日光の歴史を楽しんだり、温泉やグルメを堪能しながら観光名所を巡る日光の観光情報誌

[2013年12月 更新]

湯西川温泉郷のスポットを紹介

「平家の里」など、湯西川温泉駅から温泉街のスポットを紹介。ぐるっと散歩をしたら温泉で体を温めよう。

湯西川温泉郷のスポットを紹介

平家落人伝説が残る湯西川温泉郷

東武鉄道経由、野岩鉄道会津鬼怒川線の湯西川温泉駅は、山のトンネルのなかにホームがある珍しい駅。
改札がある地上へはエレベーターか階段で昇る。
改札を抜けると、そこは鉄道の駅ではなく「道の駅 湯西川」だ。
ここには温泉、土産物屋、食事処、バス発着所、観光案内所などがある。

「湯西川温泉駅」ではあるのだが、温泉街はここからバスで約25分移動しなければならない。

湯西川は壇ノ浦の戦いで敗れた平家が逃げ延びて村を興し子孫を残した、平家落人伝説の温泉郷だ。
平家落人の村といわれている地域は全国にいくつかある。しかし湯西川に暮らす人たちは、「私たちは平家の子孫です」とはっきり言っていた。

トンネルのなかにホームがある湯西川温泉駅

温泉街は平家ゆかりのスポットがたくさん

平家の里で昔の生活に触れる

独特な雰囲気のある宿がいくつも建ち並んでいるバス通りがメインストリートだ。
途中でバスを降りて歩き、
郵便局を過ぎ、さらに少し進むと道が二股に分かれ、左には橋が架かっていて右は湯西川沿いを歩く形になる。

橋を渡ってしばらく行くと「平家の里」がある。
源平の戦いで平家が敗れてちょうど800年目にあたる1985年(昭和60年)に建てられた資料館のような場所だ。
とはいってもひとつの建物の中に資料が展示されているのではなく、村内に残っていた古い民家をいくつか移築し、平家落人の生活様式を再現したり農具や生活用品作りを解説していたりする。

平清盛像なども展示されていて見どころはたくさん。

いちばん奥には赤間神宮がある。ここは安徳天皇の菩提寺である山口県下関の赤間神宮からの唯一の分祀。
毎年6月に行われる平家大祭では、甲冑姿で町を練り歩いた人たちのゴール地点となっている。
土産物屋もあり、お茶も飲める。「鹿の餌」も売られていて、近くには囲いのなかに鹿がいる。


「平家の里」。入場料は500円

赤間神宮。お参りしていこう

冬には冬の楽しみがある湯西川温泉郷

湯西川温泉では毎年冬になると「かまくら祭」が行われている。2013年には第20回を迎えた。
平家の里からさらに奥へ進んだ沢口河川敷の周辺で、大きなかまくらやたくさんのミニかまくら、雪の滑り台などが作られる。
かまくらのなかでバーベキューや郷土料理を食べることができるし、ミニかまくらに点灯した幻想的なイルミネーションや人工的にオーロラのような光を作り出す「オーロラファンタジー」が楽しめる。
行われるのは毎年1月中旬から3月中旬まで。
温泉旅でロマンチックな思い出を作るというのも、いいのでは?

湯西川温泉のかまくら祭