日光の歴史を楽しんだり、温泉やグルメを堪能しながら観光名所を巡る日光の観光情報誌

[2013年12月 更新]

「道の駅 湯西川」と温泉街のグルメを紹介

「道の駅 湯西川」では、「湯西川ダムカレー」「鹿コロ丼」「けんちんそば」などを、温泉街では「平家最中」「平家そば」を紹介。どれも一度は食べておくべきものばかり。

「平家最中」ふる里本舗

無添加の優しい甘さが嬉しい最中

湯西川温泉街のメインストリートを歩いていると湯西川公民館の近くに「ふる里本舗」がある。
といっても目につくのは店名よりも人気商品「平家最中」の看板だ。
最中といえば皮か餡のどちらかを仕入れて作っていることが多いのだが、平家最中は皮も餡も自家製。すぐ近くの製造工場で作られている。
創業から間もなく50年経とうという老舗で、現在は3代目が継いでいる(2013年現在)。

平家最中は保存料などの添加物をいっさい使っていない。ゆえに、ちょっと控えめで自然な甘さが感じられる優しい味となっている。日保ちはしないが安心・安全な最中。
北海道小豆を使用した小倉あんと餅米の手焼きによる皮で、食べたことがなくてもどこか懐かしささえ感じてしまうような味だ。お土産にも最適な逸品。

平家の家紋には本来の揚羽蝶と身を隠しているために使用していたかたばみと、2種類のものがある。この平家最中の「もん」にはそのかたばみの家紋が使用され、個別包装の袋に揚羽蝶の家紋が刷られている。

宿泊している宿に注文すると、翌朝届けてくれる場合もある。ただし宿によっては受け付けていないので、要確認。

ほかに栗を丸ごとひとつ使っている「くりやかた」も人気がある。こちらはさらにひとつひとつ手作りなので、どうしてもほしい場合は湯西川へ行く前に予約しておくべし。
甘いのが苦手、という人でもくりやかたは食べられる場合が多い。

平家最中もたくさん買いたい場合は予約をしておこう。

平家最中の「もん」

平家最中「もん」の6個入り、12個入りが宿泊施設などでよく予約が入るという

「ふる里本舗」。平家最中の文字ですぐにわかる

「くりやかた」は栗が一粒入って、餡の味とみごとに調和

店舗データ

【ふる里本舗】
住所:栃木県日光市湯西川678-3
TEL:0288-98-0103
営業時間:9:00~17:00 水曜定休

「平家そば」志おや

歴史が感じられる店内で自家製粉手打ち麺を

平家落人の菩提寺となっていた慈光寺の隣にある「平家そば 志おや」。
湯西川温泉の名物のひとつとして知られる平家そばが食べられる歴史あるお店だ。

建物自体は100年以上前のもので、お店も創業50年以上の老舗。
現在は2代目夫婦が経営している。店内はテーブル席と座敷がある。

平家そばというのは山菜がたっぷりと乗ったそばで、「志おや」は自家製粉手打ち麺。
湯西川温泉のあちらこちらの食堂のメニューにあるので食べ比べてみるのもいいだろう。
ただし、この「志おや」のそばは外さないでほしい。おすすめだ。

座敷へ上がると、窓の外には湯西川や湯前橋がある。そして窓の反対側はガラスの引き戸がある。その引き戸の向こうはごく普通の、お店の人が暮らしている部屋だ。以前はおばあちゃんがミカンの乗ったコタツでくつろいでいる風景を見た。それはそれでなんだかホッとする光景だ。
こちら側で温かいそばを啜り、戸の向こう側ではおばあちゃんがコタツに入っている。こういうシチュエーションが料理の味を何倍にもすることがある。

「平家どぶろく」(500円)という湯西川名物の白酒もある。飲みやすく、ついおかわりしてしまう。

平家そば。1000円。きのこや山菜がたっぷり

湯前橋のすぐ近く、慈光寺の隣にある「志おや」

座敷から見たテーブル席。店内には平家大祭ほか、古い写真がたくさん飾られている

店舗データ

【志おや】
住所:栃木県日光市湯西川990-2
TEL:0288-98-0434

「湯西川ダムカレー」道の駅 湯西川

湯西川にもあったダムカレー

湯西川温泉駅の改札を抜けた「道の駅 湯西川」の食事処で人気のメニューが、「湯西川ダムカレー」(900円)だ。「川治ダムカレー」(700円)もある。
「湯西川ダムカレー」は大盛りで、「川治ダムカレー」は普通盛りというわけだ。

各地にあるダムカレーだが、そのいちばんの特徴は、ライスがダムのようにカレーを堰き止めているような盛りをしていること。まずは見て楽しめるのだ。
でもこれだけでは「盛りの形だけ?」と思いがち。
湯西川温泉のダムカレーはもちろんそんなことはなく、食べてみるとまた違った特徴に気づく。
具が野菜たっぷりなのだ。それだけではまだ特徴とはいえない。その内容がちょっと変わっている。人参、きのこはわかるのだが、大根、ごぼうなども入っている。地元産の野菜を具の中心にした、和風なテイストのカレーで、ヘルシーさから多くの観光客に人気となっている。

ただし、「湯西川ダムカレー」の盛りはかなり多いので、高齢の方や女子は心してオーダーしよう。
また、注文するともれなくダムカードがもらえる。

「湯西川ダムカレー」(900円)。カレーを堰き止めている

「湯西川ダムカレー」。横から見るとご飯の大盛りぶりがよくわかる

店舗データ

【道の駅 湯西川】
住所:栃木県日光市西川478-1
URL:http://www.michinoeki-yunishigawa.jp/
TEL:0288-78-1222
営業時間:売店9:00~17:00/お食事処11:00~15:00(飲み物は16:00まで)/温泉施設9:00~21:00(最終受付20:00)/足湯9:00 ~ 17:00

「鹿肉コロッケ、鹿コロ丼」道の駅 湯西川

盛りだくさんなどんぶり物、「鹿コロ丼」がお得!

「道の駅 湯西川」の食事処と足湯前の「ゴンの店」の両方で売られているのが「鹿肉コロッケ」(200円)。
読んで字のごとく、コロッケに鹿肉が入っているものだ。肉はしっかりと主張している大きさで、明らかに牛や豚とは違うもの。湯西川温泉ならではのコロッケだ。

そしてその鹿肉コロッケを使った料理が、「鹿コロ丼」(700円)。
鹿肉コロッケをカツ丼のように卵でとじたものかとも思えるが、あにはからんや、鹿肉コロッケとカレーがご飯の上に乗っているどんぶり物なのだった。しかも鹿肉コロッケにはソースがかかっていて、コロッケ部分の下には千切りキャベツが敷かれるという、ソースカツ丼ふうなアレンジも施されている。
完全なるオリジナル料理だ。
カレーはもちろん大根などの野菜がたっぷり入ったもの。
「川治ダムカレー」よりはご飯の量は少ないのかもしれないが、味噌汁と漬け物までついて、意外とお得な一品。これはおすすめだ。

「鹿肉コロッケ」。見てわかるように鹿肉がしっかりした大きさで入っている

外の足湯前にある売店でも「鹿肉コロッケ」が売られている。ほかに「ゆばフランク」(300円)なども

店舗データ

【道の駅 湯西川】
住所:栃木県日光市西川478-1
URL:http://www.michinoeki-yunishigawa.jp/
TEL:0288-78-1222
営業時間:売店9:00~17:00/お食事処11:00~15:00(飲み物は16:00まで)/温泉施設9:00~21:00(最終受付20:00)/足湯9:00 ~ 17:00

「けんちんそば」道の駅 湯西川

ヘルシーだけど、お腹いっぱいに!

「道の駅 湯西川」では「けんちん汁」も人気メニューのひとつ。そのバリエーションとして期間限定で登場するのが、「けんちんそば」(900円)だ。
カレーにも入っている大根、人参、ごぼう、里芋などのほかに油揚げ、豆腐、白菜、コンニャク、いもがら、ネギが入っているボリュームたっぷりのそば。
上に乗っているかまぼこは売店でも売られている「クリッパのかまぼこ」(ゆば入り)だ。

冬は、食べると温まるけんちん汁の注文が多いため、さらにお腹もいっぱいになるそばと合わせてみたら、案の定大ヒット。
高齢者から若者まで、幅広い層からの注文があるという。

湯西川温泉街にもそば屋はあり、「けんちんそば」もメニューにあるが、そちらでは「平家そば」を食べたいところ。なので、ここ「道の駅 湯西川」で「けんちんそば」をどうぞ。

「けんちんそば」。うどんもある

「道の駅 湯西川」の食事処。列車が着くと一気に満席になることもある

店舗データ

【道の駅 湯西川】
住所:栃木県日光市西川478-1
URL:http://www.michinoeki-yunishigawa.jp/
TEL:0288-78-1222
営業時間:売店9:00~17:00/お食事処11:00~15:00(飲み物は16:00まで)/温泉施設9:00~21:00(最終受付20:00)/足湯9:00 ~ 17:00