会津の歴史を楽しんだり、温泉やグルメを堪能しながら観光名所を巡る会津の観光情報誌

[2014年3月 更新]

ブナの原生林に触れる

「自然首都」をキャッチフレーズにする只見町には、文字通り豊富な自然があふれている。その代表格であり、国内随一ともいわれるブナの原生林を紹介。

「東武鉄道で只見へ」ということで毎年催行されて好評なバスツアーがあります。
会津鉄道の会津田島駅から只見へ、ひとり片道2000円。完全予約制。
詳しくは下記リンク先をご覧ください。

【只見町観光まちづくり協会】 ※平成26年度も催行予定です
http://www.tadami-net.com/access/bus-timetable.html

ブナの原生林に触れる

会津観光スポット

「ブナの原生林」

南会津郡只見町は、1年の半分以上を雪とともに暮らす豪雪地だ。人々の暮らしはもちろんだが、自然界もまた、雪深い環境でも生き抜けるものたちが生息している。

その代表といえるのがブナだ。只見町は、面積747.53平方キロメートルのおよそ94%が山林で、雪崩によって荒々しく削られた岩山と、ブナを中心とした原生林で構成される。
ブナの原生林には、たくさんの植物、そして動物や昆虫たちが自生する。手つかずであることとその広大さで国内随一といわれる只見町のブナ林は、自然の営みや雄大さを感じさせてくれる貴重な場所だ。季節や気候、体力に合わせてスポットが選べるところも、この町の自然の奥行きの深さゆえといえるだろう。

冬季に訪れた人や、原生林までは足を伸ばせない人におすすめなのが、「ただみ・ブナと川のミュージアム」だ。ブナの原生林をはじめ、只見町の自然の特色や歴史がわかるジオラマがあり、まるで原生林を歩いているかのような気分が味わえる。本物の原生林を歩く前の予習にもいいだろう。

ブナの木

ブナの木

「ただみ・ブナと川のミュージアム」

「ただみ・ブナと川のミュージアム」

田子倉湖とブナの新緑

田子倉湖とブナの新緑

貴重な原生林を「望む」「歩く」スポット

原生林は見届けたいが、足腰に自信がない人におすすめなのが、「六十里越雪わり街道・ブナの森」。「六十里越雪割わり街道」とも呼ばれている国道252号沿いの田子倉レークビュー周辺から一面のブナ林望める。雪によって浸食された雄々しい山々にブナ林が広がる光景は、息を呑むほど壮観だ。

原生林を歩いてみたいという人には、只見駅からおよそ28km、車で約35分の「恵みの森」がおすすめ。林野庁指定の郷土の森としては国内最大級で、緑あふれる清々しい森林浴から沢登りまで楽しめる。近くには、山村暮らしを体験できる施設「森林(もり)の分校ふざわ」があり、宿泊もできる。
同じく「森林の分校ふざわ」のほど近くにあるのが「癒しの森」。ゆるやかな尾根沿いに広がるブナ林が見ものだ。
「恵みの森」「癒しの森」いずれも、迷いやすくもあるので、森林を知り尽くした地元ガイドと同行することをおすすめする。

当然のことだが、貴重な原生林に入るときは、自然に対する謙虚さと敬愛を忘れずに、マナーを守った行動をしよう。それがブナの原生林を後世に残していくことにも繋がるのだ。

大滝沢流域に広がる天然林に目を奪われる「恵みの森」

大滝沢流域に広がる天然林に目を奪われる「恵みの森」

「癒しの森」は、比較的歩きやすいコースだ。5月上旬は残雪と新緑が楽しめる

「癒しの森」は、比較的歩きやすいコースだ。5月上旬は残雪と新緑が楽しめる

廃校となった小学校を活用した体験宿泊施設「森林(もり)の分校ふざわ」では、田植えや炭焼きなども体験できる

廃校となった小学校を活用した体験宿泊施設「森林(もり)の分校ふざわ」では、田植えや炭焼きなども体験できる

スポットデータ

ただみ・ブナと川のミュージアム

【ただみ・ブナと川のミュージアム】
住所:福島県南会津郡只見町只見町下2590
TEL:0241-72-8355