日光の歴史を楽しんだり、温泉やグルメを堪能しながら観光名所を巡る日光の観光情報誌

[2013年9月 更新]

その他の日光グルメ

東武日光駅前で「冷し生湯波そば」を食べて、「揚げゆばまんじゅう」を歩き食べ。地ビールを飲んだら、歴史あるホテルで「百年カレー」を食べて、チーズケーキ「ニルバーナ」をデザートに! 全5軒を紹介。

「チーズケーキ、デザートなど」明治の館

石造りの洋館レストラン「明治の館」。

蓄音機を日本に紹介したアメリカの貿易商の別荘を改造した石造りのモダンな建物で国の重要文化財として登録されている「明治の館」。
瀟洒な雰囲気のなか、明治時代から伝わる西洋料理を味わうことができる。

こちらで有名なスイーツが、手作りチーズケーキ「ニルバーナ」。
デンマークの最高級チーズを使い、手間と時間をかけて作られたシェフこだわりのチーズケーキだ。30年以上前から材料も作り方もいっさい変えていないという。
「ニルバーナ」は、仏教用語の「悟りを開いた境地」からその名がつけられた。そこからは作り手の真摯な熱意が感じられる。

「ニルバーナ」のほかにも、濃厚でクリーミーなヨーグルトやカスタードプリン、スコーン、アイスクリームバニラなど、 どこか懐かしい、いつまでも変わらない大人のスイーツをエレガントなムードのなか楽しむことができる。

明治の館のなかに店舗を構えるテイクアウトショップでは、「ニルバーナ」をはじめとしてケーキ、タルト、クッキーなどが揃っている。ギフトボックスもあるので、お土産にプレゼントすれば喜ばれること間違いなし。東武日光駅前にもテイクアウトできる「明治の館 ケーキ・ショップ 日光店」があり、同様の商品が購入可能。

「明治の館」はスイーツのほかにも、ビーフシチューやソーセージ、オリジナルワインもおすすめだ。

チーズケーキ「ニルバーナ」。繊細で上品な大人の味わい

店舗データ

住所:栃木県日光市山内2339-1
URL:http://www.meiji-yakata.com/
TEL:0288-53-3751
営業時間:11:30~19:30(ラストオーダー)

「揚げゆばまんじゅう」さかえや

元気なおばちゃんも人気の店

東武日光駅前にあるまんじゅう店「さかえや」は、昭和33年に創業し、以来50年以上、観光客だけでなく地元の人にも愛されるまんじゅう屋として人気が高い。店頭の、まんじゅうのせいろから出ている湯気が目印だ。

看板商品は、地元日光のゆばを使用した自家製「揚げゆばまんじゅう」(1個200円)。生地にゆばと豆乳が練り込んであり、衣をつけて植物油でカラっと揚げている。さくっとした衣と、まんじゅうの柔らかい食感が絶妙。餡の甘みと、まぶした自然塩のしょっぱさがとても合う。

「揚げゆばまんじゅう」のもととなった「ゆばまんじゅう」も見過ごせない。
厳選大豆からとれる豆乳とゆばを、まんじゅうの皮にたっぷり使っていて、こし餡とゆばのまろやかな味わいが楽しめる。
「揚げゆばまんじゅう」「ゆばまんじゅう」ともに、着色料・保存料・防腐剤はいっさい使っておらず、日光の大自然でろ過された良質な水を、餡はもちろんのこと、製造工程の全てに使用しているというこだわりだ。

テレビや雑誌などメディアにも多く取り上げられているため、「揚げゆばまんじゅう」「ゆばまんじゅう」を求めて行列ができることもしばしば。必ず立ち寄りたいお店のひとつだ。

「揚げゆばまんじゅう」。塩と餡の絶妙な相性。これが「さかえや」のオリジナル

店舗データ

住所:栃木県日光市松原町10-1
URL:http://nikkosakaeya.co.jp/shop/
TEL:0288-54-1528
営業時間:9:00~18:30

「地ビール、地酒各種」日野屋酒店

「日野屋酒店」では、店主自らが厳選した地ビール、地酒をはじめ、地焼酎やリキュール、栃木名産のいちごを使ったいちごワイン、いちごカクテルなどここでしか入手できないあらゆる酒が揃っており、呑兵衛を魅了する。

栃木県内の31の酒造と提携しており、店主が日本酒の仕込みも自ら手伝い、「米洗い」や「米蒸し」の作業を行うこともあるという。
天保13年より創業している「渡邊佐平商店(京屋本店)」のお酒はほとんど揃っている。なかでも日野屋酒店ほか、「朱の会」販売店の11店舗でしか入手できない貴重な古代米(赤米)を使ったにごり生酒「朱」は限定600本でシリアルナンバーが入っている。春季限定商品のため、一度買った人がその後まとめ買いに来ることもしばしばだとか。品切れの場合は来年に望みを繋ごう。

「渡邊佐平商店」の純米吟醸酒や、「片山酒造」の「柏盛」など、ベテラン杜氏が仕込んだこだわりの日本酒や焼酎の品揃えは日光市内でも一、二を争うといえる。

地ビールも各種揃っている。店主のおすすめは、「日光寒ざらし蕎麦ビール」で、蕎麦粉を入れた日光商工会議所企画の商品。無濾過でほんのり蕎麦の香りがする。もうひとつは「栃木マイクロブルワリー」で、こちらは以前日光で作られていた地ビール「日光ビール」の創業者が独立して作っているもの。ほかでは味わえないフルーティさが感じられる。
このふたつは日光のどこでも買えるというものではない。
もうひとつの「日光いろはビール」は香りのよいピルスナービールで、アルコール度数が7.6%と高く、奥日光天然水仕込み。すっきりとした味わいだ。

店頭にはベンチも用意されており、こだわり店主の酒の説明を聞きながらゆっくりと四季折々の日本酒やビールなどを堪能することもできる。

焼酎、日本酒、ビール、ワイン、リキュールと品揃え豊富

店舗データ

住所:栃木県日光市松原町270
TEL:0288-54-1561
営業時間:8:00~20:00

「冷し生湯波そば」旭屋食堂

具がたっぷりの「冷し生湯波そば」

創業は明治36年。「手打うどん・そば」や「ゆば料理」など地元ならではの料理をいただけるのが、「旭屋食堂」だ。1階が土産物屋で2階が食堂になっている。

日光の良質な水でつくった手打ちのそばにきざみゆば、山菜、厚焼き卵、トマトにきざみのりがたっぷり乗った「冷し生湯波そば」(1100円)はさっぱりとした味わい。具だくさんで嬉しい。
試行錯誤を重ね丁寧に仕上げられたこだわりのざるそばのつゆをかけていただく。

以前は「さらそば」という名で提供されていたが、名前が変わった。もし「冷し生湯波そば」がメニューになかったら、また違う名前に変わっているかもしれないので、「さらそばはなくなりましたか?」と聞いてみて。きっと変わったのは名前だけだろう。

ほかにも、きざみゆばを卵でとじた「ゆば玉丼」や、御飯の上に「さしみゆばあんかけ」を乗せた「ゆば御飯」、約10種類の具をゆばで包んで蒸し、油で揚げた和風春巻きが麺の上にのっている塩味の「ゆばラーメン」など、趣向をこらしたゆば料理が揃い、ゆば好きにはたまらない。
「豆乳ゆばラーメン」も人気だ。
お刺身ゆばは、売店で購入可能。

場所は東武日光駅の目の前。東武バスターミナルから「日光湯元温泉」や「華厳の滝」、「日光東照宮」、「中禅寺湖」など日光の観光名所へ行く際、待ち時間に立ち寄って小腹を満たすことができるのが嬉しい。

「冷し生湯波そば」

店舗データ

住所:栃木県日光市松原町10-2
TEL:0288-54-0674
営業時間:11:30~15:00(食堂。ただし、そばがなくなり次第終了)

「百年カレー、チーズロード」日光金谷ホテル

世界遺産・日光東照宮から徒歩15分。「日光金谷ホテル」は、明治6年創業以来、日本最古のクラシックリゾートホテルとして国内外の人々に親しまれてきた。

本館1階のコーヒーラウンジ「メイプルリーフ」で食べられるのが、金谷ホテル名物の「百年カレー」。
2003年に金谷ホテルの蔵のなかから発見された、大正時代のカレーのレシピを現料理長が再現したカレーだ。ビーフ、チキン、鴨の3種類から選ぶことができる。
やや甘みのあるまろやかなルーに肉のうまみが味わい豊かな一品だ。百年前の要人はこのレシピを食べてどのようなときを過ごしたのか。歴史の重みを感じながら食べるのも楽しい。
「日光金谷ホテル」と「中禅寺金谷ホテル」でしか食べることはできない。

金谷ホテルでは、メインダイニングで味わえる本格的なフランス料理など数々のグルメが魅力だが、「金谷のパン」も歴史あるグルメのひとつ。
日光金谷ホテル内のギフトショップでは「金谷ホテルベーカリー」が発売している多彩な種類のパンや「百年カレー」のレトルト商品「百年ライスカレー」などが売られている。
なかでも、大きくカットしたチーズ入りの「チーズロード」は、発売時から人気が高い。香ばしいチーズの塩味と丁寧に焼きあげられたパン生地の甘さがクセになる。筒状の生地なので見た目も愛らしく、お土産として購入する人が多い。スタッフによると、少し薄めにスライスして野菜やハムをはさんでいただくのもおすすめだとか。
「金谷ホテルベーカリー」の商品は、県内数カ所の取扱店で購入できる。

「100年カレー」はビーフ、チキン、鴨の3種類

店舗データ

住所:栃木県日光市上鉢石町1300
URL:http://www.kanayahotel.co.jp/nkh/
TEL:0288-54-0001

※「百年カレー」が食べられるレストラン「メイプルリーフ」は金谷ホテル(株)が運営、「チーズロード」は(株)金谷ホテルベーカリーが販売しています。