会津の歴史を楽しんだり、温泉やグルメを堪能しながら観光名所を巡る会津の観光情報誌

[2014年1月 更新]

会津田島駅近くの「会津田島祇園会館」

福島県南会津郡南会津町田島で行われる「田島祇園祭」を、3日間の祭り開催期間以外でも年間通して多くの人に雰囲気や魅力を紹介できるように誕生した展示館。地形模型や子ども歌舞伎の大屋台、ジオラマコーナー、レストランなどがある。

会津田島駅近くの「会津田島祇園会館」

会津観光スポット

「会津田島祇園会館」

福島県南会津郡南会津町田島で行われる「田島祇園祭」は、誕生から800年以上の歴史と伝統を誇る国指定重要無形民俗文化財の祭りだ。
もともと祇園信仰は疫病から守ってもらう祈りを捧げる信仰だが、長い歴史のなかで受け継がれる礼式があると同時に、変遷してきた祭礼の形もある。

現在は毎年7月22日から3日間のみ開催される祭りで、子ども歌舞伎を上演する大屋台と豪華絢爛な七行器(ななほかい)行列などが祭りの中心として観光客や地元の人の注目を集めている。
子ども歌舞伎は江戸時代から明治初期にかけて上演されてきたが、学制の制定などによって禁止されてしまった。それが1994年(平成6年)に約120年振りに復活。現在は県内外での公演も行うほど、全国的に知名度の高い郷土芸能の代表となった。
七行器行列は、氏子から神前にお供え物を献上するもので、子どもたちや袴姿の男性、花嫁姿の女性の行列によって献上される。別名「花嫁行列」とも呼ばれている。
40名以上の花嫁姿の女性は、まさに絢爛豪華。多くの人がカメラを向ける。

「会津田島祇園会館」

お土産も売られている

冬は雪景色を見ながら食事を

田島祇園祭がよくわかる展示コーナー

「会津田島祇園会館」は、3日間の祭り開催期間以外でも年間通して多くの人に田島祇園祭の雰囲気や魅力を紹介できるように誕生した展示館。
地形模型や子ども歌舞伎の大屋台、ジオラマコーナー、レストランなどがある。

約9割が山岳林野で占められている田島地方の様子がよくわかる地形模型や物産品民芸品が売られる売店、会津田島の郷土料理と地元食材を使った里山バイキングが人気のレストランコーナーのほか、有料で見学できる展示室がある。
展示室には七行器行列を再現した等身大の人形や原寸大の大屋台、模型や実写映像とナレーションで会津田島祇園祭を解説するジオラマコーナー、七行器や神楽面などの文化遺産などが展示されている。

ゆっくりひとまわりして、食事を楽しもう。

展示コーナー。七行器行列

七行器行列の花嫁姿

大屋台

大屋台で行われる子ども歌舞伎も人形で再現

貴重な衣装も展示されている

昔の歌舞伎台本も貴重な資料

会津田島で育った漫画家、富永一朗さんの作品も展示されている

スポットデータ

【会津田島祇園会館】
住所:福島県南会津郡南会津町田島字大坪30-1
URL:http://gionkaikan.biz-web.jp/
TEL:0241-62-5557