会津の歴史を楽しんだり、温泉やグルメを堪能しながら観光名所を巡る会津の観光情報誌

[2013年12月 更新]

記事で紹介したグルメスポット

会津のグルメレポート「南会津の郷土料理「くじら汁」「しんごろう」など」で堪能してきた名店をご紹介。会津ならではのグルメを楽しんでください。

「古民家れすとらん 山王茶屋」

会津鉄道会津線の会津山村道場駅から約1km、徒歩約15分の場所にある茅葺き屋根の古民家が、「古民家れすとらん 山王茶屋」。
引き戸を開けて入ると土間には大きな釜があり、囲炉裏に火が灯っている。その奥が床の間がある客室となっている。
客室の周りはグルリと回り廊下になっていて、夏は雨戸を開け放してとても気持ちがいい。

「山王茶屋」は1617年(元和3年)に南山通り(下野街道)の山王峠入口に建てられた。旅人が休んでいく茶屋だ。もともとその場所は原野で、旅人にとってはつらい道だったが、茶屋ができてとても助かったようだ。
だが1868年(慶応4年)、会津の悲しい歴史である戊辰戦争によって山王茶屋は焼失してしまった。
ところが翌年、場所を変えて焼ける前とまったく同じ間取りで再建。それが現在の「古民家れすとらん 山王茶屋」だ。

一般旅客の入口とは別に武士階級専用玄関「乗り込み玄関(のっこみともいう)」があり、このような本陣形式を備えた宿駅は、南山通りでこの「山王茶屋」だけが残されているという。重要な文化遺産だ。

「古民家れすとらん 山王茶屋」

会津山村道場駅。奥に見えるのがホーム

入口すぐにお勝手、そして囲炉裏

人気の「茶屋御膳」

客室

回り廊下。冬は雨戸も閉め切る

冬は雪深い地域だ

店舗データ

【古民家れすとらん 山王茶屋】
住所:福島県南会津郡南会津町糸沢字西沢山3692-20
URL:http://sayurinosato.co.jp/sanno/
TEL:0241-66-3888