日光の歴史を楽しんだり、温泉やグルメを堪能しながら観光名所を巡る日光の観光情報誌

[2013年9月 更新]

日本三大名瀑「華厳の滝」

奥日光三名瀑(湯滝、竜頭の滝)であり、日本三大名瀑(那智の滝、袋田の滝)でもある「華厳の滝」。四季折々の滝の変化を見に行ってみるのも楽しいかも。

日光観光スポット

「華厳の滝」

雄大な自然に恵まれた日光。奥日光では温泉が湧き、山からはいくつもの川が流れを作って下りてきている。そして四十八滝といわれるほど滝が多いのも、日光のひとつの特徴だ。
奥日光三名瀑といえば、「湯滝」「竜頭の滝」、そして「華厳の滝」。さらに和歌山県の「那智の滝」、茨城県の「袋田の滝」と合わせて、日本三大名瀑のひとつともいわれている。
東武日光駅から東武バスに乗り、中禅寺温泉のバス停から徒歩約3分。売店や食事処が並ぶ場所に立つと、もう滝の音が聞こえてくる。ここからは滝を見下ろすような形になる。

約97mという高さから一気に落下する大量の水は壮大で爽快。ぜひ正面のもっとも近いところから見てほしい。展望台へは100mを昇降する高速エレベーターで降りる。1930年(昭和5年)に完成したこのエレベーターは、高速ではあるが強烈な重力加速度を感じることもなく昇降する。
エレベーターを下りてからは少しだけ地下道と階段を歩く。すると3階建ての展望台へ出る。やはり華厳の滝は上から見るよりも正面から見るのがいいと感じるだろう。迫力がある。

華厳の滝は日光山開山の祖、勝道上人が発見。仏典の「釈迦五時教」から名付けたといわれている。
華厳の滝の近くには、「阿含の滝」「方等の滝」「般若の滝」「涅槃の滝」がある。
1900年(明治33年)に星野五郎平が7年の歳月をかけて滝壺近くに茶屋を開設。以降、滝を間近で見られるように発展していったといわれている。

滝が凍る冬や新緑に彩られる夏など、四季や水量でその表情を変える華厳の滝。その美しさはもちろんだが、滝の周囲の景色も同時に楽しんでほしいと思う。自然に削られた岩盤や華厳以外の滝にも目を向けてみよう。

また、いろは坂の途中にある明智平展望台からは中禅寺湖と男体山とともに華厳の滝も見ることができる。時間に余裕があればぜひ立ち寄りたいところだ。

緑が綺麗な夏の「華厳の滝」

迫力がある岩壁にも注目

展望台にはエレベーターで降りる

エレベーター乗り場前には土産物屋や食事処などが並ぶ

まだ寒さが残る時季の「華厳の滝」。これはこれで荒涼とした迫力が感じられる

スポットデータ

住所:栃木県日光市中宮祠2479
TEL:0288-55-0030