会津の歴史を楽しんだり、温泉やグルメを堪能しながら観光名所を巡る会津の観光情報誌

[2014年1月 更新]

南会津町の4つの酒造所を紹介

南会津町田島には「開当男山酒造」「国権酒造」「会津酒造」「花泉酒造」という4つの酒蔵がある。会津の名水などを使用し、ほかにも自然の恵みをたっぷりと採り入れた醸造法で、いずれも長い歴史に裏打ちされた自信作をいくつも世に送り出している。

南会津町の4つの酒造所を紹介イメージ

お土産・ショッピング

「南会津の地酒」

南会津町田島には4つの酒蔵がある。
「開当男山酒造」「国権酒造」「会津酒造」「花泉酒造」。
会津の名水などを使用し、ほかにも自然の恵みをたっぷりと採り入れた醸造法で、いずれも長い歴史に裏打ちされた自信作をいくつも世に送り出している。
名杜氏が造るさまざまな銘柄のお酒は、地元の多くの人たちに愛されているし、県外の日本酒愛好家からの人気も高い。
なによりも大量生産を目指すのではなく、「いい酒、うまい酒」を作ることを目標としている情熱溢れる酒蔵ばかりというのが南会津の酒蔵の特徴だ。

各酒蔵の銘酒は、地元の酒屋さんや道の駅などでも買うことができる。また、会津田島駅のショップにもそれぞれの代表的な銘柄が並んでいる。電車の旅のお土産としては乗車直前に買えるので便利だ。

各酒蔵がさまざまな銘柄を発売している。好みのものを探そう

会津田島駅のショップでもいろいろ売られている

各酒造所のワンカップセットもあり

「会津酒造」

もっとも古い歴史を持つ酒蔵。米本来のうま味が感じられる

それぞれの酒蔵を簡単に紹介していこう。

栃木県境に近い旧田島町で創業した「会津酒造」は元禄年間から300年以上の歴史を持つ。
江戸時代から残る土蔵は、長期低温発酵に最適な環境となっていて、無添加で米本来のうま味を生かした酒を生み出している。
ミネラルが多く含まれている100%地下水を使用。
口当たりのいい丸みのある味に特徴がある。
「凜ひやおろし(原酒)」「あらばしり吟醸生酒」など人気の銘柄は完売することもしばしば。

純米吟醸 会津。穏やかな香りでバランスのとれた味わい

純米酒 会津。南会津産米「夢の香」を使用。お燗でも冷やでもおいしい

純米大吟醸 会津。「山田錦」100%使用。落ち着いた吟醸香がほどよい。米のうま味を最大限に引き出したコクのある味わい

本醸造辛口

「会津酒造」
住所:福島県南会津郡南会津町永田字穴沢603
URL:http://www.kinmon.aizu.or.jp/

「開当男山酒造」

代々伝えられた力と技で生み出される多彩な味

1716年(享保元年)に創業し、以来300年以上にわたって独自の酒造りに取り組んできた歴史ある酒蔵「開当男山酒造」。
銘柄、「開当」は創始者の3代目渡部開当(はるまさ)さんの名前からとられている。以来14代、雪国の特性を生かした酒造りを行っている。
日本新酒鑑評会では2003年、2004年、2006年、2009年に金賞を受賞している。

最低気温がマイナス20度にもなり、清らかな雪解け水によって醸される銘酒の数々は地元出身の蔵人全員が丁寧に、日々緊張感をもって造りだしているもの。
深みのある味が多彩なのは、さまざまな人の好みに応えられるように、幅広い品揃えを目指しているから。

辛口

「開当男山 大吟醸」

純米吟醸

丁寧な酒造りで幅広い品揃え

春の蔵

酒蔵のタンク

この雪深さがいい酒を造る。
「開当男山酒造」
住所:福島県南会津郡南会津町中荒井字久宝居785
URL:http://otokoyama.jp/

「花泉酒造」

もち米を使った四段仕込みで引き出す深い味わい

「花泉酒造」は、戦中までは岩手の南部杜氏だったが、戦後は地元の杜氏、地元の蔵人で酒造りに励んでいる。

蒸米と麹と水を合わせる「仕込み」と呼ばれる作業を3回行うのが「三段仕込み」。その三段仕込みのあと、さらにもち米を使った4回目の仕込みを行う「四段仕込み」を、すべての銘柄で行っている。
高価なもち米だが、それをあえて仕込みに使用することで味に深みとうま味が出るという。

酒造りに大切な「米」と「水」は、全量地元会津産米と裏山の湧き水、名水高清水(林野庁認定水源の森百選)を使用。柔らかく透き通った甘味と、もち米四段仕込みのコクとうま味が大きな特徴となっている。
そんな素材や技術へのこだわりはもちろんだが、「花泉酒造」では人の「和」も大切な要素と考えている。それが優しいお酒を生み出しているともいえるだろう。

「ロ万(ろまん)」

辛口。このラベルは近々変更されるかもしれない

特別純米酒

丁寧な仕事

「花泉酒造」
住所:福島県南会津郡南会津町界字中田646-1
URL:http://www.hanaizumi.ne.jp/top.html

「国権酒造」

全国新酒鑑評会金賞受賞歴は、福島県内で最多

「国権酒造」。
1877年(明治10年)創立。
南部杜氏の佐藤吉宏氏による大吟醸「国権」は、全国新酒鑑評会で数多くの金賞を受賞。
「国権酒造」の金賞受賞回数は福島県内で最多を誇っている。
また、福島県で開発された酵母を用いた純米大吟醸「一吉」は、県新酒鑑評会純米酒の部で県知事賞を受賞している。

標高500mの奥会津、奥羽山脈から湧き出た井戸水と、酒造好適米の「山田錦」や「美山錦」を使用。優美な香りと、とても日本酒らしい味わいの両面を持っているのが特徴。

辛口

「国権酒造」
住所:福島県南会津郡南会津町田島字上町甲4037
URL:http://www.kokken.co.jp/index.html

スポットデータ

【会津田島ステーションプラザ内 会津高原夢開発】
住所:福島県南会津郡南会津町田島字西番場甲358-3