会津の歴史を楽しんだり、温泉やグルメを堪能しながら観光名所を巡る会津の観光情報誌

[2014年1月 更新]

スノーパル23:55で行く、南会津のスキー場

浅草駅を23:55に出発する専用夜行列車「スノーパル23:55」で行く南会津のスキー場を紹介。会津田島駅が最寄りの「だいくらスキー場」と会津高原尾瀬口駅から行く「たかつえスキー場」。もちろん「スノーパル23:55」情報もたっぷり。

スノーパル23:55で行く、南会津のスキー場イメージ

「スノーパル23:55」でゲレンデいちばん乗り

朝いちばんにスキーが滑れる特別列車で雪山へ

南会津のスキー場、「たかつえスキー場」と「だいくらスキー場」は会津鉄道の会津高原尾瀬口駅と会津田島駅が最寄り。浅草から朝早めに出発しても到着は昼前になる。
しかし、東武鉄道ではスキー・スノーボードの専用夜行列車「スノーパル23:55」を運行。これに乗るとどちらのスキー場にも朝早く到着できる。
夜出発して朝には銀世界に降り立てるのだ。

毎年12月下旬から3月末までが運行予定期間で、金曜日と土曜日の夜に浅草駅を出発する便が多い。
その名のとおり23:55に浅草駅を出て、5:18に会津鉄道の会津高原尾瀬口駅に到着。
そこから連絡バスで「たかつえスキー場」と「だいくらスキー場」へと向かう。
「たかつえスキー場」には6:40ごろ、「だいくらスキー場」には7:00ごろ到着予定。レストランも営業しているのでまずは腹ごしらえをするのがいいかもしれない。

専用夜行列車スノーパル23:55

料金設定、乗車可能駅をチェック

車内設備は、フットレストつき回転クロスシート、壁面収納テーブル、背面収納テーブル、2車両に和式トイレ、2車両に自動販売機、全席ブランケットとスリッパつきとなる。
夜行列車なので、午前1時に室内灯は消灯される(常夜灯のみ点灯)。車内で寝ることになるのだが、女性グループには嬉しい女性専用車両も用意されている。
基本的なプランで、「たかつえスキー場」利用は7800円、「だいくらスキー場」利用は8300円。
乗車駅と出発時間は、浅草駅23:55~北千住駅0:10~新越谷駅0:25~春日部駅0:40となっている。
ツアープランはいくつかあるので、以下問い合わせ先に相談してみるのがいいだろう。

【スノーパル23:55ツアープランに関する問い合わせ先】
TEL:03-5904-5292(東武トラベル電話予約センター)
9:30~20:00(平日)、9:30~18:00(土日祝日)

【スノーパル23:55列車運行に関する問い合わせ先】
TEL:03-5962-0102(東武鉄道お客さまセンター)
8:30~19:00

到着するのは会津高原尾瀬口駅

「スノーパル23:55」で行く「たかつえスキー場」

多彩なゲレンデと豊富なメニューの食事

南会津エリアの雪質は水分量が非常に少なくさらさらで、スキーやスノーボードに最適なパウダースノー。
「たかつえスキー場」はファミリーから上級者までが楽しめる多彩なゲレンデコースが用意されている。その数なんと15種以上で、初心者向けのニューパークもある。
第6リフトで行く山頂からは、絶景の大パノラマが望める。

多彩なゲレンデのほかに、「たかつえスキー場」の特徴のひとつとして挙げられるのが食事メニューだ。
スノーパル23:55から連絡したバスがまず到着するのが、「スキーセンター スペーシア」。そこには「レストラン オーロラ」があり、朝食が食べられる。メニューはプランに組み込まれているのだが、ランチはそれぞれが自由に選ぶことができる。
そのメニューは、「会津ソースカツ丼セット」「会津じゅうねん担々麺」「焼きチーズカレーグラタン」「フィットチーネランチ」「ナポリ風デミグラスソースチーズハンバーグセット」など、とても豊富。
オーダーするとすぐに出てきて、サッと食べられるような軽食ばかりではなく、10分程度時間がかかってもしっかりボリュームがあっておいしいものを提供するようにしているのだ。

「たかつえスキー場」にはこの「レストラン オーロラ」以外にも中腹のレストラン「ラネージュ」もある。さらにその少し上には、暖炉がある大きな休憩スペース「カフェテリアハイランド」もあり、そちらでもしっかりと食事がとれるのだ。

ゲレンデからの絶景

2日間楽しむためにしっかり疲れをとろう

1日たっぷり滑っておいしいものも食べて、翌日もまだまだ楽しむ場合は、「会津アストリアホテル」「会津高原ホテル」「会津アストリアロッジ」「たかつえペンション」を利用する宿泊プランもある。

「会津アストリアホテル」では、大浴場でゆっくりと体を休めることもできるし、スノーパル23:55を利用している場合は隣接する施設「白樺の湯」が無料になるという特典がつく場合もある(要確認)。
特典がつかない場合でも一般宿泊者の利用は500円なので、ぜひ利用することをおすすめする。気持ちのいい温泉で疲れをとって、翌日の滑りのために体力を回復しておこう。

「会津アストリアホテル」

お土産は電車に乗る直前に買える

「たかつえスキー場」で楽しむ場合に利用することになる会津鉄道の会津高原尾瀬口駅には、土産物屋や食事処がある「憩の家」がある。帰りはここでお土産を買う人が多い。
買い物などの割引が特典として用意されることもある(要確認)。

南会津郡の特産品である南郷産トマトを使ったさまざまな加工品も売られている。
「トマトゼリー」という商品もあり、トマト味ではあるのだが、時期によってはとても甘くなるという。
ほかにもトマトを使った商品が揃っているので、要チェック!

「憩の家」

「スノーパル23:55」で行く「だいくらスキー場」

2012年に30周年を迎えたスキー場へGO!

2012年のシーズンで30周年を迎えた「だいくらスキー場」には、バラエティに富んだ11のコースが用意されている。
ビギナーでも十分に楽しめるし、スキーやスノーボードのスクールも行われている。もちろん上級者でも満足できるゲレンデもある。
大小さまざまなキッカーやレールなどのアイテムがあるフリーライドパークと、小さな子どもたちが楽しめる遊具が揃った台ちゃんパークというふたつのパークも人気が高い。
オリジナルイベントも積極的に開催していて、特典獲得も楽しみのひとつだ。

会津名物のソースカツ丼を食べて、ゲレンデへ!

宿泊してたっぷり滑りつくそう

「だいくらスキー場」にはセンターハウスとふたつのロッジがあり、そこで食事ができる。
会津若松の名物「ソースカツ丼」や卵でとじた普通の「カツ丼」、「チャーシュー麺」「カレーライス」「チャーハン」、うどんやそば類などのメニューが揃っている。

「だいくらスキー場」を2日間以上にわたって楽しむなら、「会津高原リゾートイン台鞍」での宿泊がおすすめ。プランの相談をしてみよう。

「ソースカツ丼」(950円)

温泉に浸かってから帰るのもいい

スキー、スノーボードをたっぷり楽しんだら、会津鉄道で会津若松方面へ足を伸ばしてみるのも楽しいかもしれない。
湯野上温泉駅や芦ノ牧温泉駅は、その名のとおり温泉宿がたくさんあり、日帰り温泉入浴ができるところもたくさんある。

湯野上温泉駅からは江戸時代の町並みのような茅葺き屋根の家が並ぶ「大内宿」にも行ける。ネギ1本を使って食べる「ねぎそば」をご賞味あれ。ただし雪が積もっている時季は閉めている店も多いので注意。

芦ノ牧温泉駅には名誉駅長の猫「ばす」がいるし、駅前には手打ちラーメンや自家製餃子がおいしい「牛乳屋食堂」がある。

満腹になって幸せ気分で東武特急スペーシアへの連絡をめざそう。

会津鉄道の湯野上温泉駅。茅葺き屋根の駅舎なのだが、雪が隠している