので数組の家族でも楽しめそう。

足湯「かわじいの湯」。
広さもあるので数組の家族でも楽しめそう。

こちらは「むすびの湯」

牡鹿川まで降りたら、夏はアユの掴み取りも!

水が澄んだ牡鹿川沿いまで降りる。
さらに河原まで降りる階段があり、数組の家族が川に降りて楽しそうにしていた。
水が少ない夏季は、決められた場所でアユの掴み取りなども行われているそうだ。

男鹿川で遊ぶ家族

男鹿川で遊ぶ家族

川の対岸には、源泉。
「薬師の湯」「らんりょうの湯」で濃いお湯をたっぷり楽しむ!

川の対岸には源泉が出ているところがあった。
「子種の湯」「不動の湯」「元湯」と書かれている。
これらはそれぞれあちらこちらに引かれている源泉だ。
さらにもう1本あり、そこは旅館「らんりょう」の源泉らしい。


橋があるあたりの対岸に「薬師の湯」が見えてきた。源泉かけ流し+低温サウナがある公衆浴場だ。
丸見えだった。

橋を渡ると、すぐ眼下に湯船がある。
混浴だが、これは若い女性は入りづらいだろうな。


「らんりょう」の足湯。自由に入っていいらしい

「らんりょう」の足湯。自由に入っていいらしい

「薬師の湯」

川治湯元での大ヒットファストフード
「コロッケ」「アイス」「ラーメン」に出会う!

「坂文精肉店」で、コロッケの斬新なバリエーションに驚く!

どことなくひなびた雰囲気の商店街通り。そこにひと際異彩を放つ、元気な店をみつけた。

「坂文精肉店」。肉屋だった。
見ると、栃木テレビや地元紙の取材もいくつか来ているらしい。コロッケが人気のお店なのだ。
「そりゃあ肉屋のコロッケはおいしいだろうよ」と思って見てみたら、その種類の多さにちょっと驚いた。
「昔ながらのコロッケ」「おからコロッケ」「キャベツメンチ」「黒豆コロッケ」「オランダコロッケ」「ミートコロッケ」「ジャーマン」「イタリアンコロッケ」などなどがある。

ヘルシー寄りの黒豆コロッケを食べてみる。
黒豆だった。
あたりまえか。
…いや、黒豆をすり潰して入れているのかと思ったら、そのままの状態でガッツリと入っていたのだ。もちろんすり潰したものも入っているようだ。
イタリアンはトマト味のコロッケだった。斬新。どこかさっぱりとした風味が女子にも受けそうだ。

キャベツメンチはキャベツがしっかりと主張したメンチコロッケ。
こうなるとどれもこれも食べたくなってしまう…。

「坂文精肉店」のコロッケ。
食べ歩きしてみよう

「坂文精肉店」のコロッケ。
食べ歩きしてみよう

店主・坂内さん。優しい人で、コロッケ同様、人気がある!

店主・坂内さん。優しい人で、コロッケ同様、人気がある!

「黒豆コロッケ」

「抹茶風味くず流し」と「豚ロースらぁめん」。
どちらも食べてみたい!!

甘味処と、名物ラーメンが隣合わせになった飲食ビルがある。「甘味処鹿の子」と「和風らぁめん いかり」。
「甘味処鹿の子」の各種氷やあんみつなどがメニューに並ぶ。壁に貼ってある「抹茶風味くず流し」が気になった。
くずは「葛」のことだ。マメ科の多年草で、その根から葛粉が作られるらしい。葛粉を使った葛切りや葛餅はよく知られているだろう。
運ばれてきたものは、アイスと抹茶風味の葛に白玉と餡が入っていた。ボリュームあり。そして抹茶風味うまし。葛、白玉、餡、アイスうまし。

聞くと、隣の「和風らぁめん いかり」と同じ経営者とのこと。
そちらはなんと、豚ロースカツが乗った「豚ロースらぁめん」が人気らしい。
細目の縮れ麺で醤油味。
さすがにもう胃袋がいっぱいなので、…泣く泣く諦めた。
取材も一切受けていないらしい。

ここは後で宿泊した旅館に聞いたところ、
「たぶんいま川治温泉でいちばんお客さんが入っている店ですよ」とのことだった。

…残念。次回是非。

右が「抹茶風味くず流し」。
左は氷のイチゴミルク

右が「抹茶風味くず流し」。
左は氷のイチゴミルク

甘味処鹿の子

甘味処鹿の子

「和風らぁめん いかり」

「和風らぁめん いかり」