東西南北中央で分かれる会津17市町村
今回は南会津エリアを紹介
冬はスキー場が大賑わいの南会津町
廃藩置県では当初、会津藩が置かれた場所は若松県とされたが、その後合併を経て福島県となった。
会津17市町村のなかで「南会津」エリアに分類されるのが、南会津町、檜枝岐村、下郷町、只見町の4市町村だ。
南会津町は田島町、舘岩村、伊南村、南郷村が合併して2006年に誕生。
会津鉄道会津線は会津高原尾瀬口駅から会津長野駅までが含まれる。会津高原だいくらスキー場や会津高原たかつえスキー場があり、冬季はウインタースポーツを楽しむ老若男女がたくさん訪れる。
B級グルメとしても知られているソースカツ丼も名物のひとつだ。
温泉や観光地が多い下郷町と檜枝岐村
会津鉄道会津線の養鱒公園駅から湯野上温泉駅までを含むのが、下郷町。
湯野上温泉という温泉町と塔のへつりや大内宿といった観光スポットがある。いずれも古い歴史を誇る観光地で、悠久の自然を感じることができる。
会津高原尾瀬口駅から会津バスで向かうのが檜枝岐村。狩りやそば作りなどで自給自足をして暮らしてきた人々の村だ。昔から受け継がれてきた山人(やもうど)料理が郷土料理として残っている。
尾瀬沼への玄関口ともなっており、おもに登山やハイキング目的で訪れる人が多い。村内にはミニ尾瀬公園などの観光スポットもある。