会津の歴史を楽しんだり、温泉やグルメを堪能しながら観光名所を巡る会津の観光情報誌

[2014年3月 更新]

山、湖、川に囲まれた自然首都、只見町を散策

只見町の観光スポットをいくつか紹介。山の麓の神社やダムで発展した町の歴史やブナと川について学べる施設など、見どころたっぷり。夏はブロッケン現象が見られるかも!?

「東武鉄道で只見へ」ということで毎年催行されて好評なバスツアーがあります。
会津鉄道の会津田島駅から只見へ、ひとり片道2000円。完全予約制。
詳しくは下記リンク先をご覧ください。

【只見町観光まちづくり協会】 ※平成26年度も催行予定です
http://www.tadami-net.com/access/bus-timetable.html

山、湖、川に囲まれた自然首都、只見町を散策

自然とダムの町、只見町を散策

駅でマップを入手。レンタサイクルを借りるもよし

自然首都といわれる只見町は市街地を少し離れると川と湖と山を散策できる。郷土料理をたっぷり食べるのもいいけれど、自然のなかを気持ちよくサイクリングしてみるのもいいのでは?
只見駅には「只見町観光まちづくり協会」の事務所がある。観光案内はもちろん、特産品も販売しているので、帰りに買うものをチェックしておいてもいいかもしれない。先に買っておくのもひとつの手か。
5月~11月の毎週日曜朝8:30から12:00には「ひんのめぇ市」という市を開催。駅前テントで地元の野菜や山菜などを販売している。
ここでレンタサイクルの貸し出しも行っている。1日100円だ。

駅の特産品販売「めっけーる」

駅の特産品販売「めっけーる」

産地直売市「ひんのめぇ市」

山と川に挟まれた自然首都、只見

山に向かって進み、ふたつの神社にお参り

駅から北西の方角、705mの要害山方向へ向かう。要害山宮の沢登山口の近くにあるのが滝神社だ。
1733年(享保18年)に創建された神社で、社殿には水を操るといわれる龍の彫り物があり、水神が祀られている。春は桜がみごとな彩りを加える。
ここから西へ向かうと三石神社の鳥居がある。ただし、鳥居をくぐってからは長い山道が続く。
約20分登ると社殿に到着。
ここは縁結びの神社として知られ、ご神体の大岩の穴にこよりで5円玉を結んで祈願するといいらしい。大杉に囲まれた参道にも、三石清水や一ノ岩、涙岩など、いくつかの参拝ポイントがあるのでチェックしておこう。
ただし、山道なのでマムシやスズメバチ、クマにも注意が必要とのこと。

「滝神社」

「滝神社」

「三石神社」の鳥居。ここから山道を登っていく
ご神体の大岩にこよりで結ばれた5円玉
見晴らしのいいベンチから市街を望む
縁結びの御利益がある三石清水
頭がよくなるという御利益がある一ノ岩

只見ダムから寝観音を拝み、食事タイム

駅近くを走る252号線を南西方向へ約2.5kmほど行くと、只見湖に辿り着ける。只見ダムは1989年(平成元年)に竣工。湖畔に石伏公園などを整備している。
只見湖の奥には田子倉湖ダムが確認でき、その背後には大きく猿倉岳と横山が広がっている。この山並みはまるで観音様が横になっているように見えることから寝観音とも呼ばれている。思わず手を合わせてしまいたくなる景観だ。
只見湖の近くには売店と食事処がある「歳時記念館」がある。只見産蕎麦粉を使用した十割蕎麦が人気だ。食堂のテラスから只見湖が望める。
またダムの町らしく、町内にある4カ所の水力発電の仕組みを詳しく紹介している「J-POWER只見展示館」もある。動く模型で楽しく学べるのが特徴だ。また、マニアにとっては見逃せない田子倉ダムカードもここで配布している。

只見湖と寝観音

只見湖と寝観音

「J-POWER只見展示館」
「歳時記念館」

自然を学ぶミュージアムと、夏のブロッケン現象

只見川沿いを北上すると町下橋があり、この近くには「ただみ・ブナと川のミュージアム」がある。
ここでは町内の自然について詳しく解説している。ジオラマや標本、ミニシアターなど、さまざまな形でわかりやすく紹介していて、企画展示や講座を開催していることもある。
そして町下橋では7~8月に珍しいものが見られる。
ブロッケン現象だ。
これは高山などで雲や霧に人影が映り、そこに虹色の輪が現れる現象で、その昔はご来迎といい、阿弥陀如来が姿を現したと信じられていたという。
夏の朝6時から8時ごろ、天候などの条件が揃ったら見られるらしい。一見の価値はありだ。

橋から見ることができるブロッケン現象

橋から見ることができるブロッケン現象

「ただみ・ブナと川のミュージアム」
「昭和漫画館 青虫」。古書漫画1万5千冊を閲覧できる