会津の歴史を楽しんだり、温泉やグルメを堪能しながら観光名所を巡る会津の観光情報誌

[2013年8月 更新]

尾瀬国立公園の尾瀬沼を1周

福島県、新潟県、群馬県、栃木県に属する尾瀬国立公園。そのなかの尾瀬沼へは、南会津檜枝岐村からのバス便が便利。沼山峠を越えたら、「尾瀬沼」1周観光にチャレンジしよう!

尾瀬国立公園の尾瀬沼イメージ

檜枝岐村からバスで約60分。尾瀬国立公園へ

ハイキング初心者から上級者までが楽しめる幅広い人気の尾瀬沼は、福島、新潟、群馬、栃木の4県に接している尾瀬国立公園のなかにある。檜枝岐村からは会津バスで60分弱。途中の山あいには迫力あるブナの原生林、ブナ平が見られる。上りの際には進行方向に向かって左側の席に座ることをおススメする。
尾瀬沼は標高1400~1700mで、本州では最大の高層湿原であり、四季折々で表情を変える壮大な自然が楽しめる日本有数の景勝地だ。長きにわたり多くの人を惹きつけている。

尾瀬沼

七入から御池を越えて沼山峠へ
尾瀬沼1周は約3時間の高地ハイキング

峠を越えれば広々とした大江湿原に

バスは御池を経由する。御池は一般車が来られる最終地点なので、ここからバスを利用する人もいて、乗客が増える。
バスが到着する最終地点の沼山峠は標高1700m。ここからのスタートとなる。バス停近くに尾瀬沼へ向かう登り口があるのだが、まずはある程度この標高に身体を慣らしてからスタートしよう。
尾瀬沼の周囲はほとんど平地だが、峠越えもあるし、やはり半袖短パン姿で行くのは避けたほうがいいだろう。
スタートして約40分、峠を越えたところで大江湿原に出る。
それまでの林の中とは一変、視界が大きく開けて木道が遥か前方へと伸びている。
まさに尾瀬の風景だ。
木道から離れた森ではさまざまな鳥たちが気持ちよさそうにさえずっている。前後左右からうぐいすの声が、遠くからはカッコーの鳴き声が響く。湿地からは蛙の合唱も聞こえる。
植物は時期によって咲いている種類が変わってくる。ミズバショウやニッコウキスゲ、ワタスゲ、ゼンマイなどが足元に咲き誇る。
しばらくすると尾瀬沼が現れ、右手には燧ヶ岳(ひうちがたけ)が見えてくる。
ちなみに燧ヶ岳には御池からも登ることができる。

尾瀬沼の手前から燧ヶ岳を望む

尾瀬沼の木道を歩く

大江湿原を越えると「尾瀬沼ビジターセンター」に到着。
ここでは尾瀬の植物やさまざまな生き物についての解説などが展示されている。さまざまな種類の花が咲く時期や鳥の名前、鳴き声も知ることができるし、テンやオコジョの糞なども見られる。初めて来た人は立ち寄ったほうがいい。
ビジターセンターの前からも燧ヶ岳がよく見えるが、さらに木道を進むとビューポイントがある。足元ではなく景色を楽しみながら歩いていこう。

約3時間かけて尾瀬沼1周を達成したら、バス停に戻るためにまた峠を越えなければならないことを忘れずに。
水分補給をしっかりしながら自然観賞ハイキングを楽しもう。

尾瀬沼と燧ヶ岳。ビュースポット