日光の歴史を楽しんだり、温泉やグルメを堪能しながら観光名所を巡る日光の観光情報誌

[2013年10月 更新]

奥日光をハイキングする旅女子2名

奥日光、中禅寺湖近くの西ノ湖をスタートして、竜頭の滝から戦場ヶ原を歩き、湯滝まで。楽しみながら元気にハイキングした女子2名の行程をダイジェスト紹介。

1日目は西ノ湖から竜頭の滝へ

旅好きアクティブ女子が各スポットを紹介する女子旅。
夏の日光では2日間にわたって、計約6時間のハイキングを体験した。
参加したのは関西出身の水嶋奈津子さんと井澤梓さんのふたり。

東武日光駅に到着したら駅構内にある東武商事売店でお弁当を購入。
売店では江戸安政6年創業の老舗である「油源(あぶらげん)」の駅弁が売られている。
奈津子さんは日光名物の湯波を使った「ゆばちらし弁当」(850円)を、梓さんは栃木牛をふんだんに使い、温泉卵も入っている「元祖栃木牛めし弁当」(950円)を選んだ。

東武バスと低公害バスを乗り継いで、西ノ湖入口に到着。いよいよハイキングスタート。
林のなかを歩き、外山沢川や柳沢川を渡って30分弱。林が終わると視界が大きく開けて西ノ湖が眼前に現れた。
梓「湖や~!」
奈「かっこええな~」
梓「なんか感動するわ~」
西ノ湖は水が流入する大きな河川がないため、天候や季節によって水位が大きく変化する。この日は水が少なく、周囲は干上がっているような状態だった。
ふたりは水際まで近づいて記念撮影。

ここで駅で買ったお弁当をいただく。満腹になってふたりも満足。
いま来た道を10分ほど戻って、千手ヶ浜方面へと向かう。

西ノ湖に到着。感動するふたり。旅女子は写真も撮りまくる

鹿と遭遇。さあ、目指せ! 千手ヶ浜

千手ヶ原歩道という道もあるのだが、より自然道らしい千手の森歩道を選択。どちらも千手ヶ浜へ抜ける。
歩き出した直後、柳沢川沿いで休憩している鹿を発見。
奈「鹿や~!」
梓「わー! すごーい! 野生の鹿、見たんはじめてや」

千手の森歩道は広葉樹が多い林のなかの道。ミズナラやハルニレ、ハリギリなども見られる。
鹿にサヨナラをしてから約40分後、ようやく千手ヶ浜に到着。大きな中禅寺湖が眼前に広がり、男体山の雄大な姿も綺麗に見える。
ふたりのテンションも上がる。
奈「わー砂浜やーん!」
梓「すごい長い。さすが千手ヶ浜やな!」

中禅寺湖を挟んだ対岸あたりは中禅寺や華厳の滝がある。
ここから右に行くと千手ヶ浜の名前の由来となった千手堂跡がある。だが今回は左に行き、熊窪、栃窪、赤岩を越えて菖蒲ヶ浜方面へ。そこから竜頭の滝へ向かう。

野生の鹿に会えて喜ぶふたり

竜頭の滝到着。「まだまだ歩けるで」

千手ヶ浜を出発すると、これまで歩いてきた林道とは様子が変わった。
奈「あれ? さっきまでの道とちゃうやんな」
梓「ほんまや、山登りみたいや」
木階段のアップダウンが続くかと思ったら、整備されていない少し険しい道に変わったりもする。ややペースダウンするふたり。

駐車場から国道へ出ると、「名勝 龍頭の瀧 入口」(表記はさまざま)の看板が。
奥へ行くと徐々に滝の音が聞こえてきた。
疲れを感じさせない元気なふたりが、滝を見てさらに元気になった。
梓「うわ~滝や! ほんまに着いたんやな」
奈「最高やね」
梓「達成感あるな」
奈「この滝はご褒美やわ」

竜頭の滝に到着。気持ちよくて疲れを忘れた

2日目は竜頭の滝から湯滝を目指す

「日光レークサイドホテル」に1泊して温泉で疲れを癒したふたり。
2日目も元気に出発。
1日目にゴールした竜頭の滝までバスで行き、まずは滝の正面から滝上へと向かう。

戦場ケ原自然研究路に入るや否や野鳥撮影をする人がズラリと並んでいた。
望遠鏡のようなレンズをつけている人たちに、
奈「バズーカみたいですね」

声を細めて「あそこにいるね」と話しているバードウォッチャーさんの近くに行って、
梓「ほんまや!」
その声で鳥が逃げる。
そんなコントみたいなことをしながらもカメラを覗かせてもらい、鳥の説明を聞かせてもらった。
この季節はゴジュウカラの親子が見られるらしい。

バードウォッチャーさんはみんな優しかった

湯滝に到着。御不動様も見えてパワーをもらえた

湯川のせせらぎを聞きながら木道を進む。
ゴールが近くなってきたらこの自然の道が名残惜しくなってきたふたり。
梓「また竜頭の滝まで戻ってもええな」

湯滝への道が二股になっている場所へ出た。一方は約1kmで小滝を見るコース。もう一方は0.4kmで小滝省略コース。
当然小滝を見ようと思っていたのだが、梓さんがトイレを希望したので0.4kmコースへ。
しかしその判断は正しく、湯滝レストハウスへ着くやいなや激しい雨が降ってきた。

濡れずに済んだふたりは雨が弱まったのを見はからい、湯滝を見に行く。
湯滝は湯ノ湖から流れ落ちてくる滝で、観瀑台が滝に近いのが人気。

奈「近いな。迫力ある!」
梓「すごい~! いままで見た滝のなかでナンバーワン。癒されるし迫力あるし」
奈「昨日も今日もたくさん歩いたけど、最後に滝を見られて救われる感じやね」

湯滝は滝の前面に御不動様が現れたことでも話題になった。
奈「あ、あそこが頭で、そこが腕や。わかるわかる!」

あらためて湯滝レストハウスで昼食をしようと戻ろうとするが、滝の前から動かない梓さん。
奈「あず! ご飯食べよう!」
と呼ばれて、てててと走って戻ってくる梓さん。
梓「湯滝、気に入ったわ」

湯滝をとても気に入った梓さんと、ご褒美って大切と痛感した奈津子さん