会津の歴史を楽しんだり、温泉やグルメを堪能しながら観光名所を巡る会津の観光情報誌

[2013年11月 更新]

「会津慶山焼」は日常使いにどうぞ

会津若松で唯一の窯元「会津慶山焼」は青や紫の独特な色合いが特徴。飾るよりも日常使いに買っていく人が多いという。手びねり体験なども行っている。

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「会津慶山焼」

会津若松市の唯一の窯元。
1592年(文禄元年)に会津藩主の蒲生氏郷(がもううじさと)が、現在の鶴ヶ城である当時の黒川城の屋根瓦製造のために備前の唐津から陶工を呼び寄せ、ここ慶山の地で焼かせたのが起源となっている。
その後、1861年以降に窯場は繁栄し、さらに茶道の隆盛によって茶器を多数生み出すようになった。以後、庶民の生活に欠かせない日常使いの器作りが中心となっていった。

時を重ね窯元の閉鎖などを経て、会津慶山焼は1974年(昭和49年)に復活。
昔ながらのロクロや手びねり、タタラ作りで制作。釉(ゆう)はケヤキやモミを燃やした灰を使って、紫や青の独特な色を出す、伝統的な技法を継承している。

店内では皿からお茶のセット、酒器、椀など、たくさんの作品が陳列・販売されている。
お土産として買っていく人もいるが、どちらかというと日常使いで買いに来る人が多いという。それは決して市内の人の来店が多いということではない。県外から来て、「この間はティーカップを買ったから、今回はお椀を買いに来ました」という人がたくさんいるということらしい。
陶主としても、飾られるよりも使われるほうが嬉しいと感じているとのこと。
もちろん、大切な人に使ってほしいと思ってお土産に購入するのもいいだろう。
さまざまな用途に応じた、多彩で色合いも形も素晴らしい陶器が揃っているので、ゆっくり見ながら気に入ったものを探してほしい。

気軽に焼き物に触れて、楽しんでほしいという思いもあり、手びねり体験や絵付け体験なども行っている。小学生の修学旅行での陶芸体験なども対応している。そのための工芸館もある。
販売所の隣が工房になっているので、体験をしなくても制作工程を見ることができる。

この独特な青が慶山焼の特徴

「会津慶山焼」窯元 香山

紫も綺麗に出ている

職人の手仕事も見られる

スポットデータ

【会津慶山焼】
住所:福島県会津若松市東山町石山天寧67
URL:http://www.keizanyaki.com/
TEL:0242-26-2507
営業時間:9:00~18:00